布魯可(BLOKEES) ウルトラマンゼロ レビュー

かねてより、今年一発目のブログは、これにしたいと思っておりました。

ですが、すぐにアップ出来なかったのには理由があります。

シンプルにこれしかないのですが、作るのに時間が掛かったから、の一点だけです。

 

ですが、これは時間をかけてでも、丁寧に、ゆっくり作りたい。そう素直に思えるほど、素晴らしい、プラモデルを手に入れました。

それが、今回紹介をさせていただく、中国のおもちゃメーカー【布魯可(BLOKEES)】が発売している、ウルトラマンゼロのプラモデルです。

 

ただ、人によっては、中国のおもちゃなんてどうせやばいでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、確かにヤバイです。

が、それは、いい意味での、ヤバイです。

というわけで今回は、この布魯可(BLOKEES)のウルトラマンゼロについて、紹介をしていきます。

布魯可(BLOKS)とは?

と言いつつ、そもそもまず布魯可(BLOKEES)とは何ぞや?と思われている方の方が多いかと思います。

一応、公式サイトもあるにはあるのですが、中国のサイトということもあってか、非常に見にくく、どういったものなのかがイマイチわかりにくかったため、下記のサイトの紹介文が一番わかりやすかったため、以下に引用をさせていただきます。

布魯可(BLOKS)は2015年に誕生した中国の子供用ブロック玩具のブランド。1~6歳の子供に向けて、様々な乗り物に変身可能な積み木ブロックを販売している。その他に、ブロックが主人公の3Dアニメ『百変布魯可』や『布魯可戦隊』の配信、ブロックの問題を解いて子供の想像力を鍛えるアプリの提供なども行っている。スポンジボブやポケモン、仮面ライダー、名探偵コナンなど海外IPコンテンツとのコラボ商品も数多く販売。
(引用元:CNNECT内布魯可紹介ページより引用)

 

このように、ウルトラマンだけでなく、仮面ライダーやポケモン、更には公式サイトに画像がありましたが、NARUTO等、様々な作品のおもちゃを販売しているメーカーとなります。

 

基本は、デフォルメ化されたキャラクターアイテムが多いのですが、今回は非常にリアルな造形のプラモデルであり、どちらかといえば、こういったリアル造形の方が、このメーカーでは珍しい方に分類されます。
また、ウルトラマンのリアルなプラモデルで言えば、ゼロの他に、ウルトラマンジード・ウルトラマンゼット デルタライズクロー・ウルトラマンブレーザーというラインナップになり、

が、だからといってクオリティに関して言えば、これは大真面目に言わせてもらいますが、そのような偏見を余裕で叩き潰すくらい、レベルも、コスパも高いです。

 

ではいよいよ、次からこのアイテムについて、詳細なレビューをしていきます。

製品紹介

まず、商品を紹介する前に、商品の箱について紹介をさせていただきます。

こちらが前面のパッケージとなります。
ちなみに、この箱ですが、段ボール製となっており、日本のプラモデルによくある厚紙で出来たパッケージとはまた違った質感や大きさがあるため、これだけでも、凄いものが来た・・・という圧を感じます。

 

表紙、というかパッケージの姿はウルティメイトゼロ状態ですが、ここは後で後述しますが、ウルティメイトゼロとしても飾れるのはもちろん、ウルトラマンゼロの状態でも飾れるため、これはあくまでも一例となります。

ということはつまり、このウルティメイトイージスがある、ということは、必然的に、ファイナルウルティメイトゼロモードもあります。

なので、それら全てがセットになっているという、とんでもないコスパ抜群のプラモデルになります。

こちらが背面のパッケージとなります。
ここからは、ざっくりと紹介をしてきます。

天面。

右手側側面。

左手側側面。

箱についてはこのようになっています。
底面には製品の仕様が書かれているのですが、全て中国語ということもあることや、紹介しているパッケージのような派手派手しいものがあるというわけではないため、今回については省略とさせていただきます。

ランナー・パーツ

続いてランナーについて、各ランナーそれぞれを紹介していきます。

ウルトラマンゼロのボディの青・赤のランナー。

ウルトラマンゼロの銀の部分、並びにウルティメイトイージス・ファイナルウルティメイトゼロに使用するパーツ。

また、画像2枚目に映っている白色のランナーですが、これはゼロの体のエネルギー吸収盤の下地の色の部分のパーツになります。
フィギュアライズスタンダードでは、黄色のランナーでしたが、こちらは完全に白色となっています。

そしてこちらが、少し面白いのですが、肘、並びにエネルギー吸収盤の別パーツ、ウルティメイトブレスとなります。

見てわかるように、既に彩色、並びに色分けもされており、特にエネルギー吸収盤のパーツの色分けというのは、真ん中が白、端が銀という、日本のプラモデルではあまり見ないような色分けとなっております。

こちらが、カラータイマーやウルティメイトイージスの青いクリアパーツ、並びにビームランプのパーツのランナーになります。
これは開けてみてビックリだったのですが、ビームランプの部分までがパーツ化されているとは思わず、これだけでも、フィギュアライズスタンダードとは全くの別物、と言えます。

これは紹介する必要がないかもしれませんが、このプラモデル専用の台座となります。

日本の台座だと、クリアパーツの台座が多いですが、こちらは黒となっています。

そしてこちらが、手首、並びに、各関節パーツとなります。

これが面白いと思ったのですが、手首は既にこのまま別の袋に入っており、かつ、関節パーツも、袋でひとまとめにされているというのが、非常に面白いと思ったのですが、見てわかると思いますが・・・関節パーツ、めちゃくちゃ量があります(笑)

なので、本当に説明書を見て、どれがどのパーツなのか、というのを見比べてやっていかないと、まずもって詰みます(笑)

 

そして、この関節パーツの中に混ざっている、あるパーツがあるのですが、ある意味、これがこのプラモデル最大の特徴とも言えるパーツとなります。

それがこの2つになります。

これは何かと言うと、わかりやすく言いますと、プラモデルの中に仕込む電飾ユニットと、その起動スイッチとなります。

 

つまり、このプラモデル、発光するんです。

 

そんなバカな、と思うかもしれませんが、これで本当に発光するのです。

そして更に言えば、これは組み立てたわけではなく、最初から、このままの状態で、パーツに入っているのです。

なので、組み立てさえすれば、誰でも発光させられるという、恐ろしいプラモデルなのです。

 

更に、ここまで紹介して、あれ?と思われた方もいるかもしれません。

そう。このプラモデル、これだけのパーツ数があるのに、完全にシールレスなのです。

 

正直、どこかしらシールがあるかと思いきや、完全にシールレスで、全てが組めてしまうのです。
更にそれでいて、電飾まで付いているのですから、冗談抜きで、恐ろしい一品です。

 

というわけでようやく、ここから組み立てた実際の製品をレビューしていきます。

製品レビュー

ウルトラマンゼロ

こちらが、実際に組んでみたウルトラマンゼロとなります。

大きさは約19センチとなります。

 

こちらですが、一切塗装はしておりません。
完全に、無塗装、いわゆるパチ組みとなりますが、それでもここまでクオリティが高いゼロが出来上がります。

サイド、背面からも撮影をしてみましたが、どこから切り取っても、完全に様になっているゼロのプラモデルです!

ただ、強いて言えば、青色の部分が、若干水色に近い青色なため、人によってはそこで違和感を覚えるかもしれませんが、動かしてみるとそこまで違和感がないことや、あくまでもこれはこうなんだ、と楽しんでもいいかもしれません。
もちろん、人によっては塗装してみてもいいですよ!

 

そしてもう一つ、画像を載せますが、先程から少し話題に出していた、フィギュアライズスタンダードのゼロとの比較になります。

フィギュアライズスタンダードのゼロも、少し大きい方のフィギュア(プラモデル)に入る部類ですが、こうして比較すると、この布魯可のプラモデルが、いかに大きいかというのが伝わるでしょう。

 

そして、先程少し触れていた、発光ギミック。

それがどのようなものなのかというのを、以下、Xからの埋め込みとなりますが、それでも動画を撮りましたので、こちらをご覧ください。

このように、カラータイマーの部分に先程の黒い発光起動スイッチ(スティック)を近づけることで、目とタイマーが光り、更に、点滅までするという、恐ろしいクオリティのプラモデルとなっています。

ウルティメイトゼロ

そしてこちらが、ウルティメイトゼロ状態となります。

このウルティメイトゼロ状態にするには、一度首のパーツを外してから、ウルティメイトイージスを上からはめ、再び首パーツを差し込めば取り付けられるため、簡単につけられることはもちろん、このウルティメイトイージス、なんとカラータイマーをはめていても装着出来るため、最低限の取り外しだけで済んでしまうのです!

 

ちなみに、この状態でも、先程の発光起動スイッチ(スティック)を近づけることで発光しますが、当然ではありますが、やや感度は通常時よりも悪くなっているため、そこはご注意ください。

こちら背面と側面になります。

背面もばっちりですが、背面は一部自分の製作ミスがあったため、後日その部分は修正予定です(泣)

その他パーツ

また、これ以外のパーツもあるため、ざっくりとですが解説をさせていただきます。

このように、ゼロスラッガー、ゼロツインソード、ゼロツインシュート、ファイナルウルティメイトゼロが別途付属されています。
ゼロツインシュートの真ん中が空いていますが、ここにはゼロのカラータイマーをはめこむため、ここは空いている仕様となっています。

また、2枚目のゼロスラッガーの隣にあるパーツですが、こちらはゼロスラッガーを外した後の頭部に差し込む別パーツとなっています。

 

ちなみに、ウルティメイトイージスは大きさ的に当然フィギュアライズスタンダードにつけるとダボダボなのですが、このファイナルウルティメイトゼロは、持たせてみてもそこまで違和感がないサイズ感となっています。

注意点

と、ここまではいいことばかりを紹介し、全体的に満足であるということは変わりがないのですが、それでも、触っていていくつか気を付けなければならないことや、注意すべき点があるなと感じたため、デメリット、というほどではないのですが、念のためお伝えをさせていただきます。

 

まず一つが、先程から紹介したファイナルウルティメイトゼロなのですが、こちら専用の持ち手はあるのですが、正直にお伝えをすると、非常に持たせにくいです。というより、専用の持ち手が固いことや、ファイナルウルティメイトゼロの持ち手自体が大きく、正直持てません。

場合によっては、これで手首パーツを破損する可能性もあるため、こちらはスタンドを使って自立させるなど、何かしらの方法を使って持たせることをおススメいたします。

 

そしてもう一つが、ワイドゼロショットについて、です。

どういうことかというと、以下の画像をご覧ください。

こちらなのですが、限界までやりましたが、これが限界でした。

つまるところ、綺麗にL字が組めないのです。

これは、関節可動域の問題なため仕方がないのですが、それでも非常に難しく、やっとこさでここまででした。

 

なので、こちらについてもお気を付けください。

まとめ・買うべきアイテムかどうか

と、長くなりましたが、今回は布魯可(BLOKEES)が出しているウルトラマンゼロのプラモデルについてご紹介をさせていただきました。

 

最後に気を付ける部分といいますか、デメリット的な部分も紹介はさせていただきましたが、それでも、トータルで言えば、ウルトラマンゼロが好きな方であれば、間違いなく満足出来るアイテムだと言えます。

通常のゼロだけでなく、ウルティメイトゼロにも着せ替え可能ということや、約19cmというビッグサイズ。更に発光ギミックも搭載されている等、大盤振る舞いというのはこのことだと言えるアイテムであり、かつ、可動も一部制限はありますが、それでも普通に動かしている分にはそこまで気にならない可動域であるため、ゼロ好きなら間違いなくおススメのアイテムだと断言します!
(アクションポーズ写真はそのうちあげようと思っております。)

 

強いて、中国のプラモデルということもあるため、なかなか入手しにくいというところがネックですが、それでもゼロ好きなら、何かしらの方法を使い、手に取っていただくことをおススメいたします!

それでは、というところでいつもなら〆ますが、せっかくなのでこの方に今回は〆てもらいます。

 

 

またな!

特撮,ホビー

Posted by naishybrid