夏の魔物東京公演のラインナップが第1弾から今年の夏フェス最重要になった件

先日、ある夏フェスの第1弾ラインナップが発表されました。

それが、本日紹介する8/30(日)にエスタルフォアリーナ八王子で開催されるフェス

夏の魔物

 

正確に言うと、その直前に第0弾アーティスト発表がされていたのですが・・・まぁ本当にメンツがすごい。

 

第1弾から気が早いと思われるかもしれまんが、冗談抜きで今年の夏フェスで一番ヤバイラインナップが揃っているフェスだと思っています。

 

というわけで、今回はこの夏の魔物について紹介させていただきます。

夏の魔物とは?

そもそも、夏の魔物とは、成田大致さんという方が10代の頃、青森県で始めた手作りのロックフェスです。

普通、ロックフェスというのは、運営会社や仕切りなどを使って行われる中、たった一人の、それもプロでもなんでもない、もっと言えば社会人でもない学生が始めた手作りのフェス、というのは後にも先にもこの夏の魔物以外ないでしょう。

 

2006年のスタートから2016年まで青森でずっと開催されていましたが、2017年からは関東に進出し、17年・18年と神奈川県川崎市の東扇島公園で開催されておりました。

 

そして2019年には、初となる大阪での開催と、埼玉県の東武動物公園(!?)の2箇所で開催と、ここ数年は常に会場を変え、常に新しいチャレンジを行っております。

 

そして、夏の魔物の面白い点は唯一無二のラインナップの幅広さ

 

ロックバンドからヒップホップ、アイドルからプロレスラー、はたまた着ぐるみ等など・・・一言で言うなれば、カオス。以外出てきません。

 

去年だけを取ってみると、THA BLUE HERBやスチャダラパーにBAD HOP、Age Factoryや人間椅子、ハルカミライやラフィンノーズ、さらにハリウッドザコシショウに村西とおるさんにスーパー・ササダンゴ・マシンさん、そして我らのハローキティさん等々・・・少ししか上げていないにも関わらずこのフェスがどれだけとち狂ったラインナップを揃えているか、否応なしにわかるでしょう。

 

 

そして今年も、大阪の味園ユニバースと、東京は先ほど紹介した、エスタルフォアリーナ八王子の2か所で開催されます。

 

大阪公演のラインナップには、伝説のパンクバンドGUSTUNKや、サニーデイ・サービスでも活躍している曽我部恵一Jin dogg等、大阪公演も中々にクセがありつつ、ここ最近のロックフェスにないような刺激と危なさが香ってくるような、どこでも見れるラインナップが揃っていない一日となっています。

 

そして、今回紹介する東京公演の方は第1弾の段階なのですが・・・とち狂っているというよりも、音楽好きが見てマジで?もう第1弾からお腹いっぱいなんだけど・・・と思えるようなラインナップを第1弾から発表してきたのです。

夏の魔物2020東京第1弾出演者

東京公演の今年のヘッドライナーには、先日NHKでも特集が組まれ、かつ今年アーティスト活動の引退を表明しているKOHHと、同じくヒップホップシーンで絶大な人気を誇る中、未だに仕事を続けながらというスタンスが特徴的なZORNが、ダブルヘッドライナーとして出演します。

 

さらにそれだけでなく、去年7年振りの活動再開を果たしたNITRO MICROPHONE UNDERGROUND・PSGのメンバーである5lackSEEDA舐達麻など、ヘッズ(ヒップホップに没頭している人のこと)垂涎もののラインナップが揃っています。

 

さらにそれだけでなく、先ほども少し触れた曽我部恵一さんが、東京公演ではサニーデイ・サービスとして出演し、他にも夏の魔物常連な神聖かまってちゃんラフィンノーズ、八王子といえばのニューロティカなど、ロックバンドも一癖も二癖もありながらも、日本のロックシーンをギュッと詰めたようなセンスの良いラインナップとなっています。

さらにそれだけでなく、アントニオ猪木さんの出演も発表されています。

 

・・・は?と思われた方、その通りです。

 

イノキボンバイエ 燃える闘魂 の あの アントニオ猪木が出演するのです。

 

嘘でしょ・・・?と思われる方、大マジです。

 

また、アントニオ猪木さんはそもそも、第0弾として、KOHHとZORNと共に発表された時は大きな話題となり、この3人の写真が並んだ画像は、知らない人が見たらコラ?と思えるようなインパクトのある画像でした。

 

こんなラインナップ、まず夏の魔物でしか揃わないでしょうし、こんな濃いラインナップがもう出揃っているにもかかわらず、まだ第一弾ということも驚きでしょう。

 

今はコロナウイルスで、多くのライブやイベントが中止や延期となり、中々楽しみが見つからなかったり、また同時に楽しみが奪われたりするなど、とにかくエンタメ業界全体が終わりの見えない厳しい時代になっています。

 

しかし、同時に楽しみや希望を与えてくれるのもまた、エンタメなんですよね。

特に、こんな先行きが不安のタイミングで、発表してくれることは、通常時にも増して嬉しく、また希望を与えてくれる発表だと思えました。

 

ぜひこのコロナウイルスが収束し、無事に夏の魔物が開催されることを願うと同時に、夏にはいつもと変わらない、夏フェスシーズンがやってくることを願います。

それでは。

音楽

Posted by naishybrid