The BONEZ【MONSTER ENERGY presents D1GP ALL STAR SHOOT-OUT】 スペシャルライブ レポート
MONSTER ENERGYが協賛となり開催されたD1グランプリ・ドリフトやFMX等の祭典
『D1GP ALL STAR SHOOT-OUT』
3月23日と24日の2日間お台場のダイバーシティ隣の敷地を使い設営された特設会場にて行われていた。
朝から夜まで行われていたプログラムの中に、今回のイベントの目玉の1つとも言えるプログラムが用意されていた。
それが、両日16時45分から開催されたThe BONEZのスペシャルライブだ。
つい先日、The BONEZはモンスターエナジーとスポンサーシップ契約を結び、その一環として今回スペシャルライブを行う運びとなった。
今回、その2日目に行われたスペシャルライブの模様をレポートする。
今回The BONEZがライブを行った時間は16時45分だが、D1GP第2部の時間帯のイベントのトップを飾ることととなった。
そもそも、今回のD1GPは、第1部と第2部と分かれており、第1部が終わった際に一度全員会場から出ることとなっていた。
そのため、第2部の開場までにあらかじめ待機列が組まれていたのだが、30分ほど前に着いた頃には熱心なBONER(The BONEZのファンのこと。)が早くも意気込んで並んでおり、その後はBONERはもちろん、D1を楽しみにしている方も続々と並び始め、開場直前にはかなり大勢の人が並んでおり、このイベントの人気がどれほどのものか知らなかったためここまで人気のイベントなのかと知り、とても驚いた。
そして開場後、ダッシュで特設ステージの方に詰め掛けるBONERも数多くおり、普段のライブに比べるとそこまで人は多くはなかったが、それでも100人以上の人が今か今かとThe BONEZのステージを楽しみにしていた。
ライブが始まる前、MCの紹介からFMXの選手達が10分もいかない時間内で次々大技を繰り出しており、テレビでこのようなパフォーマンスは見たことはあったが、いざ実際に見てみるとその凄さと成功するかどうかのハラハラドキドキ感が合わさり、ライブが始まる前から興奮度が一気に上がる。
FMX終了後、続いてドリフトプレイが行われ、トラック内を物凄い勢いで走りつつ勢いよくドリフトをするそのプレイにさらに興奮が高まっていく。
そしてドリフト終了後、MCが先ほどまでプレイをした選手達を紹介した後、ついにThe BONEZを紹介する。
すると、なんとThe BONEZのメンバーが先程までドリフトをしていた車から降りてくるという、このイベントならではの登場の仕方をしてくれ、1曲もプレイしていないにも関わらず客席内の興奮は最高潮となっていた。
「D1GP、The BONEZ。やらせてもらいます!」
と一言言った後定番曲Revolutionからライブをスタートさせると、いきなりモッシュとダイブが発生し、たちまちその場をライブハウスに染めていく。
続けてGIMCRACKをプレイした後、JESSEが俺達のことを知ってる人も、スタンド席に座っている(今回は座って見れるスタンド席も用意されていた。)俺達のことを知らない方々もはじめまして。The BONEZって言います。と丁寧に挨拶した後、ステージ前方で暴れている客席のBONERを指し、大丈夫こいつら悪いヤツらじゃないからと、ロックのライブのノリを知らない方々に向けてJESSEなりのカバーをしてくれた。
その後、10ヶ月になる自分の息子のことをMCで話した後、子供たちについて書いた1曲であるLIFEをプレイする。
2番の途中で、それまで雲に隠れていた太陽が出てきて、It’s a Miracleのところを太陽が出てきたぜと歌詞の内容を変えて歌ったところになんともニクイことするな〜と思うと同時に、夕陽が差しながら聞くLIFEの良さは、これまでのどのライブとも違う美しさがあった。
その後、この曲好きなんだよなとボソッと言ったあとにライブアンセムのPlace of fire、太陽が出てるうちにやるわと言った後、今年のD1GPのテーマソングともなったSUNTOWNを続けてプレイする。
SUNTOWNの途中では、後ろにいる子供や親子連れについて触れつつ、社会や学校ではみ出し者になったとしてもここに来れば大丈夫だからと、今のファンだけでなく、これから先The BONEZのファンになってくれるかもしれない子供たちにも向けてMCをするなど、常に変わらないJESSEとThe BONEZの優しさと熱さを改めて感じた。
また、最後の歌詞を歌っている際、自分の見ていた角度もあったのだが、ちょうど西日とJESSEが重なりながら歌うその姿はある種の神々しさすらあり、まるでSUNTOWNのPVを追体験しているかのような気すらあった。
あと1曲やってから帰りますと言った後、Nakaの強烈なリフから始まったZenithでは、これまで発生していなかったサークルも発生し、今日一のダイブの量が発生するなど、盛り上がりの最高潮の中ライブは終了した。
最後、4人全員で肩を組み、D1GP、呼んでくれた主催の方々や来てくれた皆さんを代表して、ありがとうございました!とマイクを通さない生声で感謝を伝え、30分と短いけれど濃い時間は終了となった。
ちなみにライブ終了後、MCがこのライブの感想を言っている途中で再びJESSEが登場し、こいつ俺の最初の彼女の弟だからと、とんでもない情報を暴露する。
・・・JESSE、それは営業妨害ってもんじゃないかい?
今回、普段ライブハウスで見るライブと違い、The BONEZを、ロックバンドのライブがどんなものか知らない人も客席には大勢おり、今回のライブがどのように写り、どのような感想を持ったかは当たり前だが分からない。
けれど、SNSには全く知らなかったけれどThe BONEZよかったというコメントもチラホラ見受けられ、好感触だったのだろうと思っている。
この1回きりで、来年もあったとして果たしてThe BONEZがまたライブをやるのか分からないがもしやるとなった際にはおそらく行くだろうとも感じている。
かつ、短時間だったがステージから見えたFMXとドリフトの迫力も凄く、個人的に最初は正直全く興味がなかったのだが、実際のプレイを見たらまた見たいと素直に思え、もし機会があるなら次は朝からじっとゆっくり見てみたいとも思った。
と同時に、エクストリームとエクストリームの融合が今年だけで終わるのはあまりにももったいないという気が大いにあるので、モンスターエナジーとスポンサーシップ契約を結んでいるcoldrainやRIZE等が今後出てくれる、なんてことをこっそりと期待しています笑。
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