クズでも世の中に響かせられる、って話

2018年11月30日

クズを英語で言うとtrashなのかwaste、どちらで言うのが正しいのでしょうか?
あまり使わない方がいいですがね。

どうも。ナイスです。

僕は自分でも思っていますし、周りからも思われていると勝手に思っていますが、クズだという認識でいます。

色々なことからすぐに逃げる、続かないわ等、とにかく出来た人間ではないです。
本当に、正社員としてきっちり働き、沢山残業もし、税金も収め恋人もいる。なんていう方は周りにも沢山いるんですが、本当に尊敬します。
それをなんて事はなしにやり続ける。それは本当に凄いことです。
読んでいる方で正社員で、文句もあるけど毎日仕事をしている。という方でしたら、誇っていいです。
本当に凄いことをやっている。荒行をこなしてるんだ。と胸を張っていいです。

 

そういう意味では、僕はクズと自認するより、「落ちこぼれ」という方が言葉としては合っていると感じます。

元々、落ちこぼれの語源は、稲の落ちた葉のことから来ているそうです。

僕は田舎に住んでいるということもあってか、祖父母の家で毎年田んぼで米を作っています。
秋になると、収穫のためにトラクターを用いて稲刈りをし、はざかけという行為を行います。
はざかけがわからない方は、このページを見ていただければよいかと思います。
稲木

こういう作業をしていると、どうしても落ちる稲があったり、こぼれてしまったお米などが田んぼにあります。
稲はまだ取れるのですが、お米は残念ながらそのままです。

おそらく、僕はこの作業で言うところの、その田んぼに落ちているお米なのでしょう。
よく言って、その落ちて拾われた稲になるでしょうか。

泥にまみれ、誰にも食べられずに終わる。
そのお米も僕も、そんな存在だと思います。

ですが、ひょっとしたらですよ。
その落ちているお米を食べに、鳥がやってくるかもしれない。
または、虫が食べにくるかもしれない。
あるいは、そのお米が土壌の栄養となり、来年の田んぼの出来を少し良くしてくれるかもしれない。
そう思うと、そういったお米にも役割があるのではないでしょうか?

だからきっと、クズや落ちこぼれにだって、役割があるんだと思います。

というよりもむしろ、今日本をいい意味で騒がしている人達には、落ちこぼれが多いと思います。

クラウドファンディングサービスを世の中に大きく浸透させた元paperboyの社長である家入一真さんは、まさにそういう落ちこぼれから逆転し、成功した人。かと思いきや、その稼いだ何億もの金を使い切り借金まみれの生活。ですがその後、また奮起し、日本にクラウドファンディングを広めるサービス『CAMPFIRE』を提供しています。
というように、落ちこぼれから成功した後にとんでもないクズ!とも取れるような行動をしながらも、もう一度成功を収めています。

また、phaさんという、日本一有名なニートの方もいらっしゃいます。
京都大学を卒業後、サラリーマンを経た後、仕事を辞め、現在はシェアハウスを運営しています。この間も、定職には就かずまったり生活をしているそうです。

他にも、東京で年収90万円で隠居(現在はワーキングホリデー制度を使い台湾に移住し、そこでも隠居暮らしを行っているそうです)している大原扁理さん等、調べると落ちこぼれやクズと呼ばれてもおかしくないような方々が、小さな革命とも呼ぶべき行動を次々と起こしています。

ですが、こういう風な、いわゆる真面目ではない生き方をすると、一部の、いや大多数の方からは文句を言われるでしょう。
確かに、そういう生き方するなんて!となる気持ちはわからないではないです。
ですが、人の人生です。あなたの人生ではないです。関わらない限りは、ほぼあなたには影響がないです。
そのような方々に文句を言う時間があれば、あなたの生活をより良くする努力をすればいいと僕は思います。

僕も多分、そういう方々から見ると人生なめやがって!とあーだこーだ言われてもしょうがないです。
ですが、だからこそやる価値はあるとも思っています。

何のために生まれたのかもわからない命。正解がなく、大多数の空気が決めた常識が正解となりつつある世の中。
だからこそひたすらマイノリティの立場にいて、大多数がやらない事をやるのが楽しくて仕方がないのです。
苦難の道だともわかっています。それでも、これも生き方の1つだというのを提起していき、誰かにとっての良い情報をこれからも提供していけたらと思っています。

それではまた。

生活,生き方

Posted by naishybrid