【現地民が伝える】アニエラフェスタに参加する際に覚えてほしい5つのこと
既に発表されていますが、今年の9/21・22の2日間、今年も長野県佐久市駒場公園にて、【ナガノアニエラフェスタ】が開催されます。
今年も2Days開催となり、去年の1日目、夕方に中止となったため、それ以降の時間帯に出演するアーティストのほぼ大半が現在リベンジとしてラインナップされ、かつ、初参加となるアーティストも数多くおり、コンテンツのユニットで言えば、あの【アイドルマスター シャイニーカラーズ】のユニットも出るというのは、非常に驚きました。
まだこれから追加アーティストも数多く発表するとのことですが、もう第一弾の発表だけで参加を決めている人もいるでしょう。
かつ、今年のアニエラがアニエラ初参加、という方も多くいらっしゃることでしょう。
故に、地元民としては、ようこそ佐久へ。おいでなんし。という想いではいます。
ただ、だからこそなのですが、地元民としてちょっとおせっかいついでに言いたいこともあるのです。
というのも、このフェスですが、都会で行われる都市型の屋内フェス・イベントではなく、一地方の野外フェスなので、都会のアニソンイベントに参加する頭で考えていたら、かなり痛い目を見ると思います。
正直、SNSを見ていたら、いやその考えでいるのはちょっと危ないよ・・・?とおせっかいついでに言いたくなってしまうことが、割と多かったのです。
なので今回は、ガチ地元民の僕が今から伝えておく、このフェスに参加する上で気を付けておくべきこと・覚えておくべき注意事項を、5つご紹介させていただきます。
アニエラフェスタに来場される際に覚えておいてほしい5つのこと
普通に、暑い
これはあらかじめ言っておかなければならないことになるのでお伝えをさせていただきますが、首都圏に住んでいる方であればなんとなく、イメージとして、長野は夏でも涼しい、そう思われている方もいるやもしれません。
まず、その認識を今すぐ捨ててください。夏の長野も、日中はクッッッソ暑いです。
以下は、気象庁が出している、会場である駒場公園のある、長野県佐久市の去年の気温になります。
去年は、9/16・17で開催されましたが、2日ともに、32度を越えています。
おそらく、佐久、という土地の近くに、あの避暑地で有名な軽井沢があるため、そのイメージもあり、涼しい、という印象を持たれているかもしれませんが、このデータから見てわかるように、佐久は全くといっていいほど、夏は避暑地ではありません。
加えて、これは佐久市が公式サイトで謳っていることなので、市としての情報になりますが、佐久市の日照時間は全国トップクラスであり、かつ、晴天率も、全国トップクラスを誇っている街でもあります。
なので、このデータを基に言えば、晴れる可能性が高いです。
実際、僕もアニエラフェスタが駒場公園に会場が移った2018年から全て参加していますが、雨がちゃんと降ったのは
・2018年は一日曇り、雨は午後から降り出してきた
・2022年の2日目の午前中のみ
・2023年の中止になった1日目の午後4時頃から
と、丸々一日雨、という日は、実はありません。
ただ、見ていただいてわかるように、途中から天気ががらっと変わることが大いにあります。
ゲリラ豪雨といえばそうなりますが、ただ、これは都会の人でも一度は聞いたことがあると思いますが、山の天気は本当に変わりやすいというのは、本当にその通りです。
実際、会場である駒場公園の標高は、694mです。
もう一度言いますが、海抜ではないです。標高です。
(なので、長野県民に海抜というワードを使うと、何それ?とポカーンとされますのでお気を付けください。)
この694mですが、わかりやすく言うと、東京スカイツリーの634mよりも高いわけです。
そんな場所で開催されるので、天気も変わりやすくて仕方がないのはそうなのですが、ただ、そんな高いところであっても、都会同様に暑いので、暑さには本当にお気を付けください。
とはいえ、今年は前年の開催日程の1週間後なので、ひょっとしたら涼しくなるかもしれませんが、とはいえ、参加される方は、炎天下の野外で1日俺/私は楽しむんだ、という覚悟を持ってご来場をください。
ステージに日陰はほぼない
と、炎天下の野外、と話していますが、実際、アニエラのある駒場公園のメインステージであるテンペストステージのある場所・並びにサブステージのファントムステージが、それぞれの、当日ではないですが、どんな場所で行われるのかという画像を以下に載せます。
上の画像がメインステージであるテンペストステージが出来る場所・下の画像がサブステージのファントムステージのある場所の画像となります。
ファントムステージの方がステージ感ありますが、とはいえ当日、この何も無い場所に、テンペストステージが作られるわけです。
とはいえ、これで一目見てわかっていただけると思いますが、そうです。
どちらも、屋根なんてないんです。
ただ、周辺に木陰はありますが、それもごく僅かで、かつ、端の方になります。
ですが、メインステージの方は、時間によってはステージの作りにより、日陰がフロア前方に出来ることはあります。
とはいえ、重ねてにはなりますが、ステージの前方なため、日陰があるというスペースとしてはごくごく僅かであり、かつ、前方となれば、人によっては、そんなに前に行きたくないという人もいれば、そもそも、前に行くというのが難しい場合もあります。
もっといえば、サブステージであるファントムステージは、駒場公園内にあるステージのようなものをそっくりそのまま使用しているため、こちらに至っては、冗談抜きで日陰ゼロ地帯です。
そのため、結論をお伝えすると、メイン・サブ、どちらのステージであっても、ちゃんと見るとなると、日光にガンガン当たる・日陰はほぼ期待出来ないという認識、いや覚悟でいてください。
これは脅しでもなんでもなく、冗談抜きで、30度を越える真夏日で見るとなった際、しっかり対策をしておかなければ、熱中症になるリスクが非常に高いため、下手すると、生死に関わる状況になる可能性も大いにあります。
加えて、そのような環境ですので、熱中症だけでなく、確実に日焼けもします。
なので、熱中症対策はもちろんのこと、参加される方は、日焼け止めをこれでもか、という程に塗って参加されることをおススメいたします。
実際僕は毎年、スプレータイプ・並びにクリームタイプを重ねて塗って参加をするようにしています。
二重、は不要かもしれませんが、とはいえ、朝から晩までとなると、少なくとも、6時間以上は日光にさらされることにはなりますので、やりすぎ、と思うくらいに日焼け対策を念入りに、男性も女性もされることを推奨、というより、マストでするべきだと言わせていただきます。
会場は参加者以外の方も使われる
この駒場公園ですが、公園と言いつつ、敷地内には市民プールもあれば小さいマレットゴルフをする場所もあればテニスコートもある。更には図書館まであるなど、公園と言いつつ、色々な施設が複合である場所となっています。
そのため、このイベントに参加しない、どころか、そもそもアニエラフェスタというものがこの日にある、というのを知らずに来られる近隣の方も多くいます。
故に、そのような方々のご迷惑にならないような行動を心掛けてください。
ホテルはそんなにない
度々公式からも言われていることですが、この近辺にホテルは、そんなに多くはありません。
もっと言えば、ネカフェすら、ほぼありません。
とはいえ、地元民としてお伝えをすると、宿は決してゼロではなく、あるにはあります。
ただ、駅からだいぶ離れたところにあるホテルも多いため、自家用車で来られる方々はそのようなホテルも選択肢としてはありますが、とはいえ、都会から来られる方々は、車を持っていない方や、そもそも免許すら持っていない、という方も多くいらっしゃるかと思います。
故に、アニエラとしては、新幹線を使い、上田や長野のホテル、というのも提唱しておりますし、それも悪くはないとは思います。
ただ、これは選択肢の一つとしてお伝えをさせていただきたいのですが・・・仮に2Days参加で宿が取れなかった、新幹線を使って帰れる地域にいる関東住まいの方であれば、最悪新幹線を使って一度家に帰ってから、翌日また新幹線を利用して来場される、というのも、一つの手だと思っているのです。
というのも、佐久平からの新幹線ですが、場合によっては、ホテルを取るより、東京までの新幹線の方が安い、すらあります。
実際、新幹線の自由席も、自由席の片道も、終点である東京であっても、6000円いきません。
かつ、JRのえきねっとというサービスのトクだ値、というサービスを使用すれば、もっと安く帰れます。
どれだけ安いかというと、1万円あれば、東京から乗る新幹線であっても、往復で行って帰ってこれます。
そうなれば、無理してホテルを取るより、勝手知ったる我が家で休んで、翌日また元気になって長野へ行く、というのも、体力的には疲れるとは思いますが、それも一つの選択肢としてはあるかもしれない、とお伝えをさせてください。
シャトルバスは必ず使え
アニエラはここ数年、会場からシャトルバスが出ているため、帰りは佐久平駅から新幹線で、という方は、まずそれを使ってください。
そんなに人が乗るバスは・・・となって、なら歩いて佐久平駅まで行こうかな?
そんなことを思っている方、何も言わず乗ってください。大真面目に言います。乗れ。
というのも、会場のある駒場公園~佐久平駅まで歩くと、約4kmあります。
加えて、道中ですが、かなり坂が多く、正直、地元民であっても、佐久平駅から駒場公園まで歩いて行こう、など考えないほど、とにかくアップダウンが激しいです。
駅としては2駅分ですが、都会の電車で考える2駅分とは大いに差がありますので、甘い考えでいたら痛い目を見ますので、必ず、電車・新幹線に乗るという方は、シャトルバスをご利用ください。
番外編・もう一つ気にした方がいいこと
もう1つ、これは気をつけるべきこと、ではないですが、地元民が故、これが気になり、それを聞くと、常にモヤッとすることがあるのです。
それは、【佐久】のイントネーションです。
どういうことかというと、地元(長野県)民と他県民で、佐久の言い方が異なり、なんでこんなに違うの?というくらい、差があるのです。
具体的に言うと、他県民は佐久のイントネーションが最後、上がります。
例えるならば、さけそうなチーズを連想しながら、チーズを割く、と口に出していただきたいのですが、その割く、というイントネーションで、他県民は佐久のことを言います。
ですが、地元民、並びに長野県民の言い方は、花が咲く、と口に出してもらえればわかりますが、その語尾が下がる、咲く、というイントネーションが、佐久の正しいイントネーションになります。
そんなまさかと思うかもしれませんが、これは自分の経験談にもよるものであり、他県の友人が佐久について話すと、かなりの高確率で、上記のイントネーションで佐久と言うのです。
この理由は何故かはわかりませんが、ここだけは気をつけてください。
おわりに
というわけで、長くなりましたが、今回はアニエラフェスタに参加される際、気をつけてほしいことを5つ紹介させていただきました。
楽しむことは大事なのですが、このようなアニソンのライブ・イベントが野外で行われるという例は少なく、かつ、毎年の夏の野外でとなると、まさに唯一ここだけと言えます。
そのため、炎天下の野外に長時間いるのは、地元民でもキツイですし、かつ、遠方から来られる方だと、慣れない環境故疲れる可能性もありますので、このようにお伝えをさせていただいたわけです。
事実、まだ6月ですが、もう既にこの地域も暑く、30度を越える日も出ておりますので、暑さはもう都会並みです。
なので、おそらく今年も、過酷な転機になる可能性が今から高いと思いますので、くれぐれも体調第一で、このイベントを楽しんでいただきたいと思うわけです。
とはいえ、こうは言いつつも、結局のところは、個々人がどう対策するかということにかかっており、かつ、ルールやマナー、モラルなども個々人の見解にかかっておりますのでどう言ったところで仕方がないところではありますが、それでも、これだけは覚えておいてほしいという、一地元民故の意見ではありました。
それでは。
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