The BONEZのピンバッジをペンダントトップにする方法【販売厳禁】
まず、こちらは事前にお伝えをさせていただきますと、あくまでこれは、ご自身で楽しむことを前提に書きます。
これを見て作成し、フリマアプリ等に販売することは、決しておやめください。
The BONEZのライブへ行って、たまたまそれが売っていたら、そういえばこんなの見たな・作ってみたいな。そういう思いで個々人で製作をしてみるということをしてください。
というより、一本のライブで人生が変わるライブが見れますので、本当に人生もう嫌だ・死にてえなど、マイナス・ネガティブなことを考える人こそ、人生変わるので行ってください。
と、前置きはここまでにし、タイトルにあるように、今回、The BONEZのピンバッジをペンダントトップにする方法をお伝えします。
そもそものきっかけとして、ほぼ1年ほど前になりますが、このようなツイートを見たことがきっかけです。
TheBONEZ のピンバッジを改良してネックレスのペンダントトップに!!
インスタのフォロワーさんに教えて頂きました!#TheBONEZpic.twitter.com/cqyxIx5VUt— ko-to. (@abc23035805) June 12, 2024
これは、過去(正確に言えば、今も時折ライブ会場の物販で販売されることもごく稀にあります)販売されていた、【SUNTOWN pings】という、3種類のピンバッジセットの中の1つの、The BONEZのNロゴを型取って作ったピンバッジとなります。
それをこの方は、作り方は書かれていないため、あくまでも想像で書きますが、ピン(針)の部分をカットし、加工してからネックレスに通し、このようなネックレスにしたのだと思います。
僕もかつてこの投稿は見ており、うらやましいなー、と思い、その当時はスルーしていたのですが、ここ最近、自分の趣味がプラモデルになり、色々加工ではないですが、ヤスリがけなども、前から考えれば非常に上手くなったことや、個人的な話なのですが、金属アレルギー持ちなのですが、それに対応したネックレスを買ったこともあり、ふと、このことを思い出し、自分でも作れるのではないか?と思い至り、今回、作ってみたわけです。
そこで今回は、The BONEZのピンバッジを、ネックレストップに改造する方法をご紹介させていただきますので、持っている方で、こういったことをしてみたい、という方の参考になれば幸いです。
作り方
針の切り方・削り方
まず、こちらが今回のメインでもある、The BONEZのNロゴピンバッジとなります。
当然、裏面はピンバッジですので、このように針がついています。
こちらの針を、まずは切り落としていきます。
といっても、針の切り落とし方自体は非常に簡単で、大きいペンチさえあれば、簡単に切り落とせます。
というのも、針自体の太さは、測ってみましたが、約1mmであり、この程度の太さならば、ホームセンターに売っているような、大きいペンチであれば余裕で切り落とせます。
なので、切ること自体は、そこまで難しいことではありませんが、とはいえ場合によっては、切った瞬間に、その衝撃で思いもよらない方向へ飛んでいってしまう可能性もありますので、安全な場所で、安全な服装で、安全を最優先に切断するようにしましょう。
(ただ、自分が切断した時には、そこまでどこかへ飛んでいくということはなく、切ったらペンチについてきました。)
こうして切断したものがこちらとなります。
ただ、実はまだ小さい針が両隣に2つあるだけでなく、切断したばかりのため、切断面は非常に荒いです。
これで作り進めていくと、シンプルに肌を怪我するだけでなく、着ている服を傷つけてしまうなど、この状態のまま進めるのは絶対にダメです。
なので、こちらをヤスリがけしていきます。
この時のヤスリなのですが、ホームセンターで売られている、400番という、やや粗目の紙ヤスリで削っていきました。
無論、棒状のヤスリがある人はそれでも構いませんが、この後に、ある一つの工程を挟むため、今回は紙ヤスリでガンガン削っていくことにしました。
なお、こちらも念のためお伝えさせていただきますと、金属を削るため、十分な換気が行き届いた場所で行うようにしてください。
そして削り終わったものがこちらとなります。
最も大きい針のあった部分だけでなく、両隣の小さな針の部分も削られているのが見て取れるかと思います。
念の為別角度からも撮影しましたが、やはり紙ヤスリでガンガン削ったため、全体的に表面が削れてしまいましたが、これでも問題ありません。
その理由を、次の塗装の部分で解説していきます。
塗装方法
さて、ここからいよいよ塗装に入っていきますが、まず塗装する前の前提として、このピンバッジは、全体がメタリックなブラックとなっています。
もちろん、この色がいいという方は、先程の削る部分だけを丁寧に行い、この部分は飛ばして構いません。
ですが、ネックレスというと、大抵、金や銀、というのがほとんどであり、そのペンダントトップとなると、同じ色にした方が、統一感が出るものではないでしょうか?
ただ、先程紹介したように、このピンバッジのベースの色は黒なので、そこに金色や銀色を塗ると、本来の色とは異なる、くすんだ色になりかねません。
わかりやすい例を出せば、白色の紙と黒色の紙を用意し、どちらにも同じ色を塗ったとしたら、当然、発色が良くなるのは、白色の紙の方でしょう。
というわけで、まずここに、これを吹きかけます。
そう、サーフェイサーです。
サーフェイサーとは、下地塗装材であり、これを吹きかけることで、本来の色をちゃんと出すだけでなく、細かい傷を隠すことも出来ます。
なので、ガンガンに紙ヤスリで削ったのも、サーフェイサーを吹きかければ、完全に目立たなくなるから、というのが理由です。
とはいえ、いきなりこんなもの出されても、使い方なんてわからない、という方の方が、この記事を読んでいる方では多いかと思います。
なので、そのような方向けに、以下に紹介する、タミヤ公式YouTubeチャンネル内にある、プロモデラーの長谷川伸二さんがサーフェイサーの使い方を一から解説してくれるため、こちらを見てから使用されることをおすすめいたします。
というわけで、実際にサーフェイサーを吹いたものがこちらとなります。
あんなに真っ黒だったピンバッジが、ものの見事に真っ白になりました。
というわけで、十分に乾燥させてから、これを塗装していきます。
今回、僕は金色のネックレスに付ける為、色も金色にすることにしました。
で、塗装についてなのですが・・・正直、参考になるかはわかりません(笑)
というのも、このためにわざわざ新しく金属用塗料を買うのが面倒だったため、プラモデルに使用する塗料で塗りましたので、あくまでも参考程度になれば幸いです。
ざっくりですが、この辺りを使い、調色をしました。
・・・ええ、参考にならないでしょう(猛爆)
が、正直お伝えすると、この中で言えば、左下の【ミスターメタリックカラー GXラフゴールド】が、今回では最も良い金色の発色をしていたので、場合によっては、これだけでもいいかもしれません。
もちろん、何度も言うように、ちゃんとした金属を塗装する塗料があるならば、それを使うべきだとも言わせていただきます。
そして、塗り終え、乾燥させたものがこちらとなります。
これを良いと言うのか悪いと言うのかは人それぞれの個性になるとは思いますが、少なくとも、僕自身は納得する色が作れたかな?と思っています。
ペンダントトップにするために
さて、ここまでで塗装も終わり、いよいよペンダントトップに後はしていくだけです。
そのために、100均で売られている、丸カンを使います。
今回はダイソーで売られている丸カンを使いましたが、あるならば、Cカンでも良いです。
また、6mmと8mmとありますが、両方試してみましたが、6mmではそもそもうまく入らなかったため、8mmの丸カンを使用することをおすすめいたします。
ちなみに、丸カンの取り付け方については、僕も今回参考にさせていただきましたが、以下のサイトを参考に行うのがおすすめです。
そうして丸カンを付けたので、後はこれをネックレスに通せば完成です。
実際に付けてみた画像が、以下となります。
どうしても中央につけられないため、実際ネックレスにするとこのように斜めになってはしまいますが、それでも自分がつけるというだけの満足感で言えば、100点満点の満足です!
覚えておくべきリスク
さて、ここまで紹介してきたわけですが、当然ながらリスクもあります。
それは、単純にこれをやってしまったら、もう二度とピンバッジとしての役割を果たせなくなるということや、販売したらアウトなこと。
加えて、これは塗料的な問題もありますが、今回僕はどうしてもプラモデル塗料で行ったため、丸カンと接触する部分が、付けているとどうしても色が削れてしまい、落ちるということがあります。
そのため、その部分については、何度か再塗装をする必要がありますので、塗ったらその後もずっと使えるというわけではなく、どこかしらで必ずメンテナンスの必要がある、ということを念頭に置いておいていただけますと幸いです。
おわりに
というわけでここまで紹介をしてきましたが、何度も言うように、これは非営利で、個人的に楽しむために行ってください。
正直、この記事をアップする際にも色々調べましたが、法律的にもこれは本当にグレーなところではある、というのが確かなところです。
しかし、諸々調べ、かつ、冒頭に触れたツイートに、メンバーであるZAXさんが引用リポストをしていたこと等を踏まえ、今回投稿させていただきましたが、場合によってはすぐに削除する可能性がある、ともお伝えをしておきます。
ただ、これを見て、高い転売品に手を出すことがなくなればよいとも思っており、これを見て、やりたいと思っていた方の一助になれば幸いです。
それでは。
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