アニエラフェスタ2018に参加してみて感じたことは、最高以外なかった件
数日前になりますが、アニエラフェスタという長野県で行われているアニソンフェスに参加してきました。
去年初開催され、2回目の開催となった今回は、会場を初回の白馬から佐久市・駒場公に移しての開催となりました。
個人的に割と近い場所であり、そこまで馴染みはないのですが、ほぼ地元(やべぇ身バレするやつだ!!)ということもあり、おいおい遠征してる奴もいるのに長野の民が行かなくてどうする!?と、二日酔いとこの2日前にあったSHADOWSというロックバンドのライブ疲れもある自分を奮い立たせ行ってまいりました。
参加してみた感想としてなのですが・・・
ここ、アニソンファンにとって最高の遊び場じゃん・・・
と、数日経っても感想を一言でいうと、これしか思いうかばないのですよ。
ライブレポートみたいなものや感想は、公式や参加された方のSNSなどを見た方が早いと思います。
なので僕は、このフェス全体の雰囲気について書いていきます。
アニエラ全体の空気
まず、このフェス全体に感じた空気なのですが、アニソンフェスというよりも、野外のロックフェスに近い空気を感じたんですよ。
ステージもいくつかあり、ライブステージはチケットを払わなければ当然見えないのですが、それでも音漏れはガンガンします。
それ以外にも、無料で見れるDJやライブを行うステージもあれば、ライブペインティングや夜になればキャンドルナイトが無料で見れるエリアもあります。
そのライブペインティングではなんと、このアニエラフェスタの公式イラストを担当している焦茶先生自身がライブペインティングを行うということもあり、生で描いてるとこが見れるとあれば、先生のファンからすればそれだけでも垂涎ものでしょう。
それだけではなく、さらになんと!
そのライブペインティングを行っている無料エリア内で
あのゲームライターのマフィア梶田さんがトークショーで来たのです。
しかも、これがなんとマフィア梶田さん、初長野ということでした。
これは、個人的に、馴染みのない場所だけど(そこまで足を運ばないところ。大事なことなので2回((ry)、一応その地域の人間からすればなのですが・・・長野や松本、諏訪等、長野県の有名なところは他にも数多くあります。
にもかかわらず、こんな片田舎が初長野になるというのが、内心この土地の人間としては、なんだか申し訳ねぇなぁ・・・という思いでいっぱいだったのは内緒にしておきます。
話は変わりまして、このフェスのステージの在り方こそロックフェスみたいだな。と感じたのですよ。
普通、アニソンフェスというと、基本1ステージしかなく、そこに立ち替わりアーティストが出るため、ずっとその場でやることが当たり前となっているはずですし、むしろこれ以外のパターンってほぼ見かけないでしょう。
また、DJがあっても、基本ライブの前にあることがほとんどであり、アーティストのライブの裏でDJがやってる。なんてのもアニソンフェスとしてはかなり珍しいはずです。
あっちのステージ行ったらライブやってる。またあっちのステージ行ったらDJやアイドルがライブをやっている。さらにそのステージの間ではライブペインティングまでやってる・・・等、この雰囲気は、アニソンフェスというよりも、ロックフェスに近いものがあると様々なロックフェスに参戦(参加)してきた僕は感じたのです。
僕も時間の許す限り、色々なところに足を運び、全体の雰囲気を見て回っていたのですが、無料の場所でもライブステージに参加できるためのリストバンドをしている人も数多くおり、ライブを見て盛り上がる人もいればDJステージでオタ芸をしてる人もいる・それを見ながら酒を飲んでいる人。はたまたこういうのにたまたま来た近くの人が冷やy・・・物珍しそうな目でその様子を見ているなど、様々な楽しみ方をしているのも印象的でした。
さらに、今回はコスプレイベントのacosta!というイベントもその一環に含まれており、レイヤーさんが数多く歩き、かつコスプレをした人が撮影だけでなくライブも楽しんでいるというのも、他のアニソンフェスではあまり見受けられない不思議な光景でした。
これ以外にも、プロ・アマ問わずフィギュアや同人誌を販売するアニエラマーケットという即売会や、長野の名産である食べ物を販売するエリアもあったりと、こうした二次元のカルチャーと長野のローカルカルチャーをミックスさせたのは、本当に都会のフェスにはない唯一無二のオリジナリティを感じました。
これは、本当に参加しておいてあれなのですが・・・
ぶっちゃけたこと言うとチケットを払わずとも1日過ごそうと思えば過ごせますよ(猛爆)
このフェスに感じた”規制のない自由”
このフェスを楽しみつつも、僕はそれ以上に感じたことがありました。
それは、様々な意味での”自由”を感じたんですよ。
そのひとつとして、お酒が提供されるということです。
比較するわけではないのですが、この1週間前には、日本最大のアニメソングの祭典、アニメロサマーライブ、通称アニサマがありました。
が、アニサマは数年前からお酒の持ち込み禁止。金属探知機でのチェックはもちろん、抜き打ちでアルコール検査をすることもあるなど、とにかく徹底的に厳しい対応を取っています。
それによって、去年は色々な事件が起こったこともありましたが、今回は置いておきます。
そんな中で、このアニエラフェスタの主催である株式会社アニエラの代表であるコバヤシリョウ氏は、開催直前こんなツイートをしていました。
死ぬ気でかかって来て欲しい。 pic.twitter.com/hhFJTgvNFB
— コバヤシリョウ《GUNSHI》 (@Gunshi320) August 30, 2018
・・・この量、アニソンフェスじゃねぇよ。。。と思いましたよw
アニサマと比較する気はもちろんありませんが・・・ただ、この昨今アニソンフェスと酒の関係が厳しくなっている中で、こんなに公式側がアルコールを用意してくれる。
酒を飲んでも問題ない交通手段できた人からすれば、ビールを飲みながらアニソンライブを楽しめるなんて、最高に自由だし、絶対楽しい!と思ったのですよ。
なのでまぁ、こんなに用意していただいたら、二日酔いでしたが一杯だけ・・・なんて思ってたら、気付いたら1杯が2杯、2杯が4杯と、酒が進むこと進むこと・・・w
というのは置いておいて。
酒以外にももう一つ特徴的な事は
オタ芸がこのフェスでは公式側から特に禁止されていませんでした。
そのためというかなんというか・・・オタ芸はもちろん、最近様々なアニソンライブで禁止されている、円形に走ることもここではかなり色んな場所で多発していました。
あれをどう言葉で表現するべきか悩みますが・・・当ブログでは、僕にとって最も馴染み深い言葉である、サークルピットとあれを称させていただきます。
サークルピットがライブでもDJでも多発してるけど、指定席のライブと違い、完全に自由席なので、かなり自由に楽しんでいる。
さら、そのサークルしてる人たちも、密集してるとこではなく迷惑にならなそうな場所でやっていることに、僕はものすごくマナーやモラルのしっかりした、いいアニオタが沢山いると思い、一種の感動すらありました。
(もちろん当人からすればそんなこと微塵にも思っていない方もいるでしょうが・・・)
今後のこのフェスについて期待すること
ここまで書いてきて、このフェスに少しでも興味がわいたら幸いです。
公式側は、来年もまた開催すると発言していますが、来年もここになるかわかりません。
ですが、来年もまたここになればいいなと本気で願っています。(行きやすいしね!w)
ただ、今後もこの最高な空間を持続させていくためには、運営側の頑張りももちろんありますが、参加する我々にもかかっているのです。
過去、当ブログでライブでの退場についての記事を書いた際に紹介した、BRAHMANというロックバンドのボーカル、TOSHI-LOWさんが2011年、茨城県で開催された日本最大級のロックフェス、ROCK IN JAPAN FESTIVALでしたMCを再び上げます。
実は、見に来てる方が、規制を作ってんだ。
あんまさ、文句ばっか言うのもいいけど、どんどんどんどんつまんなくなっちまうよ。自分たちの来る場所、無くなっちまうよ。」
(参照:BRAHMAN DVD『霹靂』 BRAHMAN MC DIGESTより)
このROCK IN JAPAN FESTIVALは、過去とんでもない事故があり、それにより遊び方が大いに規制されることとなりました。
アニサマもまさにそうであり、酒を飲んでもよかったのが、悪いやつがいたから酒が禁止になり、迷惑な事をしたから遊び方が規制されたりと、参加している方が悪いことをするから、悪いことをしていない人でも楽しみ方がどんどん規制されていき、そうして出来たのが今の現状です。
なので、今後もこの最高な空間を作っていくためには、我々参加する側がしっかりマナーとモラルを持ってやっていかければならないと思うのです。
ただ、これは参加して思ったのですが、年齢層が割と高いなと思いました。
それもあってか、先ほども言ったように、マナーやモラルがしっかりしている、いいアニオタが沢山いて、いい塩梅の遊び方をしていると感じました。
だから、こんな心配が全くの杞憂になると信じてます。
そして、これは本当に直感なのですが、今後よりこのアニエラフェスタは大きくなっていくと肌で感じました。
だからと言ってアニサマを越えろ!なんてことは言いませんがw
長野県最大のアニメイベントと言われるようなフェスになっていくと僕は感じましたし、そうなるまで長野県の民として、今後も参加し続けようと思います。
だって、めっちゃくちゃ楽しかったので。
おわりに
そして、本当に最後になりますが。
実は、マフィア梶田さんのトークショーの時に、質問コーナーというものがありまして。
そこでなんと、たまたま僕が選ばれたのです。
ただ、その時結構酒を飲んでいたことや、まさか自分が当たるとは微塵も思っておらず、マイクを持つまで実は何も考えていませんでした(大猛爆)
ですが、ブロガーとしての自分がバン!とマイクを持ったその瞬間に出てきて、思いついたように自分がブログをやっており、文章を書く上でのアドバイスをいただければという質問をさせていただきました。
まっっっっったくアニメに一切関係がないこの質問にも梶田さんは真剣にアドバイスをくださり、その内容は自分の心に留めておきたいことばかりでちょっと秘密にしておきたいので、本当に気になった方はTwitterとかで調べてみてくださいw
改めて、この場を借りて、アドバイスをくださったマフィア梶田さんに感謝を申し上げます。
これから、いやまさにここからなのですが、ブログを書く際はそのいただいたアドバイスを胸にやっていきます。
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