The BONEZ『WOKE』レビュー番外編・Until you wake upと種田梨沙さん

2018年11月9日

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いつからあれでWOKEのレビューが終わったと錯覚していた?

というわけで、タイトルからなんですが・・・今回のWOKEの一曲目、Until you wake upを聞いて、僕は声優の種田梨沙さんのことを思ってしまったんですよ。

よく、このアルバムのこの曲は誰々のことを歌った曲だというのを演者側が発言しているものもあれば、この曲はこの人たちのことを歌っているんじゃないかとバンド側はそんな事を一切思ってなくても、一方的にリスナー側が想像することもあるかと思います。

ただ、今回の考察に関しては、100%The BONEZ側は1mmも考えていないともう断言しますよw

ですが、それでも、この曲を聞いた時、そして今も僕はずっとそうとしか聞こえなくなってしまったんですよ。

今回は、WOKEレビューの番外編として、ただのBONERと声優オタクの戯言を語らせていただきたいと思います。

なんでそう思ってしまったか

全ては、このUntil you wake upのPVが公開された日でした。

The BONEZ公式配信

パソコンでそのPVを見て(聞いて)、うぉぉぉThe BONEZすげぇかっけぇの作ったなぁ!ってなった後、僕はリピートしつつ、別のウィンドウを開きながらネットサーフィンをしていました。

その時に、この記事を見つけました。

琴葉に、プロデューサーさんに、みんなにありがとう。「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! MILLION THE@TER GENERATION 06 & M@STER SPARKLE 08」発売記念イベントレポート

これは、約1年ほど病気療養による活動休止をしていた種田梨沙さんが活動を再開し、アイドルマスター ミリオンライブのリリースイベントに2年ぶりに参加したレポートを、大手アニメ音楽情報サイト(マガジンも販売している)リスアニが公開したものです。

種田梨沙さんの話をさせていただくと、2016年、種田さんは喉の病気による活動休止を発表しました。
それに当たって、当時担当していたアニメやゲームのキャラの声優変更や、出演が決まっていたイベントやライブも全てキャンセルとなってしまいました。

こればかりは、二期が決まっているアニメや、どんどんコンテンツが増えていくスマホゲームなどでは止めざるを得ないですから、しょうがない判断だとも思いますので、僕はそこまでは否定しません。

ただ、その中でもずっと種田さんの復帰を待ち続けたコンテンツも数多くあります。

このミリオンライブは特にそうで、種田さんが活動休止して以降、声を担当していたキャラの田中琴葉の追加ボイス等も一切録らない。だけど復帰するまで待ち続けるという姿勢でした。
復帰するまでの間も、プロデューサー(アイドルマスターのファンの事)に対して、必要な時に何かしらの発表をしていました。

特に、4回目のワンマンライブとなった日本武道館3daysのライブの際には、最終日のライブ終了後、場外に種田さんの直筆のメッセージをサプライズで張り出しました。
これは、プロデューサーへ大丈夫だよ、みんなと同じでこっちも待ってるんだよという運営側の愛を感じざるを得ない行動だと感じました。

そして、去年10月種田さんが活動を再開しました。
それから4ヶ月後の今年の2月8日、去年6月からサービスが開始された中で実装されていなかった田中琴葉がミリオンライブのスマホゲームである『アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ』に実装されました。

ちなみに、なぜこんな中途半端な日なのかというと

ミリオンライブは、Thank You!をテーマにしており、それは出演している声優さん達・スタッフ・プロデューサー全員が大切にしている言葉であります。

そして、この日が、2018年が始まってから39日目。だったのです。

具体的に明記はされていませんでしたが、おそらく間違いなく運営側はこの日を狙っており、ここまで待っていてくれたプロデューサー達への感謝=Thank Youを表すために、2018年が始まった39日目のこの2月8日を選んだのだと考えています。
(ちなみに僕はその日、日が変わった瞬間にそれを見て寝ようと思っていた矢先に起きたサプライズだったので大号泣して眠気が吹っ飛びましたw)

今回、ここまで書いたので、タイトルに田中琴葉の名前も入れるか迷ったのですが、リスアニのレポートや参加されたプロデューサーの感想を読んでいる中で、休んでいたのは『種田梨沙』であり、その間も『田中琴葉』は頑張っていたという旨の発言を種田さん自身が言っていたため、今回はあえて省きました。

おそらく、種田さん自身本当に辛い1年だったかと思います。
このリスアニが以前発売したミリオンライブオンリーのマガジンでのインタビューでも、喉の病気でこの先仕事を続けられるのか、辞めてしまった方がいいのではないかと不安になったと話しております。

そんな状況と、このUntil you wake upがあまりにもシンクロしたのです。

Until you wake up=君が目を覚ますまで

この曲、俺や君という単語が度々出てきており、全体を見ればわかりますが、君と俺という2人の存在が出てきます。

これを、種田さんとファンに当てはめると、本当にピッタリと当てはまる気がしているのです。

例えば、歌詞の冒頭。
「俺は待ち続ける
君が目を覚ますまで
その顔にまた笑顔が戻るまで」

これは、活動再開まで待って、またアニメやイベントで元気なお姿が見れることを願うファンの思いに例えても全然当てはまると思います。

他にも、
「俺はまだここにいる
閉じ込められた部屋の中で
再び動き出すその日を想像している
時間はかかるけど 自由を手にしてみせる」

この歌詞は、あくまで想像ですが、種田さんの療養中の状態と言っていいと思うのです。
活動を再開するその日を想像し、リハビリをこなしていたというのはファンからしても容易に想像出来ますし、その状況を的確に言い当ててる気がしているのです。
また、その後に続く歌詞の
「俺でよければいつだって手を貸すよ
だって一緒に笑いたいからさ」

というこの歌詞は、まさにファンの心境と言っていいのではないでしょうか?

当然ですが、応援だけで病気を治せるわけがないです。
けど、それでも何かの力にはなれると僕は今でも思っています。

だから、俺でよかったら手を貸すよなんていう歌詞は、本当にファンの心境を歌ったんじゃないかと思えるほどの歌詞じゃないかと個人的には思っています。

そして、だって一緒に笑い合いたいという歌詞も想像が簡単につくと思います。
種田さんがされるイベントやライブ等で、お互いが笑いに包まれた状態。
そんな状況を思い浮かべられるこの歌詞は、本当に関係としてピッタリではないかと感じたのです。

全てを事細かに書くともっとややこしい事になりそうなので今回は特に場面の想像が付くところをピックアップしました。
が、歌詞の和訳がPVで全て公開されていますので、それを全て見てもらえば、よりそうとしか思えなくなる!
と一声優ファンとして思っています。

The BONEZもまた、同じ境遇であるのです

ここまで書いてきて、The BONEZを知らない方にお伝えすると、このThe BONEZというバンドも辛い出来事から生まれたバンドなのです。

それは、ベースのT$UYO$HIさん、ドラムのZAXさんが所属していたバンド、Pay money To my Pain(以下PTP)のボーカル、Kさんの逝去があります。

2012年、ツアーの準備をしていた中でのKさんの体調不良によるツアー全てのキャンセル。そして年末、Kさんがこの世を去ったというのが一年の中で一気に起こり、残されたメンバーからすればとても辛い状態だったのは容易に想像がつきます。
そんなKさんの逝去が発表された2013年1月10日、その翌日に、これは本当に狙ったわけではなく、JESSEさんの当時ソロプロジェクトだったJESSE and The BONEZのライブが行われ、そこにT$UYO$HIさんとZAXさんが参加することもかねてから発表されており、ファンもバンドも気持ちの整理が付かないままのライブとなりました。

ただ、この日がきっかけで、JESSEさんのソロプロジェクトだったJESSE and The BONEZが、The BONEZというバンドになる要因となりました。
詳しくは、こちらのインタビューで本人達が発言しているので、こちらを見て頂ければThe BONEZ誕生秘話が語られております。

終わりにあたって

今回、割とシラフの状態では書けないなと思ったので、実は酒を飲んだ状態で書いていますw(猛爆)

ただ、それでも今回この事を書きたいと思えたのです。

今回、100%混ざることがないであろう2つの事柄なので、明らかにかけ離れたこと書いてんなぁと当初は自分でも思っていました。

ただ、今ここまで書いてみて、意外と共通点がポツポツ見つかってきてるんですよね。

「悲しいことがあったけど、それがきっかけで起きたいい事があった。」

この言葉、2月に行ったThe BONEZのライブ中にJESSEさんが発言した言葉です。
この言葉が自分の中でもずっと心に残っていて、度々自分自身にも言い聞かせているのですが、ここまで書いてきて今回、両方に当てはまるな、と。

種田さんが、今こうして病気から回復し、活動を再開してくれたのは本当に嬉しいですし、一年の間いなくなってしまったからこそ、ファンもまた存在の大切さに気付いたと思います。
先ほど書いた、田中琴葉の復帰というのも、休養しなければなかったことですが、その分復帰した演出の全てが感動できるものでありました。
色々誤解を恐れずに言えば、・・・もし病気がなければこの感動的な演出は見れなかったでしょう。

また、Fate/Grand Orderというスマホゲームでは、種田さんが担当していたキャラのマシュ・キリエライトを声優の高橋李依さんが引き継いだことで、ゲームはもちろん、ラジオやイベント等でいい意味でも悪い意味でも、とんでもない存在感を発揮し、種田さんが休養しなければ高橋さんのいろんな(主にヤバイ)面が発揮されているこの現状は見れなかったはずです。

ただ、もちろん休養を肯定するわけでは当然ないです。
休養がなければこのイベントやライブがあった、あのキャラの声をやったのにと思うことはたくさんあります。

ですが、それがあったからこそ起きた奇跡や、種田さんの全く思ってもみなかったところで起こった色々な奇跡もあったと僕は思うのです。

これはもちろん、この言葉を言ったThe BONEZにも当然当てはまります。
PTPは止まってしまったけど、The BONEZが生まれ、今回のツアーファイナルでPTPのメンバー2人が、PTPが最後にライブをやったZepp Tokyoに戻ってくるという事も、奇跡のような事だと僕は思うのです。

もちろん今上げたこれらのことをうまく受け止められない方もいらっしゃるでしょうす、中にはここまで読んで不快な気持ちになった方も多いかと思います。
ですが、それでもやはり僕はこの今起きている現状が、良いこと・悪いこと、それら全てが偶然当てはまったからこそ生まれた奇跡だと信じているのです。

悲しいこと・辛いことがあったけど、それを乗り越えて今ここに立っているバンドと声優さん。
そのどちらでもいいですし、両方応援するでもいいです。
ただ、これからも僕は種田さんもThe BONEZも応援していきます。

それではまた。


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