FACTの本当の解散によせて・ROCK-O-RAMAについて

本日3月14日、奇跡の再復活を遂げたバンド、FACTより、10月4日(日)、幕張メッセ9-11ホールを使い、【ROCK-O-RAMA THE END】というイベントの開催が発表されました。

 

THE ENDと銘打っているというだけでわかると思いますが、この日を以て、FACTは再び、いや本当に、解散をします。

 

このことに対して、今回のツアーが当たらなかったことで、見れるチャンスがこれで最後になったことを悲しむ人もいれば、単純にもう解散しちゃうの!?と驚く人もいる。その気持ちも、よくわかる。

 

だがしかし、僕は当たり前に活動していた頃からFACTのファンだったからこそ言うが、ですよね。と、腑に落ちている。

 

そもそも、FACTの解散理由だって、今が一番カッコイイから。が理由だった。

だからこそ、彼らはいつだって、カッコイイバンドであった。それは、2015年、一度目の解散をしたROCK-O-RAMA 2015の時までそうだった。
そう言えるのは、僕がこの目で、あの日の最後のライブを目に焼き付けていたからだ。

ここではここまでにしておくが、自分がどれだけ筋金入りのFACTファンなのかについては、以下の記事にてより熱く書いているため、そちらを参考にしていただければと思う。

【ラウドシーンのパイオニア】FACTを振り返る!

 

だからこそ、復活したというアナウンスはあったと言えど、これが最後だ、という心持ちや覚悟は、ずっと持っていたからこそ、僕はこのアナウンスも、見た瞬間から納得した。

いつまでも長くやることもカッコイイことだが、スパッと区切りを決めて、黄金のように、いつまでも価値が衰えない。輝きを放ったまま終わることこそ、僕はFACTらしいというか、彼らはそうだと心の底から思っている。

 

故に、今回の解散が、再結成したけれどやっぱり上手くいかなかったのか等邪推する人もいるかもしれないが、ハッキリ言わせてもらうが、そんなわけない。
むしろ、彼らはいい状態のまま終わる。名言されてはいないが、間違いなくそうだと断言する。

 

何故ここまで言い切れるかと言うと、僕は11年前、初開催されたROCK-O-RAMA 2014に行ったのもそうだが、その約1ヶ月前にライブ配信サイト【SHOWROOM】にて当時配信されていた、ロックンロール記者会見という番組に、Hiroさん・Kazukiさんが出演していた時、それを見ており、そこでコメントをしまくった、のもそうだが、我ながら当時、的確なコメントをしていたように思う。
その結果、見ていた観客の中で、2位という立場に着くことが出来たのだが、1位になった人には、そのROCK-O-RAMA 2014のポスターが貰えるというのに、惜しくも手が届かなかった歯痒い過去がある。

 

と、少し話が逸れたが、その時に、質問コーナーの中で、ROCK-O-RAMAのタイトルの由来を質問したところ、それを拾ってくれた。

そして、Kazukiさんが語った由来が、パンクコンピレーションアルバム【Punk-O-Rama】から取った、という旨の回答だった。

おそらくこれは、大真面目に世に出ていないことであり、当時この配信を見ていた人しか知らない事実だったはずだが、11年振りに、この時のことを掘り起こし、文字として世に発信している。

 

更にこの配信だけでなく、この直後に当時関東圏の日本テレビ系列で放送されていた深夜番組【東京暇人】という番組にFACTが出演し、このことについても触れていた番組もリアルタイムで見ていた。

なので、ROCK-O-RAMAの知識量だけで言えば、相当量あるというか、誰にも負けない自信すらある。
そのくらいの、筋金入りだと自負している。

 

それほどの知識を持つ僕だからこそ言わせてもらうが、このROCK-O-RAMAはただのフェスではなく、FACTにとって、バンド人生をかけた大一番と言えるイベントであるからこそ、これを有終の美とするのは、当たり前なのだ。

 

そして今回の、いや最後のROCK-O-RAMAは、過去最大規模の幕張メッセ9-11ホールにて開催される。
おそらく、2万人は入るかもしれないが、実際のところはわからない。

だが、これで、見たいと思う人が見れるのならば、それに越したことはないのはもちろんであると同時に、正真正銘、FACTの最後のライブになるからこそ、誰しも悔いが残らないよう、楽しんでいただきたいと思う。

音楽

Posted by naishybrid