ネット上で好きなもので繋がった仲だとしても、ピンチの時に助けてくれる心強い存在になるよ

2019年5月3日

こんにちは。

前回書いたアニエラの記事が、アニエラ公式やアニエラ代表のコバヤシリョウさんに直接Twitterで紹介していただき、大変感謝しております。
自分が書きたいことを書いただけのブログでここまでのことになるとは思わず、自分自身大変驚いています。

なんなら、続きを書いてもいいかなとも思ったのですが、僕が正直、そこまで全アーティストに詳しいというわけでもないですし、そこで間違ったことを書くのも失礼だと判断しています。
また、あの記事で書いたことが自分のあのフェスで思ったこと全てだと思っていますし、そこに乗っかるよりは、来年も参加して、やっぱり今年も最高だったよ!マジで来ないやつ損してるよ!と言うことの方が、このフェスのためにも重要だと思っているので、あれはあの一記事で終了させていただきます。

なので、今回もいつもと変わらず、書きたいことを書く通常営業ですw

というわけで今回の記事なのですが、ネット上でも趣味で繋がった関係が、いざという時に絶対自分を助けてくれる、ということについて書いていきます。

今回この記事を書いている理由

そもそも、今回この内容で記事を書いているかというと、ここ数日、学校に居場所がない子が夏休み明けに不登校になるといったようなニュースを多く見かけたからです。

実際、僕の周りにも不登校になる子も何人かいました。

普通に接していて、特に体調が悪くなった様子もなければ元気がなくなっているという予兆があるわけでもなく、ある日突然来なくなる。
何も問題のなかった子がぱったりと来なくなる。

こんな事が割と多々ありました。

不登校になる理由は様々でしょうし、一概にこれがあるから不登校になる!とは言えないでしょう。

僕自身、不登校になったことはありませんでしたが、高校時代はいわゆる

”ぼっち”

でした。

最初の友達作りでうまくいかず、学校にいっても誰とも話さず、部活も入っていなかったので終わったら即帰る。というのが当たり前でした。
そのため、個人的に辛い3年間を過ごしていました

そんな時にネット上でその友達と趣味の話題で盛り上がるのはもちろん、その他様々な話題でチャットをやっている時には本当に楽しかったです。
その時に、自分は1人じゃない。実生活で居場所がないとしてもここは自分がいていい場所だと思えたのです。

こんな自分の経験から、実生活に居場所がない人こそ、ネット上で好きなものが同じ人と繋がって、少しでも自分にはどこにも居場所がないと思っていたけど、ここならある。と思ってほしいのです。

話がだいぶ逸れましたが、今回僕がこの記事を書こうと思ったのは、こういういきさつがあったからです。

僕がネット上で友達を作り始めたはじまり

これは僕の話なのですが、僕は十数年前からずっとこういった趣味で繋がった仲間がいます。

最初にこうして生まれた仲は、特撮好きが高じてネットで繋がった仲間でした。

昔の言葉で言うところの、メル友ですね。

当時は今でいうSNSがmixi程度しかなく、またFacebookというのもまだそこまで盛んではなかったように思いますし、今よりもブログを書く、ブロガーの方がはるかに多かった時代です。

そのため、ネット上で誰とも気軽に繋がるということは、今よりもはるかに難しかったです。

そんな中で出会ったこの関係はネット上でしたが、心が落ち着く感じがあり、段々とそこが自分の居場所となっていき、当時こういったネット上で繋がるのに最もよく使われていたツールである無料チャットを使い、ほぼ毎日のごとく長時間パソコンの前に向かい、チャットを繰り広げていました。。

当然ですが、その当時親からはそんないい目はされていませんでした。
今は、直接会いに行くと言ってもそこまで言われなくなったのですが、おそらくまだ偏見の目を持っていると思います。

ただ、その付き合っていた方の1人が当時やっていたブログで、

友達付き合いのやり方が実際に会ってするのがネットに取って変わっただけ。

という旨の発言していました。

その言葉がとても頼もしく、まだこうした事に慣れていなかった自分にとって、あぁ、こういう繋がり方をして友達作りをしていいんだ。とスっと腑に落ちたのです。

これは今でも僕の生きる上でのテーマの1つとなっているのですが、SNSが普及し誰もが自分と同じものが好きで繋がるのがより簡単になっている昨今において、この言葉は僕だけではない、誰しものテーマになりうるとも思います。

ネット上で出来た関係が素晴らしい理由

困ったときにアドバイスをくれる

そして、そういう繋がり、コミュニティとでも言うべきものが生まれ、それがあることが、生活の支えになってくると僕の経験から言わせていただきます。

実際、上に挙げた特撮のコミュニティを含め今現在も2つほど、ネット上で繋がって今でも交流があるコミュニティがあります。

その人たちと直接会うことは本当に楽しく、この日会えませんか?と日程を決めているだけでも常にワクワクしています。

そういう方々は、年齢も離れていれば住んでいるところも経験したことも当然ながら違います。
これこそが、ネット上でつながる最大の特権だと思うのです。

仕事や年齢、育ってきた環境等々、何もかもが違う人たちとの会話というのは、自分だけでは見えてこない価値観やアドバイスをくれたりもします。

僕が付き合っている方々は基本的に僕より年上であり、例えば僕が悩んでいることがあり相談する際にも(100%自分が相談する側になることが多いのですが)、そういった真面目な話でも真剣にアドバイスをくれます。
これまでくださったアドバイスが今の僕を何度となく救っていますし、おそらくこうして相談することがなかったら、最悪自ら命を絶っているんじゃないだろうか?と本気で思っています。

もちろんこれは普通に直接会って出来た仲の友達でも出来ますが、ただ、自分が真面目な相談する時に、自分やその周りからは出てこないであろうアドバイスをくれる点というのは、こういった関係ならではだと思います。

ひょっとしたら、マジあいつこんなめんどくせー質問ばっかしてよぉ・・・なんて思われているかもしれませんが、まぁそこは気に・・・陰で言われたくねぇなぁ・・・泣

自分も落ち着ける場所になり、同時にお互いを気にかけられる

このように自分が心落ち着ける場所であり、時には頼れる方が多くいる場所に居続ければ、あっ、ここにいていいんだと素直に思える場所が出来ると、安心感が生まれますし、そこにいる人が自分に気を寄せてくれるようになります。

そうなれば、お互いがどんな離れた場所にいようと互いを思いやることが出来るはずです。

直接会った際には、お互いの近況報告をしつつ、趣味について語ったり美味しいものを食べたり、あるいは少し愚痴を吐き出したり。なんていうの、最高じゃないですか?

また、誰かが元気がなさそうなら心配しつつ励ましたり、時には自分が励まされながらもお互いがお互いのケツを蹴り上げて盛り上げていけるのもまた、良いことではないかと僕は思っています。

人間として大事な礼儀も教わっていく

ただ、こういうネット上で繋がるような関係ですので、これまで部活をあまりやってこなかった、という方も多いのではないかと思います。

別にそれが悪いこととは言いませんが、ただ、

礼儀

については部活をやってきた方と比べると、明らかにその経験が足りないと言えるでしょう。

この関係は、年功序列の縦のつながりではない、いわゆる

横のつながり

というものに当てはまるかとは思いますが、それでも歳が離れてる方や同い年、または年下であってもしっかりと敬意を払い、不快だと思う事をしないように。

何かしてもらったらありがとうございます!と言い、ご馳走になった時にはごちそうさまです!と直接言うなど。

そのような人として最低限はしなければならない礼儀のようなものを、部活はやってこなかったとしてもこういった関係が背中で教えてくれるんじゃないかな?
と僕の経験から言わせていただきます。

 

せっかくこんなに誰とも気軽に繋がることが簡単になった時代です。
もちろん使わないなら使わないというのも全然いいです。あくまで人の自由ですから。

ただ、周りに中々この趣味を受け入れてもらえないという方は、ネットの世界に飛び込んでみて、新しい関係を作るのはいかがでしょうか?

人見知りだからとか関係ないですよ。ネット上くらい、自分偽って話しかけてみれば、そこから新しい世界が拓けて、自分の大切な居場所が出来るかもしれませんよ。

また、これは親御さんに言いたいのですが、自分の子供がネットで出来た友達がいるということに、不安になるのは当然だと思います。

ただ、そのお子さんが、それきっかけで笑顔などを見せたり、楽しそうに話をしだしたら、否定するのではなく、ちゃんとしっかり話を聞いてみてあげてください。
そんなに怖い人ばっかりじゃないですから、あまり不安にならなくても大丈夫ですよ。

それでは。

生活,生き方

Posted by naishybrid