田舎住が川遊びで気をつけることとおススメの遊び方を紹介!

2021年8月7日

僕はれっきとした田舎民(長野県)在住の人間なのですが、大学にいた頃や飲みの席等で長野県生まれなんですって言うと、確実に山とかスキーとかほぼ100%の確率で言われます。

 

もちろんそういうイメージは言われなくてもわかっていますし、長野県って言えば何がある?と他県の人に言われた場合、上の2つにそばと答えます。
(細かく言うともっと沢山ありますが)

で、おそらく皆さん長野県に来られる際は、観光やウインタースポーツ等で山に行く(登る)という方が多いと思います。

 

ですが、地元民からすれば、そちらより行ってほしい場所があります。

それが川なんです。

 

昨今の情勢により、キャンプなどの、密にならない田舎での遊びが大流行しているのは、今や言わずもがなでしょう。

ただ、僕のような長野県民からすると、山もそうですが、正直川も油断ならない場所と言えます。

事実、そこで命を落とすという事も大いにあり、先日も、長野県ではないですが、東京の多摩川で川遊びをしていた小学5年生の男児が亡くなったという痛ましいニュースがありました。

なので、川は確かにいい場所ではありますが、同時に命を落とす危険性の高い場所とも言えるのです。

 

ですが、人によっては、なぜ川にそこまでの危険性があるのかと、ピンと来ていない方も多いはず。

そこで今回は、長野県民、いえ田舎もんとここでは言わせていただきますが、田舎もんだからこそわかる川遊びをする際に気を付けることと、田舎もんだからこそ教える川の遊び方を紹介させていただきます!

川遊びを行う上で気を付けること

水の中はどうなってるのかわからない

正直、川遊びで一番気を付けなければいけないポイントであり、これこそが、川の危険性を高めています。

 

例えば、もうすでにそこが自然の遊び場として、インターネットなどでも情報が出ているような場所であれば、そこがどのような場所であって、川の中はどうなっているのかなど、情報が比較的集めやすいです。

しかし、あまり情報が出ていない川であれば、当然ながら入るまでわからない。つまり川の中に何があるのか・一見するときれいに見えても、中はゴミが多くあるという事だってあり得ます。

 

なので、川の危険性はこういったところにあるのです。

サンダルや裸足で入るのは危険!

おそらく、川辺に行くのであれば、水に入りたいからサンダルを持っていこう~とか、それこそ裸足で入ろうと考えている方も多いはず。

しかし、これこそ危ない!と言わせていただきます。

 

なぜかというと、川には海には絶対生えていないコケがあります。

そのコケがとても滑りやすく、これによって足を取られ、滑る可能性もあり、けがをする可能性も大いにあり得ます。

 

また、先ほどの項目と重なりますが、川の中には何があるのかわかりません。

そのため、川に入ってみたらその足元に石がある可能性や、他にも流木やガラス。あるいは生き物などがいるかもしれないです。

なので、裸足やサンダルで川に入るという事には、危険が伴うわけです。

 

なので、もし裸足やサンダルで川に入りたいのであれば、なるべく陸地に近い浅瀬の部分で使うようにするのをおススメいたします。

人がいない場所に行くのは控える

おそらく、川に遊びに行く理由として、涼を求めるためや、飲み会が出来ないからこそ、BBQなどを外でしよう!という理由をお持ちの方が多いことでしょう。

もちろん、決められた場所で行うのであれば問題はありませんし、その際は感染対策に加え、その場所のルールを守った上で行うようにしましょう。

 

ただ、人によっては、その場所に人が多くいるからと、人があまりいない場所で遊んだりBBQをしてしまう方も少なからずいるはず。

もちろん近隣住民に迷惑をかけず、かつごみをその場に置いていくようなマナー違反なことをしなければそこまで大きな問題はないかと思っております。

 

ですが、度を過ぎている場合や、近隣住民がよくわからないところによくわからない県外のナンバーの車が長時間も停めて騒いでいる。となったら、最悪の場合、警察を呼ばれることも0とは言い切れません。

たかだかそんなことで?と思われるかもしれませんが、実際そのくらい田舎というのは恐ろしいものだと考えていいです。

なので、行動するならばなるべく慎重に、人がいた跡すら残さないように遊んでていっていただければと、個人的には思っております。

 

ここまで、川辺で遊ぶ際の気を付けるポイントについて3つ紹介させていただきました。

次からは、田舎もんが進める、川での遊び方についてご紹介します!

おすすめの川遊び

川で冷やした飲みものを飲みながらボーっとする

個人的になのですが、田舎もんからすると、川というのは入るものではなく、基本見るものだと思っております。

それこそ、田舎在住で川に入って遊んでいる人は小中高生あたりしかいません。

 

なので、川遊びは子供のころは僕も何度かはしましたが、大人になってからはほぼ全く。と言っていいほど行った記憶がありません。

 

ただ、最近では、流れが緩やか・もしくは川の中の水たまりのような個所にビールを置き、しばらくしてから川の水でキンッキンに冷やされたビールを飲みながらボーっと景色を眺めるのが、今の僕の川での最大の楽しみ方です。

 

正直、遊びとは違うかもしれませんが、身の回りの色々な喧噪事を忘れることが出来、自然に触れることで心がリセットされるようであるため、自然に触れて心の洗濯がしたい!という方は、この遊び方をおススメいたします。

焚き火

さすがに今の時期には暑すぎて行えないのですが、秋や冬頃になると、時折僕は本当に小さな焚き火をします。

 

時間帯としては、ちょうど夕暮れ時に行うようにしており、岸辺の近くにある枝を集め、ボヤ騒ぎにならない程度に小さな焚き火をします。

気温が涼しくなり、むしろ夜に差し掛かるため川の冷たさも相まって正直寒いレベルなのですが、その寒さと比例するかの如く、火の温かさが心地よいのです。

その時に感じる、なんとも言えない気持ちの安らぎと、だんだんと陽が落ちていく山々をじっと見ているだけで、心が浄化されていくような気持ちになるのです。

 

なので、個人的には焚き火は本当にオススメです。
(目の前が川だからすぐに消火も出来るしね!)

 

もちろん、焚き火をしてもOKなところ以外で焚き火を行うのは基本NGですので、そこに関してはお気をつけください。

まとめ

というわけで今回は、川遊びで気をつけることと遊び方について紹介をしてきました。

 

当初、この記事をあげたころにはここまで自然の遊びというのはそこまで大きく流行っていませんでしたが、このコロナ渦になったことで、密にならない自然の遊びが大流行することとなりました。

しかし、それに伴い、遊んだその土地にゴミを放置していくといった、マナーがなっていないような行為も多く見受けられるようになりました。

 

なので、自然で遊ぶのであれば、自分で持ってきたものは最後まで自分で処理をする。その土地の人やその土地に迷惑をかけない遊びを行うなど、人として当たり前のマナーを守るようにしてください。

それさえ守っていただければ、後はもうせっかくの大自然に来ましたので、思いっきり羽を伸ばして、心の洗濯をしていってください!

そして出来れば、来年もまた足を運び、この土地を好きになってほしい。と田舎もんとしては思っております!

それではまた!

生活

Posted by naishybrid