SATANIC CARNIVAL 2024出演バンドを全て紹介する!【EVIL STAGE編】

当ブログが愛してやまないフェス、SATANIC CARNIVAL。

今年、2024は開催から10周年を迎えるということで、原点である1day開催に逆戻り、ではなく、2日間に渡って繰り広げられていた熱狂の濃度をぐぐっと濃いものに凝縮をしたため、規模が小さくなった、ではなく、濃度が濃くなった、というのが、正しい言い方になるはず。

 

そんな今年のサタニックは、オープニングアクトを含め、全28バンドが出演することが確定しております。

28バンドというのは、日本全国フェスは色々ありますが、25アーティストが出れば、フェスとしては多い方になるため、そういった意味では、この28バンドというのは、他と比較すると、中々多い方かもしれません。

 

ただ、28バンド出ますが、サタニックは富士急ハイランドで開催をした2年間は3ステージありましたが、幕張メッセで開催をする場合、ステージはメインステージである【SATAN STAGE】・サブステージの【EVIL STAGE】の2つだけ、というのは、初年度から全く変わっておりません。

察しの良い方はここまで書いておわかりになっていただけたとは思います。

 

今年も幕張メッセ・2ステージ・そして、28バンド出演する。

結論から申し上げましょう。

 

今年のサタニックは、メインステージであるSATAN STAGEには12バンド・サブステージであるEVIL STAGEには16バンドが出演します。

 

一目見てわかると思いますが、誰がどう見たって、やりすぎ・詰め込め過ぎ、というタイムテーブルになっています。

もう一度言います。2日間ではないです。たった1日で、これです。

 

そのため、主催者であるI.S.O氏がアーティストも発表されていない段階から、ドMのライブ中毒にはたまらない、と公言していたように、朝から晩まで、みっちみちにバンドが詰め込まれ、いい言い方をすればたまらない・悪く言えば、キツイ。そんなタイムテーブルとなっています。

 

で、筆者も本当に久しぶりにサタニックに参加する予定なので、楽しみにしているのはそうなのですが、実は当ブログは有難いことに、その昔、サタニックについて書いた記事を投稿したところ、SATANIC公式Xにいいねをされたことがあり、最初は何かの間違いかと思ったのですが、未だに、残っています。
これは嘘ではないですし、気になる方は、SATANIC ENT.と調べ、いいね欄を遡っていただければと思います。

 

加えて、かなり久しぶりにサタニックに参加するため、せっかくなら自分がやれる方法で応援をしたい、と考えたところ、じゃあ文字を使ってアーティストを紹介するしかないなと思ったわけなのですが、最初は何バンドかピックアップしようと思ったのですが・・・途中からそれ自体を考えるのが面倒くさくなり、だったら全部書いた方が早い、と結論付けたため、全バンド紹介をさせていただきます。

 

こちらの記事では、サブステージであるEVIL STAGEに出るバンドを紹介させていただきます。

併せて、出演時間も書いておきますので、気になった方で当日来場される方の参考になれば幸いです。

SATANIC CARNIVAL 2024出演バンドを全て紹介する!【SATAN STAGE編】

尚、メインステージであるSATAN STAGEに登場するバンドについては、以下の記事に書いておりますので、よろしければ以下のリンクよりご覧になってみてください。

SATANIC CARNIVAL 2024出演バンド【EVIL STAGE編】

WHISPER OUT LOUD(10:30~)

今年のサタニックのオープニングアクトを任されたのは、シーンにまた新たに現れた超新星、WHISPER OUT LOUD。

そのサウンドは、非常にオルタナティブであり、かつ、デジタルなダンサブルナンバーが中心であり、これまでのサタニックのオープニングアクトから考えると、かなり異質なサウンドとなっています。

そのため、NOISEMAKERやSurvive Said The Prophetが好きな方ならば、この雰囲気は非常に好みだという方は多いかもしれません。

PVからも感じますが、非常にスマートな印象を受け、これまで出演したどのオープニングアクトともまた違う色を放っており、オープニングアクトと銘打っているものの、メインアクトと言っても差支えないほど、筆者的にも注目しているバンドの一つです。


WHISPER OUT LOUD公式配信

OVER ARM THROW(11:00~)

メロディックパンクの雄、OVER ARM THROWがEVIL STAGEでのトップバッター。そんなもん、楽しいに決まってる。と、ワクワクされている方も多いはず。

去年、20周年記念ライブを横浜Bay Hallで行い、そのチケットの販売方法は、メール予約のみという、1000人規模のキャパシティのライブハウスでは前代未聞の販売方法で行い、結果早い段階でのソールドアウト。加えて、来場者の率は、98.9%と、ほぼ100%に近い数字をたたき出しており、まさにバンドとファンの信頼関係で成しえた大成功と言えるワンマンライブを成功させ、その次の周年へと走り出す中でのサタニックへの2年連続出演。
ちなみにこれは、OVER ARM THROWでは初のこと。

加えて今年は、神奈川(横浜)からはOVER ARM THROW・大阪からはDizzy Sunfist・埼玉からはdustbox・千葉からはHOTSQUALL・愛知(名古屋)からは04 Limited SazabysにENTHといった具合に、それぞれの県を代表するメロディックパンクバンドが集結することにも注目です。


OVER ARM THROW公式配信

Dizzy Sunfist(11:35~)

PUNK ROCK PRINCESSと自ら謳うも、もうそれは間違いないでしょう。

誰がどう見ても、シーンにおいて、女性ボーカルのパンクロックバンドの最先端にいるバンドとなったDizzy Sunfist。

元々勢いは凄かったものの、ベースにメイ子さんが新たに加入してからもう2年の時が経とうというだけあり、完全にトライアングルが出来ただけではなく、今ではもう、これじゃないと落ち着かない・逆にこっちのDizzyしか見たことない、という方も結構出てきているのではないでしょうか?

 

今年、自身主催イベントである【SUNNY CIRCUS】を、初となる2days開催で行うことも発表しており、もう少ししたら、もっと大きいイベントに、いやフェスになっていく可能性があるかもしれません。
そうなった際には、日本の音楽の歴史の中でも大きい分岐点になることは間違いないでしょうが、ただ、それをやれる実力を、Dizzy Sunfist自体が身に着けており、バンドとしての体力も、ここ数年でググっと上がったように感じております。

故に、今階段を駆け上がっている真っ最中のDizzy Sunfistがまた何を見せるのか、にも注目です。


Dizzy Sunfist公式配信

バックドロップシンデレラ(12:10~)

フェス出れた!と度々発言しているが、もはやフェス出れた!がかなり当たり前の状況になりつつある。
それがつまり、バックドロップシンデレラのウンザウンザは、広く知られてきたようになった証、と言えるでしょう。

サタニックには2018年、それこそまだフェスにあまり呼ばれなかった時期から呼ばれ出し、時間が経つにつれ、徐々に徐々に人気になり、昨年はツアーファイナルをZepp Shinjukuで開催し、対バンには10-FEETを迎えてソールドアウトと、まさにバンドとしても絶好調と言える時期でしょう。

 

今年もまた、サタニックでウンザウンザ、という名の地獄絵図が繰り広げられるのは、間違いなし!


バックドロップシンデレラ公式配信

サバシスター(12:45~)

今年のサタニックの初参加バンドの一つであり、おそらく、参加される方々の半数以上、このバンドに注目していることでしょう。

今年初頭、メジャーデビューと共に、PIZZA OF DEATHからCDは出さないが、マネジメントを務めるという新形態【PIZZA OF DEATH FAMILY】として加わることになった3ピースバンド、サバシスター。

とはいえ、去年から注目を集めていたバンドですが、この度のメジャーデビュー、並びにPIZZA OF DEATHがマネジメントを務めるということで話題になり、代表である横山健さんも、入る前から様々な方面で注目のバンドと口にしており、期待値はかなり高い中で、今回サタニックへ出演となります。

 

曲のタイトルと歌詞、歌い方にいい意味で非常にギャップがあり、ただの可愛いをウリにしたバンドでなく、しっかりとした気骨や反骨心、むき出しのロック魂を感じ、筆者はサバシスターを聞いた時に、どこか少年ナイフに似た印象を覚え、そのギャップにやられました。

おそらく、というか間違いなく、入場規制がかかると個人的に予感しておりますので、見たい方はお早めに動くことをおススメいたします。


PIZZA OF DEATH公式配信

Maki(13:25~)

こちらも初登場であり、今年のサタニックでは唯一ともいえる、硬派かつ、激情的なロックンロールを鳴らすMaki。

ただ、昨年、SATANICが主催するライブハウスサーキットイベント【SATANIC PARTY】にも出演をしていたため、今回、その流れで本戦とも言える幕張メッセにも出演となります。

 

ここ近年、サタニックはこのような、パンクともハードコアとも言いづらい、区分を広く言うなら、ロックンロールそのもの、を鳴らすようなバンドもラインナップされることが多く、シーンの活性化、という大義名分を掲げながらも、そこに属しているのはパンクやラウド、ハードコアといったわかりやすいものだけでなく、どのジャンルやカテゴリ、シーンに入れていいんだろうか?と、一回聞いただけでは括れないような、骨太なロックンロールを鳴らす若手バンドも多くフックアップしています。

実際、w.o.d.やSuspended 4thは、まだ名が知られていない時期にサタニックに初出演し、そして本日までの活躍っぷりは、ご存じの通りでしょう。

個人的に、Makiもそういった界隈に入ると言えるバンドと思っておりますが、既に人気絶頂とも言え、Zeppも埋められる程人気になっている中で、本戦とも言えるSATANIC CARNIVALに呼ばれ、かつ、パンクやラウド、ハードコア等の強豪入り混じる中でどんなライブをするのか、注目です。


Maki公式配信

SPARK!!SOUND!!SHOW!!(14:00~)

なんでもあり・やりたい放題。一見ふざけたように見えるけれど、ちゃんと芯があり、真面目なことも伝える。
楽しい見た目とは裏腹に、非常に考え込まれている。

それがスサシ・SPARK!!SOUND!!SHOW!!だと思っています。

 

サタニックにおいても、ここ近年は連続出演を果たしており、サタニックの顔になりつつあります。

加えて、新曲の発表やアルバムのリリース。自主企画イベントやつい先日は今年のサタニックの大トリであるハルカミライとのスプリットツアー等、常に動きを止めない、界隈有数のライブバンドでもあります。

ステージの楽しさ、やりたい放題的なエンターテイメント性は勿論のこと、バンドが持っているカッコよさ。汗をかいて音楽を鳴らすという、彼らの音楽性とは真逆の、激熱ステージングは必見です。


SPARK!!SOUND!!SHOW!!公式配信

HIKAGE(14:35~)

去年、SATANICが主催するライブハウスサーキットイベント【SATANIC PARTY】への出演や、coldrain主催【BLARE FEST】にも出演をするなど、めきめきシーンの中で存在感を上げつつある若手ラウドバンド、HIKAGE。

ボーカルGENさんのカリスマ性は、人によっては粗削りに見えるのかもしれませんが、それでも既にかなり完成されており、The BONEZのベースのT$UYO$HIさんも、自身のインスタにて、完全にフロントマンって雰囲気を身に纏っているとも発言をしております。

加えて、今年のサタニックのPV動画で、HIKAGEの初期衝動が使われてもいるため、サタニックとしても、押さえておくべきバンドだ!と言わんばかりの扱いを受けています。

なので、若いバンドだから、と高を括っていると、HIKAGEにやられるかもしれませんよ?


HIKAGE公式配信

FIGHT IT OUT(15:10~)

今年のサタニックの初登場バンドの1つであり、今年唯一のハードコアバンド。
そして、出演発表時、どのバンドよりも界隈がざわつき、同じハードコアシーンにいるバンド仲間が、次々反応をする。

それほどまでに、FIGHT IT OUT、というバンドがサタニックに出るということが事件になっており、今年のサタニックの中で、一番のサプライズ発表だったかもしれません。

 

正直に言えば、FIGHT IT OUTに対して言葉で説明するのは難しいです。

とにかくファストチューンばかりを立て続けにかまし、フロアも大真面目に、フルパワーで遊ぶ。この時にこうする、というお約束や空気感が一切なく、最初から最後まで、予定調和が一切ない空間。
この日のサタニックで、真のハードコア・真のアンダーグラウンド、という光景を見られる唯一の機会だと断言出来ます。

現在、こういったシーンに属するバンドのファンが、そういったハードコアのライブ現場によるあるテコンドーモッシュを真似してする方もいますが、本物のテコンドーモッシュは、ハードコアのバンドのフロアの遊びはどういったものなのか。
その全てのアンサーが、ここに集約されているため、今年のサタニックで個人的に最注目しているバンドでもあります。


FIGHT IT OUT公式配信

dustbox(15:50~)

心がスッキリする。元気をチャージ出来る。耳から飲む栄養ドリンク(?)
それこそdustboxのライブであり、サウンドです。

 

今年、結成25周年を迎え、つい先日は記憶にも新しいlocofrankとHAWAIIAN6の3バンドによるスプリットアルバムを11年ぶりに発売。だけでなく、25周年ツアーでは、新曲【To All My Friends】の無料配布という大盤振る舞いな試みに加え、親交あるバンドたちによるトリビュートアルバム。(加えてその中には自身の新曲Bliding Lightも収録されています!)

そして10月には、豊洲PITにて、自身主催イベントを2days開催することも発表されており、まさに今年のダストは爆走中、と言えるハイペースな活動をしており、そんな中でサタニックへの出演、となります。

dustboxは今回の出演者の中で、第1回に出ていたバンドの一つでありながら、未だに衰えないエバーグリーンなメロディとライブは圧巻であり、おそらくこれは、5年後も10年後も変わらないのだと思っています。


dustbox公式配信

四星球(16:25~)

今年のサタニックの中で、最も久しぶりに出演するのが四星球。
なんと6年ぶりの出演です。

コミックバンド、と自ら謳っており、とにかくあの手この手で、楽しませようというエンターテインメント性溢れるライブと、楽しいのにどこか泣けてくる。
コミックバンドと銘打っていながらも、スタンスや精神性もですが、誰もいないところを歩いていき、未だに開拓をしているその姿、姿勢はまさしくパンクそのもの。

久しぶりとなるコミックバンドは、どんな手で楽しませてくるのか、もそうですが、個人的には、BRAHMAN終わりでやって来るお客さんも多いと思いますので、そんな方々にボーカルの康雄さんは何を言うのか、にも注目しております。


四星球公式配信

SHADOWS(17:00~)

サタニックの常連であり、メンバー3人の前のバンド、FACTから数えれば、10回中9回出演という偉業を成し遂げているSHADOWS。

今年、HEY-SMITHやDizzy Sunfistなどが在籍する【CAFFEIN BOMB】にレーベルを移籍することを発表したため、移籍後1発目のサタニックとなります。

既に今年、ニューアルバムのリリースを予定しており、そのレコーディングも、見た限りでは既に終えている模様なため、もう間もなく、手元にその音源を持つことが出来るでしょう。

ただ、SHADOWSはサタニックで以前、新譜のリリースをこの日から始めたということもあるため、何かしらサタニックと考えているかもしれません。
故に、ひょっとしたら、このサタニックで、リリース予定の新曲を一早く聞ける、という可能性も、0ではないかもしれませんよ!


SHADOWS公式配信

Age Factory(17:35~)

今年の音楽史に残る大名盤【SONGS】をリリースしたAge Factory。

ロックシーンだけでなく、ヒップホップの現場にも堂々と乗り込んでいき、そこのファンも魅了させ、かつ、自身のステージングにおいても、これまでのバンドのステージではあまり見られなかったライトの演出など含め、ガチガチのロックバンドでありながらも、様々なカルチャーを巻き込んで、それら全てのファンを現在進行形で次々と虜にしていっています。

 

元々、サタニックには2021年の富士急での開催時に出演しており、去年はAFJBというラッパーのJUBEEさんと共にやっているミクスチャーバンドで出演をしておりましたが、Age Factoryとしては、今年3年ぶりの出演になり、かつ、幕張メッセのサタニックには初出演となります。

今回はEVIL STAGEでの出演になりますが、これはあくまで予想、いや確信に近いものがあるのですが、おそらく、次サタニックに出る時は、メインステージであるSATAN STAGEに移動されると思っております。

なので、これがAge Factoryの最初で最後のEVIL STAGEでのライブになるはずですので、見逃せないステージになること間違いなしです。


Age Factory公式配信

FOMARE(18:10~)

2年連続出演となったFOMARE。

世間一般から見ると、なんでFOMARE?と、特にロックにそこまで精通していない方ならば思うかもしれませんが、おそらく、世間一般の人が思う以上に、FOMAREは熱いライブを繰り広げますし、楽曲や見た目とは裏腹に、かなり激しさもあるバンドです。

そのスタンスはまさにパンクバンドそのものであり、かつ、それがわかっているからか、感情剥き出しのライブと、爪痕を残そうともしていくその熱さと激しさは、パンクロック好きこそ、見ておくべきバンドの一組だと感じております。

 

とりわけ今年は、自分たち主催のフェスを地元群馬で開催することを発表しているため、今年の活動に対してより気合も入っているはずでしょうが、何よりも、今年のサタニック、FOMAMREの時間の裏が、マキシマム ザ ホルモンというとんでもないバンドと被っているため、その裏を任されたFOMAREが、どれだけのライブをするのか。想像するだけで垂涎ものです。


FOMARE公式配信

HOTSQUALL(18:50~)

千葉を代表するメロディックパンクの雄、HOTSQUALLが5年ぶりの参加。加えて、今年は25周年記念という、アニバーサリーイヤーでの出演となります。

無論、ただ記念だから呼んだ、というわけではなく、3月にはニューアルバム【HOPE】をリリースしており、常にペースを変えず、精力的に活動をし続けております。

加えて、サタニックの主催のI.S.Oさんも特にこのアルバムを気に入っており、そういった色んな意味でお気に入りだから・・・というわけではなく、去年のサタニック~今年にかけて、シーンで活躍をしたからこそ、呼ばれたのは言うまでもありません。

人生を笑え、というメッセージを掲げるHOTSQUALL・ホスコの熱いライブは見逃せないです!


HOTSQUALL公式配信

ENTH(19:25~)

そして今年のEVIL STAGEのトリを務めるのは、もはや説明不要の名古屋のメロディックパンクバンド、ENTH。

ニューアルバムであり、セルフタイトルアルバム【ENTH】をリリースし、かつ、CD+ロゴソフビ+56Pブックレットがついた、Blister Packと呼ばれるパッケージでの販売をしており、ロゴキーホルダーやステッカーならまだしも、ソフビ、というものをCDでつけるのは、前代未聞。しかも、本人たちではなく、ロゴというのも、フィギュアオタクからしてみても、また斬新。

そのような遊び心を持ちつつも、常にライブ・現場至上主義であり、年間100本近いペースでライブを行い、加えて、夜の早い時間でなく、深夜のライブもバンバン行うなど、今のENTHはもう、ことライブにおいては、無敵、と言えるモードなのかもしれません。

とはいえ、ある意味この数年、良くも悪くも、名前だったりビジュアルが(それは主にギターのナオキさんの・・・(笑))変わったりなどしていましたが、音楽に対しては非常に真摯な姿勢であります。

 

ただ、記憶に残っている人も多いと思いますが、特にコロナ禍において、遊び方を常に模索し、当時のルールを逸脱するような遊び方をした際には、ネット上で激しく叩かれたこともありました。
それは、ENTHもなのですが、この日メインステージの1番手であるPALEDUSKも、同じように叩かれました。

今となって、あれを謝罪しようという機運も高まればいいですが、こうして遊び方が戻った今、ごめんなさい、なんて、ならないでしょうし、そんなのどうでもいいよ。となって一蹴されるかもしれません。

ですが、そうしてコロナ禍で叩かれた、けれど、そんな中でもどうしたらいいのかを模索し続けた2バンドが、サタニックのメインステージの始まりと、サブステージの終わりを担うというのは、とてもストーリーを感じられるため、そうした痛い想いもしてきたENTHがどうEVIL STAGEを締めくくるのか、期待しかありません。


ENTH公式配信

おわりに

というわけで、駆け足になりましたが、SATANIC CARNIVALのEVIL STAGEに出演するアーティストを駆け足で紹介させていただきました。

もちろん、こう書いているとはいえ、どうあっても全てを見ることは不可能であり、当然、最初から最後まで見たいバンドも数多くあると思います。

当たり前な話ですが、結局当日行ったら、ライブは自分が持っている2つの目だけでしか見れず、見れなかったものを友人などの人づてで聞いたとしても、その感想は、全て自分では経験出来なかった話になりますので、中々自分事として認識するのは難しいでしょう。
加えて、朝から晩までありますので、疲れてしまったために、本当はこれを見ようと思っていたのに出来なかったということもあるでしょう。

ですが、それでも、この日一日、朝から晩まで目いっぱい楽しんで、今日一日自分が一番楽しみ切った!と、布団に入ってから誰もが言い切れることを願っております!

それでは!