一年に一度開く地獄!SATANIC CARNIVALの異端さを振り返ろう!

2019年1月31日

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(1/30追記)
元々5周年記念で作った記事ですが、毎年毎年更新していきたいと思いタイトルも変更しました

 

今年も、段々と今年のフェスの開催が発表されていますね。

色々フェスがある中でも、僕自身一番注目して、開催を常に待っているフェスが一つだけあります。
それが、『SATANIC CARNIVAL』です。

2014年に初開催されて以降、毎年6月半ばに開催されています。
ちょうど夏フェスシーズンに突入する前に行われるので、体感温度的にもとても過ごしやすいんですよね。
そう、デブとしてはね

話がそれましたね。というわけで、今回は、6回目の開催を迎えたSATANIC CARNIVALを今一度振り返って、そのヤバさをお伝えしたいと思います!!

 

そもそも、SATANIC CARNIVALとは?

SATANIC CARNIVALとは、2014年に、PiZZA OF DEATHが主催となって開催されているパンクロック・ラウドロック・ハードコアの祭典です。
PiZZA OF DEATHを知らない人のために説明すると、パンクロックを中心に展開するインディーズレーベルです。
所属バンドは、Hi-STANDARD、Ken Yokoyama、GARLICBOYS、MEANING等、様々なロックバンドがいます。
今や紅白アーティストになったWANIMAも、元々はPiZZA OF DEATH所属のバンドなのです。
ちなみに、このPiZZA OF DEATHの社長でありKen Yokoyamaのボーカル、横山健さんはこのイベントのMCで度々
「このフェスに俺は一切関与していない。ただの一バンドとして呼ばれている」
という旨の発言をしています。

というのも、ここイベントは社長である健さんが先導しているわけではなく、PiZZA OF DEATHの社員の1人であり、BBQ CHICKENSという頭のイカれたキ○ガイバンドのベースでもあるISOさんがこのイベントの代表として全てを執り行っています。

そんなレーベルが主催するフェスなので、とにかくメンツがイカツイ!ヤバイではなく、イカツイです。
そんなSATANIC CARNIVALを、第1回目から振り返っていきます。

SATANIC CARNIVAL 2014

© SATANIC ENT. Powered by Pizza of Death Records.

初開催となったこの年。
期待しているキッズ(うるさいロックが好きな人のことをこう呼びます)達がどんなメンツで来るんだろうか?とワクワクしていたら、その予想を大幅に上回るほどの偏ったメンツになりました。

もう、見てわかりますよね。エグいですよねw

パンクロック(メロコア)界隈からは、Ken Yokoyama、10-FEET、dustbox、TOTALFATなどの人気バンドからSAといった重鎮、果てはSHANKにNorthern19やCOUNTRY YARDなどの更に伸びてくる若手バンドも揃えておりました。(でもEGG BRAINは活動休止しちゃったけどね泣)

更に、この当時まだまだ無名だった04 Limited Sazabysが、サブステージのオープニングアクト的な役割を務めていたのも、今となっては信じられないですよね。

他にも、このシーンには欠かせないバンド、マキシマムザホルモンを始めラウドロック界隈からはFACT、SiM、ROTTENGRAFFTY、NOISEMAKERがおり、ハードコア界隈からはSand、元ヌンチャクの向さん率いるkamomekamome、当時若手ハードコアバンドのホープだったTHINK AGAINもおり(現在は残念ながら解散してしまいました・・・)、ベテラン若手・有名無名問わずにここまでのバンドを集めたフェスは他のフェスとは明らかに一線を画しており、初年度は早々とソールドアウトになりました。

そして、これは僕が参加したからこそ言える話なのですが、メインステージの転換中のBGMで、やたら耳に残る歌がありました。
それが、WANIMAの1CHANCEでした。
だから、この初年度に参加して、たまたまBGMで流れていてWANIMAをここで知った。という人も多いのではないでしょうか?

SATANIC CARNIVAL 2015

© SATANIC ENT. Powered by Pizza of Death Records.

2年目の開催となったこの年。
去年みんなが期待してたけど来なかったー!なんていうバンドが、ここぞとばかりに出ています。
また、この年の特徴なのですが、とにかくメロコアバンドが多かった!
去年から引き続き参加の(ここから略称で)Ken Band、テンフィ、SHANK、フォーリミを始め、初参加となったHAWAIIAN6・locofrank・OVER ARM THROW・BUZZ THE BEARS・BACK LIFT・GOOD4NOTHING・WANIMA・MONGOL800と、参加バンドのほぼ半分がメロディックパンクと呼ばれるジャンルのバンドというのは、この年の特徴だと思います。

しかしそれだけではなく、ベテランのKEMURIや怒髪天にRADIOTSにG-FREAK FACTORY、ラウド界隈からはcoldrainやラスベガスにThe BONEZといった初参加バンドも多く、新しい息吹を感じざるを得ないラインナップでした。
また、この年と翌年もなのですが、Crystal Lakeが唯一のハードコアバンドとなったのは、今でもハードコア少ないなぁ。と感じざるを得なかったです。

そして、この年から、10-FEETにPiZZA OF DEATHが特殊効果(ドーン!っていう大きい音が鳴ってテープが飛び出してくるあれ)を用意してくれたのを、まさかのMC中に使うという暴挙をしたというのもこのフェスならではのハイライトでしたwww
そして、この年から毎年テンフィにだけ、特殊効果が用意されるようになりましたw

そんな血の気の多いメンツですが、この年のトリを務めたのが、この年に解散したFACTでした。
あの場に行っていましたが、あの日のFACTを越えるラウドバンドのライブを、僕は未だに見ていません。
それほどまでに、伝説的なライブをしていました。

SATANIC CARNIVAL 2016

©SATANIC ENT. Powered by Pizza of Death Records

3年目ともなると、大分メンツがマンネリ化してくる・・・
なんてことはなかったです。
SATANIC CARNIVAL、いやPiZZA OF DEATHは、我々の想像を大幅に上回る、これまでにない面白いラインナップできました。

まず、初参加組に皆大好きなMAN WITH A MISSIONに細美武士さん率いるMONOEYES。更にはハイスタの難波さん率いるNamba69が、PiZZA OF DEATHのイベントに帰ってくるのも大きなポイントでした。
それだけではなく、AA=にCrossfaithに若手メロコアバンドのホープDizzy Sunfist、更には再結成後初となる関東でのライブを行ったジャパハリネット。また、この年に全国無料ライブツアーを決行したATATAもラインナップにいるなど、発表と同時に常に驚きをくれるメンツとなりました。

そして、この年から、夕方の時間帯になると、高円寺阿波おどり「華純連」という阿波踊りのチームが阿波踊りを披露する時間も設けられるようになりました。
なんで阿波踊り?と思う方も大勢いらっしゃると思います。

公式ホームページによると、高円寺はパンクの街、ということで有名であり、その町繋がりでの化学反応ということで参加が決まったそうです。
ですが、おそらくどのフェスでも阿波踊りが出るというのはないでしょうねw
ましてや、この年はSiMの前に行われていたので、SiMの前に阿波踊りってのはこの先どこのフェスでもないと思いますw

SATANIC CARNIVAL 2017

©SATANIC ENT.

4回目となる去年は、ついに2days開催となり、これまで以上に濃いメンツとなりました。
この年、主催でもあるPiZZA OF DEATHレコードからは、皆勤賞のKen Bandをはじめ、初年度ぶりとなったSAND、更にハードコア界隈の重鎮SLANGに去年電撃復活を果たしたGARLICBOYSがラインナップされるなど、これだけでもその界隈の人が見たら、否が応でも濃いメンツが出揃っているなとひと目でわかります。
他にも、FACT解散後、再びここに戻ってきたSHADOWS。待ってました!なRIZEやSWANKY DANK、HER NAME IN BLOODなどの初参戦組、妊活からの復活を果たしたマキシマムザホルモンなどもラインナップされました。
そして、初日のトリをSiMが、二日目のトリをたった2年の間で瞬く間にシーンのトップに立ったWANIMAが大トリを務めました。

四年の間に、このフェスが一つの憧れでもあり、同時に登竜門となる。そして、ここから羽ばたくバンドも多くなったと思えるほど、シーンに大幅に根付いたフェスになったと思えます。

SATANIC CARNIVAL 2018

© SATANIC ENT. Powered by Pizza of Death Records.

5年目を迎えたSATANIC。
この年の特長といえば、なんといっても初登場勢の多さでしょう。

シーンのレジェンド、いやパンクシーンを日本でここまで広げたTHE BLUE HEARTSのヒロト&マーシー擁するザ・クロマニヨンズをはじめ、ASPARAGUS、THE CHERRY COKE$などの中堅でライブハウスで活躍しているバンドや、SCAFULL KINGのような1年に数回しか復活しないそれ以上のベテラン、ハードコア界隈からはサタニックでもおなじみのハードコアバンドではなく、大阪のアンダーグラウンドシーンの重鎮PALMを呼ぶなど、発表と同時にこれまで以上に驚きをくれるラインナップとなりました。

しかしそれだけでなく、若手でこれからのシーンを担うホープであるTrack’s、バックドロップシンデレラ、Survive Said The Prophet、CASTAWAYといったラインナップも集結させるなど、若手ベテラン全ての年代を交えたオールジェネレーションのようなラインナップとなり、5周年だからといって総決算、ではなくどんどん進化、いや深化していっているフェスだと改めて感じました。

 

そして次からは、僕が思うSATANIC CARNIVALの良さを語っていきたいと思います。

SATANIC CARNIVALの良さ

音楽だけではなく、カルチャー全体を巻き込んだイベント

SATANIC CARNIVALは、パンク・ラウド・ハードコアの音楽の祭典であると同時に、音楽だけではないその界隈のカルチャーを全て持ってきたイベントでもあります。
キッズにはお馴染みのロックと縁のあるファッションブランドの出典。ロックバンドを撮り続けているカメラマンが記念撮影を行ってくれるブース。スケートボードを行えるミニパークに、ミニボルダリング施設。更に、日本ではタブーとも思われるタトゥーもカルチャーの一つとして出典しており、そのブースに行けばタトゥーを彫ってくれるという事も行えます!

ひとえにうるさい音楽のお祭り、というわけではなく、1年に1度、全てのカルチャーが勢揃いして、大きい1つのシーンを来場者に見せる。そんなフェスだとも思えます。
これは、1度でも行かれた人ならばわかると思います。

音楽が止まらないサブステージの高速転換!

©SATANIC ENT. Powered by Pizza of Death Records

こちらは2017年のタイムテーブルなのですが、この画像を見てん?と思う方は、おそらくフェスに慣れている方でしょう。
何が ? となるかというと、メインステージがセット交換の為の時間があるのに、サブステージのバンドとバンドの間の転換時間が数分しかないのにお気づきでしょうか?
これどういうこと?セットチェンジ出来なくない?と思う方もいるでしょう。

実はこれ、サブステージ自体が、見えないところで2つのステージとなっているのです。
どういうことかと言うと、アーティストが立っているステージ自体が細長い台座であり、1バンド終わると客席側から見て右にずらすと左側から次にやるバンドのセットが登場するのです!
なので、こんな短い時間でも次のバンドが定刻通りに演奏できる、というわけです!
その間に、右側にずれて隠れたステージの方では、次のバンドがセットを組んでいます。そして、演奏が終わると先程と同様に、今度は左側に台座をずらすとまた次のバンドが登場する・・・といった具合に、超スムーズな転換をこうして行っているのです!

ライブが終わり、左右どちらかからステージがやって来ると、そのバンドがサウンドチェックがてら、上に乗っているというのがほぼあります。
その為、セット転換ですら1つのショーとなっており、次のバンドきたー!うおー!という風な歓声が沸くのも、サタニックならではだと思います。

ライブにブースだけじゃない!それ以外のゲストもとても豪華!

SATANIC CARNIVALは、先程少し触れた阿波踊り以外にも、色々なゲストが登場しています。
2015年は、FTC RADIOというクソラ・・・・電波を通さない謎のラジオ?の公開生放送が行われています。ちなみに、この年以降毎年やっていたりしますw
他にも、セクシーポールダンサーの故・紅音ほたるさんもこの年にポールダンスを披露しておりました。

更に、去年の二日目にはゲストとしてなんとにゃんごすたーが登場し、来ているキッズの心を鷲掴みにするような曲で、超絶テクニックなドラム演奏を行っていました!
このように、ライブや様々なブースだけではないところでも、色々なエンターテインメントを体感出来るのも、SATANIC CARNIVALの特徴となっております。

そして、6回目となる今年へ!

そして、いよいよSATANIC CARNIVALは今年6回目の開催となります。
元々、SATANIC CARNIVALは、日本にはパンク・ラウド・ハードコアを一同に集めたイベントはなかなかなかった。だからやる。というのがきっかけで始まったフェスです。
そしてこの5年の間に、もはやシーンになくてはならない一大フェスとなりました。
今年もまた、シーンに属しているバンドが沢山でるでしょう。
皆勤賞のバンド達が今年も出るか、今年の初参戦バンドは誰か等、行く!と決めている方々からすれば、楽しみで待ちきれないかと思います。

個人的になのですが、このシーンになくてはならない大御所バンド、BRAHMANやDragon Ashがまだ出ていないので、今年は出てくれるのではないかと期待しております。

もし、この記事を読んで気になったから行ってみようと思えたら嬉しいです。
が、チケットの倍率は例年高く、何回も応募しても当たらない。といったこともかなりあります。
その為、まずはチケット争奪戦を頑張りましょう!

今回は、SATANIC CARNIVALの会場に入ると、一番最初に見えるこの言葉で締めさせていただきたいと思います。

WELCOME TO HELL!!