SATANIC特集第3弾・サウンド・アートの面で独自性を見せるNOISEMAKER

2018年11月30日

(勝手に)SATANIC CARNIVAL特集をしているこのコーナー。
3回目となる今回は、2年連続・3回目の出場を果たすNOISEMAKERを特集します。

今回、サウンドについてももちろん語りますが、彼らの最近の活動を語るに欠かせない要素の1つ、アートについても紹介します。
バンドでアートってなんぞや?と思った方は、読み進めていけばわかりますよ〜。

NOISEMAKERとは?

NOISEMAKERは、北海道で結成されたラウドバンドです。
メンバーはボーカルのAGさん(エージと読みます。アジと読んだらダメ、絶対。)・ギターのHIDEさん・ベースのYU-KIさん・ドラムのYU-TAさんの4人からなります。
また、ボーカルのAGさんとHIDEさんは実の兄弟でもあります。

彼らはラウドバンドでありながら、オルタナティブ的なサウンドをミックスさせることで、日本で他にいない、独特なサウンドを作り上げているバンドです。
そのサウンドはかねてより色々なところから注目されていました。

水曜どうでしょうという、もはや語るまでもないかもしれませんが、大泉洋さんを世に出した北海道の伝説的ローカル番組があります。

そのディレクターの藤村(ヒゲ)さんという方が、撮影も参加しますが、テレビで放送されるものを当時から今までずっと編集しています。また、現在販売しているDVDも、全て藤村さんが編集をしております。
そのDVDに、毎回北海道の音楽を紹介するコーナーがあります。そのコーナーも、藤村さんが自分自身でアーティストを探してPVと併せてコメントを掲載し、紹介しています。
そこでメジャーデビュー以前からNOISEMAKERはDVDが発売されるたびに紹介されており、ロック界隈ではなく、まさかのバラエティー側から注目を浴びていましたw
その縁もあってか、2014年に行われた水曜どうでしょう祭りというイベントにも出演しております。

と話が少し水曜どうでしょうに逸れましたが、かねてよりインディーズ時代から注目されておりましたが、2014年のSATANIC CARNIVALの直後、ONE OK ROCKやFLOW等が所属するアミューズのA-Sketchからメジャーデビューを果たしております。

 

この辺りから、NOISEMAKERのサウンドに進化が起こってきました。
具体的に言うと、オルタナティブ要素のサウンドが楽曲にどんどん入っていき、SiMやcoldrain、FACTといったような日本を代表するラウドバンドとは違う、NOISEMAKER独自のサウンドがどんどん生まれていきました。
また、この様なサウンドの曲が多くなると同時に、ファンと一緒に歌う曲、専門的に言うとシンガロングする曲も、サウンドと併せて増えていきました。
その為、ライブハウスではみんなで一緒に歌いながら暴れられる、そんな唯一無二なライブが最近は展開されています。

現在発表されている最新アルバム『RED APHELION』はミニアルバムではありますが、この路線を完成させた決定盤!とも言えるような内容になっており、これのレコ発ツアーファイナルとなった恵比寿リキッドルームワンマンライブも見事ソールドアウトを果たしました。

また、5月20日には地元札幌で新しく行うNOISEMAKER主催のフェス『KITAKAZE ROCK FES.』を行うなど、これから先より注目を集めること間違いなしなバンドでもあります。

PV


JMS公式配信


A-Sketch公式配信


A-Sketch公式配信

NOISEMAKERの今に欠かせない『アート』とは?

そして、これもまた、今のNOISEMAKERに欠かせないのが、アート、つまり絵です

AGさんとHIDEさんの二人が元々趣味として描いていた絵が、段々と音楽ファンや同業者の音楽家からも評価されていき、最近なんとぉ!(ミリシタのあの方のボイスで脳内再生されたら(ry)AGさんとHIDEさん、兄弟によるアートプロジェクト『DOTS COLLECTIVE』をスタートする事が発表されました!

ラウドバンドのミュージシャンとしても、絵を描く事にしてもここまでの才能を見せる方は、日本では稀有でしょう。ましてや、兄弟そろってなんてなると、それこそ本当に、世界でもなかなか類を見ないのではないかと思います。

お二人の描いた絵がサイトから見れますので、その凄さに驚かれてください!

なので、これからはバンド界隈のみならず、アート業界からも注目されるようになるのではないかと思っています!

SATANIC CARNIVALで期待すること

おそらく、このフェスの現段階のラインナップで、一番シンガロングできるバンドだと個人的には思っています。
最新アルバムを引き下げ、その楽曲を披露した際にどこまでシンガロングが出るか、個人的に注目しています。

また、これは今年ではなく、今後期待したいことなのですが、AGさんとHIDEさんのお二人で、ライブ中に絵を描く、ライブペインティングを今後行ってほしいなとも考えております。
SATANICには、アートの面からも多くのアーティストが関わっています。
なので、今後、あるいは今年、このお二人が始めたDOTS COLLECTIVEでもサタニックに参加し、ファンを驚かせるような絵を完成させる、なんていう事にも期待しています!
(手直ししている2018年11月現在、本当にライブペインティングを行っていました)

それではまた、次のアーティストの紹介で。


RED APHELION