【二度とない】Parkway Driveの単独公演に行くべき3つの理由
正直、このブログはかなり緊急で書いている。
というのも、自分のブログは、ライブレポートという、参加した後の感想を書くのが主であり、ライブを事前にアピールするということは、あまりない。
ただ、フェスなど多くのアーティストが出る際にはバンドだけでなく、タイムテーブルやブースなど、ライブ以外の見どころも多いため、書くことはあるが、ただ、ライブハウスの公演で書くということは、正直そこまで多くはない。
その理由としては、ライブハウスならばこういうアーティストがやる。で、会場はここ。ああだったらそうなるね。まぁ物販もSNS見ればわかるよね等、ある程度予想がつくということもあれば、売り切れてる公演ならば、なんで今更書くんだよという、人によっては嫌味に捉えられてしまう可能性もある。
ただ、今回はそれでも、書く理由がある。加えて、正直焦っている。
それほどまでに、今回は緊急で書く理由があるからだ。
それが、タイトルにもある通り、Parkway Driveの単独公演である、豊洲PITのライブについてだ。
この単独公演が行われるのは、この記事をアップしている3日後、10月15日だ。
元々、この公演の開催発表自体、9月5日と、開催から40日前という、あまりにも急すぎる発表ということや、週の真ん中水曜日の催ということもあり、正直、チケット代もそうだが、そもそもど平日に行くのが難しいということは、書きながらも重々承知している。
とはいえ、この公演自体必見なのはもちろんではあるが、ひょっとしたらこの公演が、場合によっては、今後のこのバンドの来日に繋がる可能性もあるかもしれない。
だからこそ、今回の公演に関しては、メタル・メタルコアが好きなファンはもちろんのこと、激しい音楽・ヘヴィミュージック好きであれば、誰しもが行くべき公演だと感じ、今回こうして、記事にしている。
というわけで今回は、この公演に行くべき3つの理由を紹介させていただく。
そもそもParkway Driveとは?
と、そもそもまず、Parkway Driveとは誰なのか?という人もいるかもしれないので、簡単にではあるが解説させていただく。
Parkway Driveは、オーストラリアのメタルバンドであり、現在活動から約22年を迎える、歴で言えばベテランのバンドだ。
バンド名自体、彼らの出身地であるバイロンベイという街にある通りの名前に由来しており、その街自体、とても小さい街であるという。
ルーツにパンクやハードコア、メタルなど様々な音楽があり、当初はハードコアの括りに入るバンドであったが、そこからメタルコア寄りのサウンドに変化し、現在のスケール感大きいメタルサウンドへ変化したという、20年の中でサウンドの変化が多くあるということも特徴である。
だが、サウンドの変化がいい影響をもたらしたのか、リリースごとにファン層をどんどん拡大していき、この5、6年で、WACKEN OPEN AIR、Pol’and’Rock Festival、RESURRECTION FEST、ROCK AM RING等、世界の数多のフェスでヘッドライナーを務めるようになった。
仮に、メタルバンドのピラミッドなるものがあるとすれば、その頂点付近にいるバンドと言っても、過言ではないだろう。
むしろ、世界的に見れば、メタルという音楽が好きなのに、Parkway Driveを知らないなんてありえないと、海外の人から叱られても仕方がないと、僕は考えている。
日本には、2000年代後半に2度ほど来日して以降、2010年代は全く来なかった中で、2023年のKNOTFEST JAPANにて、約14年振りとなる来日を果たし、参加した誰しもの記憶に強く印象を残した中、今回2年ぶりの来日は、日本一のメタルフェスであるLOUD PARKへのヘッドライナーとしての参加。そして、今回の単独公演となる。
と、ざっくりではあるが、Parkway Driveというバンドについて紹介をさせてもらった。
というわけで次からは、タイトルにもある、今回この単独公演に行くべき理由を紹介させてもらう。
Parkway Drive単独公演に行くべき3つの理由
このキャパシティで見れるバンドではない
結論から言うが、今のParkway Driveは、豊洲PITという、キャパシティ3000人のライブハウスで見れるバンドではないのだ。
もちろん、豊洲PITの大きさもわかっており、日本で今一番大きいライブハウスだということも重々承知だ。
だが、世界的な観点や、今行っているツアーの規模感で言えば、むしろ今回LOUD PARKが行われるさいたまスーパーアリーナでワンマンをやる方が、キャパシティ的には合っている。
それほどまでに、彼らの世界的な人気は凄まじいのだ。
それこそ、インタビューでギターのルークが今回の来日に当たって、RollingStoneのインタビューにて語っていたが、Parkway Driveはフェスで8万人の前でライブをやると、さも当たり前のように語っている。
冗談抜きで、大事な事なので2回言うが、8万人、だ。
8万人というとあまりピンと来ないかもしれないが、日本で言うならば、国立競技場が、まさに8万人入る場所だという。
フェスで例えるならば、フジロックのグリーンステージのキャパシティが、最大約4万人だというので、単純計算で、グリーンステージ2個分をフェスで埋められる。
これだけでも、彼らがどれだけ人気があるかというのは、否が応でも伝わるだろう。
これらを踏まえると、豊洲PITという会場でも、あまりにも小さい。それどころか、プレミアム過ぎる機会だというのはおわかりいただけたはずだ。
ライブハウス公演自体が貴重
これは先程の話と少し付随するが、今のParkway Driveはアリーナでライブをやることがほとんどだ。
これは、出身地であるオーストラリアだけでなく、ヨーロッパやアメリカでも、同様にアリーナ公演を行なうのだ。
実際、今まさに行っているツアーも、アリーナツアーと言っても差し支えない。
だからこそ、極端なことを言ってしまえば、世界で唯一、Parkway Driveをライブハウスで見れるのは、ここ日本だけなのだ。
アリーナクラスのバンドをライブハウスで見れる機会というのは、普通に考えれば貴重な機会であり、かつ、次Parkway Driveが来た際には、おそらくライブハウスでない場所でライブを行う可能性が高いと考えている。
だからこそ、おそらく最初で最後の機会だからこそ、この機会は絶対に逃すべきではないと言える。
また、このライブハウス公演にはサポートアクトとして、日本でも頭角を現しつつある日本のメタルコアバンド、PROMPTSがサポートアクトとして出演することも発表された。
海外では海外の有名バンドがツアーに帯同するが、日本では大抵、単独公演の際には、日本の新進気鋭の若手バンドがサポートをすることが多い。
しかし、あえて言えば、日本のバンドが世界のトップに爪痕を残すチャンスとも言えるため、PROMPTSのファンも、今回のライブは必見だと言える。
最後の単独公演になる可能性もある
これは海外のバンドだから当然ではあるが、そんな頻繁にライブが見れるわけではないのはもちろん、次来日する機会がいつになるかもわからない。
場合によっては、また10年空いてしまう可能性だって、全然ありうる話だ。
これは当たり前な話だが、自分達の人気のない場所でわざわざやる理由というのも、普通に考えればないだろう。
人気でないとわかった瞬間、これから先もう行かないと言われてしまうことだって、あるかもしれない。
だからこそ、今回の公演はある意味、今後に繋げられるかどうかの、試金石とも言える。
実際、今回の来日も、2年前のKNOTFESTでの盛り上がりがきっかけで繋がったものであるが、とはいえ、今回2年ぶりに来てみて、フェスに出るついでに単独公演をやってはみたけれど、あぁやっぱり俺たちはそんなに日本では人気ないんだと向こうが思ってしまったら、本当に次の来日は無くなってしまうかもしれない。
だからこそ、今回のライブについては、楽しむというのはもちろん、また次の来日公演に繋げるという意味でも、出来ることなら多くの人に参加してほしいと願わざるを得ない。
おわりに
というわけで駆け足となったが、今回のParkway Driveの単独公演に行くべき3つの理由を紹介させていただいた。
ただ、今回の単独公演だが、正直、集客的に難しい要素が重なってしまった理由もあるのは否めない。
というのも、今回の単独公演を発表したのは9月の頭。普通であれば、少なくとも、3ヶ月前にライブの発表をするのがほとんどであり、それならばまだ日程の都合をつけやすいと思うが、流石にいくらなんでも1ヶ月半より更に少ない日数での単独公演の発表は、無理、という人がほとんどだろう。
また、単独公演のアナウンスが8月が終わるまで無かったからこそ、もう単独公演はないだろうと思い、LOUD PARKのチケットを買ってしまった人も多いこと。そのLOUD PARKから中1日空いているため、流石にこれ以上休めない人も多いこと。そもそも10月が、来日公演が非常に集中しており、前々から予定されていた中でこれ以上ライブを増やすことは出来ない。そもそもチケット代が高い等々、僕のアホな頭で考えられる理由を挙げ出せばキリがないところではある。
しかし、こんな世界的な有名バンドが来日してくれるならば、少しでも多くのお客さんでフロアをいっぱいにし、あぁやっぱり日本のファンは最高だと思うくらい、盛大に盛り上げて、いい気分になって帰ってほしいというのは、ファンでなくとも思うはずだろう。
特に日本では、ライブの撮影というもの、他の国に比べればまだ圧倒的に少ない。
もちろん、ライブの一部を撮影する人はいるものの、とはいえ、最初から最後までスマホをずっと構える人も、そう多くはないだろう。
だからこそ、そうして真摯にライブを楽しむファンの姿をバンドに見せて、また来たいと思わせたい。
そのために、僕もこの日足を運びます。
もしこの記事を読んで、少しでも興味が湧いたのならば幸いです。
それでは。

















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