The BONEZ 10th Anniversary Tour 47AREAS Grand Finale SUNTOWN Blu-ray レビュー

内容に入る前に、これは私個人の話で関係ない話にはなりますので、読み飛ばしていただいて構いませんが、それでもこの場でお伝えしたいことがあるため、先んじてお話させていただきたいことがあるため、お伝えをさせていただきます。

先日、Instagramにて私の不注意により、投稿時にメンバー・並びに公式アカウントを共同投稿者に追加して投稿をしてしまったことを、この場で謝罪させていただきます。
当該ポストは削除させていただきましたが、とはいえご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。

 

 

ここから改めて、レビューになります。

 

去る4月6日、幕張メッセイベントホールにて開催された、The BONEZの47都道府県ツアーのグランドフィナーレである特別公演【SUNTOWN】

先月には、動画配信サービスであるU-NEXTにて、本編映像を一部カットした特別版のような形で配信もされた。
とはいえ、それでもほぼ大半のライブ映像とMCはあったため、もう本編そのまんまお出ししましたと言っても差し支えないレベルではあったとだけお伝えをしておきたい。
(現在は配信終了となっています。)

 

そして先日、満を持して、U-NEXT配信時にはカットされた本編映像やMC、アンコールまでを含んだ完全版という形で、パッケージ化することを発表した。

こちらは現在、The BONEZ公式オンラインストア・並びにタワーレコードのみの販売となっている。
なお、The BONEZ公式オンラインストアの方が、タワーレコードよりも1週間早く手に入る仕様となっているため、最速で購入する場合は、こちらを購入することがおススメである。

 

 

 

また、それぞれに特典があり、タワーレコード先着特典としてステッカーが、公式オンラインストアでは、SUNTOWNという街の住人の証明である、SUNTOWN Residence(在住)カードが、両店舗の特典として付属されている。
とはいえ、中身は変わらないため、どちらで買うかはそれぞれの判断に委ねたいと思う。

 

当ブログも、以前公式サイドより取り上げていただいたことがあった。
詳細については、以下リンクより読んでいただければと思う。

The BONEZ 10th Anniversary Tour 47 AREAS Grand Finale“SUNTOWN” ライブレポート

【実録】一番好きなバンドに自分のブログを紹介された話

 

そのような有り得ない体験をさせてくれたこのバンドのこの日のライブがパッケージ化されるのであれば、当たり前な話ではあるが、買わなければならないという使命感もあり、先行で公式オンラインストアで購入をさせていただいた。

そのため、今回は、このディスクについてレビューをしていく。
尚、人物名については全て敬称略とさせていただきます。

まず、ライブについてを事細かに紹介する、というのは、先程の自身のブログ記事もあるため、今回の記事では割愛させていただく。

そのため今回は、本ディスクの見どころを、時系列順にかいつまんで紹介をさせていただきたい。もちろん、このディスクの1秒目から最後までの全部が見どころなのは変わりないため、そこはあしからず。

 

まず、ステージに登場するシーンから見どころ満載であり、ここでしか使われなかったWe are The BONEZのリミックスと共に一人ずつ登場をしてくるというのは、大きなアリーナ会場ならではであり、かつ、映像と共に登場をしてくるというだけで、何一つ知らなくても興奮してくるはずだ。

その流れで1曲目のIt’s time to let goで、4人のロックサウンドがバチーンと、目と耳に飛び込んでくる。
仮にこの日、この場にいなかったとしても、ロックバンドの持つカッコよさ・The BONEZというバンドのカッコよさ。そして、その音に対して待ってましたとなる観客のはっちゃけっぷり。(あえてモッシュダイブとは言わず、この日のファンの楽しみ方・遊び方をこう言っておきます。)
それらの興奮が、画面越しから伝わってくること間違いなしだ。

 

次に紹介するのは、U-NEXTではカットされた、このディスクを買うことでしか見られない、The BONEZスペシャルメドレーだ。

RUDE BOYからスタートし、一度止めてからのMOVES→Breath→Revolutionという3連発のメドレーに興奮することもそうだが、これらの楽曲は1st・2ndアルバムの楽曲であり、最近ではいわゆる、ライブではあまり聞けないレア曲になりつつある。

そのため、映像化して久しぶりにライブサウンドとして聞けることもそうだが、同時に、次いつこれらをライブやツアー、フェス等で聞けるのかもわからないため、そういった意味でも必見である。

 

そしてこれも紹介しなければならないが、このThe BONEZが生まれたきっかけとなった、Pay money To my Painのボーカル、Kの死。そこについて触れたMCから始まった、Sun Forever~Remember~Friends~For You~LIFEという中盤のエモーショナルなパートは、PTPのファンなら号泣間違いなしだ。無論、BONERでもそれは変わらない。

加えて、LIFEはお試し、ではないが、その部分が先日、YouTubeに映像が公開された。そのため、お試し、ではないが、この日のライブがどのようなものなのかというのを知るためにも、こちらもぜひご覧いただければと思う。

自分は当時スタンド席にいたためわからなかったが、アリーナから見た紙吹雪はどう見えていたのかというのも見えるため、参加していた方も、自分が見れなかった視点で楽しめるというのも、映像作品になったからこそ感じられる楽しみ方だ。

 


The BONEZ公式配信

 

次に、これを個人的には紹介したかったのだが、この日のNew Originalのライブは、ぜひとも見ていただきたい。

いわゆる、ライブと音源は全く別物、というのは言わずもがなそうだが、この日のNew Originalのライブは、明らかに何かが違っていた。

それは、映像としての迫力という意味や、よく言われている走っている、という意味のワードでも片付けられない気合が、ビシビシ映像から伝わってくる。
もっと言えば、自分はこれまでこの日を含め、三回New Originalをライブで聞いたが、この日が一番、何かが違っていた。

おそらく、この一曲の映像だけでもタワレコで流れていたら、仮にThe BONEZを知らなかったとしても、自分はこの映像を見て足を止めてしまうかもしれない。
それほどまでに、映像からもパワーが伝わってくるため、個人的にはここを一番おススメしたい。

 

そして、ここはやはり紹介しなければならないのだが、ここを欠かすことは出来ない。

U-NEXTでは配信されなかった、アンコールパートである。

会場で笑いをさらった重大発表からのメンバーそれぞれのMC。(中でもJESSEとT$UYO$HIの2人のMCは必見!)
コロナ禍で生まれたThat Song・この日最初で最後のサークルピットが大量発生したZenith・正真正銘のラストのHey,Youと、濃密なアンコールになっている。

ちなみに、最後のHey,Youで、ギターのKOKIが客席に突っ込んでいったシーンは、突然だったということもあってか、映像には全くと言っていいほど、入っていない。
これは、カメラも追いつけなかったのか等、理由は定かではないが、この点について気になっていた方は映像でも確認がちゃんと出来るわけではないため、ご注意いただきたい。

 

そして、これは最後に伝えたいことだが、ライブ本編全てを通して、観客席にいるBONERの顔が、とにかく、とにかく、映るのだ。

それも、男性女性関係なく、加えて、年齢層も様々な方が映し出されていた。
20代から30代・40代・50代。ひいては、2桁の年齢にすらいっていない、子供までもが映像には映っている。ような、を付けなかったのは、誰が見てもそう見えるからだ。

そうして映し出されるBONERの顔は、とにかく楽しそうに笑っている顔もあれば、ぐしゃぐしゃに泣いている顔もある。というより、言葉では言い表せないような表情ばかりが、明らかに多い。

それは、映し出される人それぞれにThe BONEZとのストーリーがあり、それぞれの人生の中に、何かしらの形でこのバンドが混ざりこみ、今日この日までに起きた自分のストーリーと、The BONEZの楽曲が合わさることで生まれる感情が、内面から顔に出ているのだが、その顔のほとんどは、喜怒哀楽という四字熟語では簡単に表すことが出来ない。

そんな、十人十色で、ライブの最初から最後まで常に映し出される100人以上のBONERの顔もまた、本作の見どころである。

 

更に付随して言うならば、アンコールでのT$UYO$HIのMC中、どこかの席でずっと泣いている子供の泣き声までもが入っていた。
音や声だけを聞くと、まるでこれがうるさいロックをやっているバンドのライブとはとても思えない。

けれど、そのような状況こそがThe BONEZのライブであり、親子連れであってもウェルカム、小さい子供大歓迎。暴れたいやつもじっくり見たいやつもウェルカム。何なら、The BONEZを何にも知らなくても大歓迎。それこそ、アルバムYoursに描かれた絵のように、どんなやつだっている。けど誰も置いていかない。そんなSUNTOWNという街を象徴しているかのような空気感である。

というよりも、こんなに子供の泣き声が聞こえる映像は大真面目に、昨今の教育番組でもヒーローショーのライブ映像でも見たことがないレベルだ。

 

また、このBlu-rayには、ライブ本編だけでなく、その日のバックステージ映像を収めたドキュメンタリー映像も付属されている。

当日のメンバーやスタッフの動きもそうだが、この日の夜から行われていた、何もなかった幕張メッセイベントホール内に、この日のステージが作られていく様子がイチから見れる映像も収録されている。
この映像を見れば、T$UYO$HIがMCで語っていた、260名のスタッフが俺等のためだけにこのステージを組んでくれているその姿を見て、スイッチが入ったという言葉も、納得である。

 

更にこの映像内にて、当日JESSEがMCで語っていた、ライブ前にスタッフにカンチョーをして突き指をしたという状況もありあり映像に残っており、カンチョーをした映像から、その後に治療を受けている映像も収められている。
おそらく、であるが、日本のアーティストの大きな会場で行われたライブをパッケージ化するという、ライブの映像化、とでも言うべき歴史において、当日の舞台裏を収めた映像の中に、突き指の治療映像が収められている、というのは、これが初だと思う。というか、まずもってそうだろう。そんなの聞いたことないもんね。

 

バックステージの映像もまた、BONERであれば必見だが、この作品にはもう一つ、ライブ直前にYouTubeに公開された、47分のドキュメンタリー映像も入っている。

 


The BONEZ公式配信

 

正直な話をすれば、この映像は人によってはもう見たよ、となって飛ばしてしまう人もいるかもしれない。自分だってそう思い、飛ばそうかと思ったが、せっかくだからと最後まで見ることにした。

けれど、この映像の最後の方で、T$UYO$HIが語っていた、Missile Girl Scootの解散ライブを見に行った際、その日のライブがめちゃくちゃ良かったが、外に出たら何も変わらない同じ日常があり、凄いことが起きたのはその空間の中だけだと感じ、その感動はここの中の人しか知らないんだと語っていた。

その言葉を聞き、あっ、だからこのインタビューを入れたのかな?と、少なからず僕は感じた。

 

この日、この場にいた人が味わった、うわーっ!という驚きや興奮。凄いいいものを見たという感動を、このディスクさえ手に入れれば、誰もが体験出来るようになる。そういった意味でも、映像化というのは、大きい役割を果たすのだろう。

そうして見る人の中には、この日のライブに参加したため、追体験をする人もいれば、行かなかったため、これが初体験の人もいることだろう。
だが、そんなことは関係ない。これを見れば、間違いなく誰もが楽しめ、興奮し、感動出来るのは間違いない。

 

とはいえ、これは、たった1枚のライブBlu-rayなのかもしれない。

だが、僕はBONERだからこそ言うが、もしこの日のライブに参加していない方がこれを見たら、あなたにとってそれまで感じたことがない、全く違う何かが生まれるかもしれない。それこそ、New Original、とでも言うべきものなのかもしれない。そしてそれは、決してマイナスな何かではなく、プラスな何か、しか生まれないと断言する。

そんなポジティブな感情をこの1枚のライブBlu-rayは与えてくれると、間違いなく言える。

そして、これを見てSUNTOWNに入りたい・The BONEZのライブを見たいと、見終える頃にはきっとなっているはずだ。

 

 

最後に、The BONEZ公式オンラインストア限定となる、SUNTOWN在住カードについてご紹介をし、終わりにしたいと思う。

こちらが表面になる。

この日のライブ物販として販売されていたタオルに描かれていたフォントと同じ文字が描かれ、下にはメンバーそれぞれのサインも入っている。

こちらが裏面となる。
裏面には、名前と顔写真も貼れる仕様となっている。

また、この永住権カードにはラミネートフィルムも同封されており、このカードをラミネートフィルムの間に入れ、アイロンでプレスすることで、より強固なカードになるので、アイロンを持っている方はぜひともお試しいただきたい。
注意点として、スチームアイロンでは使うことが出来ないため、ご注意いただきたい。

 

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公式が取り上げてくれたんだもの。だったらこのカードにこう書くしかないじゃない。

 

字が汚いのはご容赦を。

音楽

Posted by naishybrid