10回目のSATANIC CARNIVALは1日だけ!チケットの詳細やハイスタは出る?

2024年3月6日

すっごいゴシップブログみたいなタイトルですが、ちゃんとした解説になります。

 

当ブログでも度々紹介させていただいております、日本最大級のパンク・ラウド・ハードコアなど、ロックの中でも特にうるさい音楽をやっているバンドだけを集めたイベント、SATANIC CARNIVAL。

2014年から始まったこのイベントも、ついに今年10年目・そして10回目を迎えました!

 

そんな記念すべき10回目は、これまで通り幕張メッセで開催がされ、10年目なのでドドーンと盛大に大掛かりな開催をする!・・・というのが、普通のフェスならばそうなのでしょう。
周年だし、開催日程を増やそうと思うのが常なのでしょうが、SATANIC CARNIVAL・サタニックはその真逆を行きました。

 

今回は10年目ということで、1回目の初期衝動をもう一度このタイミングで思い出そう!ということで、ここ数年ずっと2日間開催にしていたものを、あえて1回目と同じ、その日限り。1dayだけしかやりません、という選択をしたのです。

これは、ある意味では賭けに近いかもしれませんが、同時に、これぞサタニック!という選択肢に思わず膝を打ちました。

というわけで今回は、10年目を迎えたSATANIC CARNIVAL・サタニックのチケットについてと、去年大トリとして出演をし、大きな話題となった、Hi-STANDARD・ハイスタが出るのか等について、紹介をしていきます。

今年のサタニックについて

今年の特徴

今年のサタニックは、6月15日に、幕張メッセの9-11ホールにて開催がされます。

重ねてにはなりますが。今年のサタニックは、この日だけしかやりません。
ただ、今年は新たな試みとして、これまでサブステージであるEVILステージに使われていた、スライド式のステージ転換を、メインステージであるSATANステージにも取り入れることを発表しました。

これまで、メインステージであるSATANステージは、1バンドが終わる毎に都度転換の時間を30分ほど設けておりました。
けれど、それをスライド式にするということは、転換の時間がほぼなくなる。

つまり、SATANステージに出るアーティストが、必然的に多くなる、ということです。

公式サイトでも語っておりますが、ドMのライブ中毒にはたまらない仕様となっております。

そのため、これまでの一日の中で見れるアーティスト数よりも、今年は多くなる、というのを既に言っているようなものなので、参加される方は、今からしっかり体づくり・体力づくりをしておくことをおススメいたします!

 

このスライド式転換については、以前自分が書いたブログでも紹介をしておりますので、こちらを参考にしていただければ幸いです。

【ライブハウス好きのためのフェス】SATANIC CARNIVALを紹介!

誰が出るのか

今年のサタニックは、10回連続レギュラー出演である【Ken Yokoyama】・【10-FEET】・【04 Limited Sazabys】、常連である【マキシマム ザ ホルモン】・【HEY-SMITH】といったところから、6年振りに出演となる【四星球】

初出演としては、若手注目バンド【Maki】、そして、誰も予想していなかったであろう、横浜のハードコアバンド【FIGHT IT OUT】と、第1弾ですが、既に他と一線を画すフェスになっています。

無論、ここからまだまだ追加はあるため、誰が来るかを楽しみにしつつ、もう一つ期待をしていることがあります。

 

サタニックは、ザオリク、ではないですが、去年それまで動いていなかったバンドをこのフェスで復活ライブに近いことをさせる能力があります。

去年で言えば、CrossfaithとTrack’s、そして、Hi-STANDARDという3バンドを、サタニックに呼びました。
特に前2バンドは、2022年の後半からパタリと動きを止めてしまったため、どうなるのかわからない、またライブが見れるのだろうか等、ファンが不安に思っている中で呼んだため、動いていないバンドを動かすほどの強い力を持っています。

そのため、これは個人的な願望なのですが、今動いていないが、パンクシーン、そしてサタニックには欠かせない存在とも言える【NAMBA69】・【KEMURI】の2バンドを、サタニックのザオリクでなんとかライブ現場に呼び戻してくれないだろうか・・・と、一うるさいロック音楽好きとして、勝手に期待をしております。

チケットについて

明日、3月6日の12時から、11日の23時59分まで、ホームページでの最速先行が始まります。

また、既に行われておりますが、18歳未満までは、餓鬼割という、いわゆる若い子向けに安くしてあるチケットの先行も行われております。

 

今後については、例年通りであれば、サイト内の2次選考(3次選考も場合によってはあるかもしれません。)・各チケットサイトの選考・一般発売、という流れになるはずです。

ただ、何度も言いますが、今年のサタニックはこの日限りです。加えて、周年ということもありますし、それだけで記念だから参加しようかな?と思っている人も多いはずです。
そして何よりも、1日に出るバンドの数も、例年より多くなるのは間違いないです。

これまでだと、2日に別れていたため、両日参加していた人も多いとは思いますが、全体を比較して、こっちにしようと、どちらか1日だけを選んでいた人も多いことかと思います。

しかし、この日だけしかやりません、となれば、当然その2日間に別れていた人口がこの日だけに集中する。加えて、バンドも多くなるとなれば、トータルで見た際に、これらがまとめて出るサタニックに行きたい!と多くの人が思えば、当然争奪戦になり、おそらく、例年よりもチケットが取りにくい可能性が大いにあります。

場合によっては、初年度・第1回目の時のように、抽選でもなかなか取れず、一般発売されても即日ソールドアウトする可能性もありますので、気になっている方は、早い段階からチケット選考に申し込んで、チケットをGETしましょう!

チケットの詳細については、以下の公式サイトよりご確認ください。

Hi-STANDARDは出るのか?

で、ここからは、おそらくサタニック常連・猛者が1番気になっているところは、ここでしょう。

 

Hi-STANDARDは、ハイスタは、出るんか?ということです。

 

ここについて、まだ発表はされていないため、現状は確実に未定です。

なので、ここからはあくまで、現時点での僕の個人的な意見にはなりますが・・・出るかもしれないし、出ないかもしれない、という、期待半分諦め半分、というのが、正直な意見です。

 

まず、出るかもしれないという意見についてから説明をさせていただきます。

ここ2,3年、サタニックは毎回、前年の大トリが、翌年のサタニックのトップバッターを務める、というのが通例でした。

そしてまさに、去年の大トリが、他ならないHi-STANDARDでした。

なので、例年通りでいえば、今年のサタニックのトップバッターは、Hi-STANDARD・ハイスタになる、ということでしょう。

 

ただ、当たり前なことを言いますけど・・・ハイスタがトップバッターとか、無理でしょ(猛爆)

おそらく、仮に日本国内どのフェスでも、ハイスタを出すとなったら、トリ。バンド主催のイベントであれば、その主催バンドの前、でしか出せないのが常でしょう。

なので、いくらHi-STANDARDが作ったPiZZA OF DEATHという会社のイベントであっても、Hi-STANDARDをトップバッターに据える、というのは、まずもって厳しいのではないのかな、というのが、僕の意見です。

もちろん、ただ1バンドとして呼ぶという可能性も全然ありますし、何よりも既に発表されていますが、3月にはHi-STANDARDの盟友、NOFXのファイナルツアーへの全公演帯同と、そのNOFXがヘッドライナーを務めるPUNKSPRINGへの出演がアナウンスされています。

今回はドラムが誰になるかは現状未定ですが、それでもハイスタがライブをやる、という事実はもう決まっておりますので、この流れで呼ぶ可能性も大いにあると考えております。
(個人的にですが、もしハイスタのドラムを、The Birthdayのクハラカズユキさんが務められたら、あまりにもストーリーとしては熱すぎる、と思っております。)
今回のドラマーについて、健さんのコラムで発表されましたが、今回はThe BONEZ/Pay money To my PainのZAXさんが叩くことが発表されました。

 

で、出ないかもしれないという意見についても説明をしていきます。
が、実は本当に話したいのは、ここからなのです。

 

その出ないかもしれないという意見について、ただ単純にバンドの規模がデカいというのもあるのですが、このサタニック2024の概要と、第1弾出演アーティストの発表と共に、主催者であるI.S.O.さんのメッセージも共に公開がされました。

そのトップのメッセージに、このような文言があります。

 

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(,,゚Д゚) <  今年のサタニック、ワンデイだってよ
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ええやん、なら二日目はネズミ狩りだな   >( ´∀` )
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狩るぅ > (;´Д`)ハァハァ
ーーー

(引用元:SATANIC CARNIVAL 2024ページ内項目 A Message from the Producer of
SATANIC CARNIVAL
より引用)

 

いや文面が2000年代の2ちゃんなのよ

ということは置いておいて、最初はギャグだと思ったのです。
ネズミ狩り、なので、幕張の翌日は舞浜で、そういうことなのかと思ったのです。
舞浜のどこでか、についてはお察しください。
(この一文だけで夢の国チキンレースにはならないよね(震え声))

 

ただ、一部ネットで言われていることなので、鵜呑みにしないでいただきたいですし、自分も半信半疑なところはあるので、あくまでこんな考えもあるのか、という程度に思っていただきたいのですが・・・

 

この2日目のネズミ狩り、というのが、Hi-STANDARDのライブを指しているのではないか?と言われているのです。

 

その理由として、昨年Hi-STANDARDが出したニューシングルのタイトルが【I’M A RAT】、直訳すると、私(俺)はネズミ。

そして、ネズミ狩り、のネズミ。これがハイスタのことではないのか?と実しやかに囁かれているのです。

 

ただ、それじゃ狩り、って書いてあるけど、ハイスタ狩りでもするのかよ、オヤジ狩りかよ、と思われる方もいるかもしれません。

ですが、狩りという言葉は、文字通り狩猟、という意味もありますが、同時に、自然の山や草木を鑑賞する、という意味で使われることもあります。

最もわかりやすい例として、紅葉狩り、がまさにそれに当てはまるでしょう。

 

ややこじつけに近いところは重々承知ですが、この2つの意味を掛け合わせれば、ネズミ狩り=Hi-STANDARDの鑑賞、つまりライブ、ということになるのではないでしょうか?

こういった可能性を踏まえ、2日目にハイスタが主催で何かしらのライブをするなら、そちらの方に気合を入れている可能性もありますので、サタニックには出ないのではだろうか?とも考えてもおり、これが、出ないと考えている理由となります。

 

もちろん、これはあくまでもネットの一部界隈で囁かれている、かもしれない論を前提で言っている意見であり、それこそ言葉と考え方そのままに、何処とは言いませんが、2日目はネズミ狩りっしょー!と、あそこへ行って楽しんでね、ということなのかもしれません。
(このネズミ狩りというワードとニュアンスであそこから怒られないことを切に願います。)

なので、ここについては、どうなるかは今後のお楽しみ、程度に考えておけばいいのではないかと思います。

 

ちなみに、念の為言っておくと、現状幕張メッセの6月16日のスケジュールは、まだ発表されてない、とだけお伝えをしておきます。

まとめ

というわけで今回は、10年目を迎えたSATANIC CARNIVALについてご紹介をさせていただきました。

未だにこのフェスが初めて開催しますとアナウンスされた時、あのPiZZA OF DEATHがフェスを?と驚き、その偏ったラインナップに驚いたことをよく覚えています。

 

そこから10年が経ちますが、未だにこのフェスは、日本のどのフェスとも違う色を放っており、味で言えば、全バンド辛い、という味付けのバンドばかりですが、とはいえ、シーンの活性化が目的というのは、他のフェスにはないテーマを掲げた、血の通ったフェスとなっています。

今や、日本のVANS Warped Tour・When We Were Youngとも言える、日本一のうるさいロックをやっているバンドのお祭り・感謝祭・祭典と言えるでしょう。

 

そして10年目・10回目を迎え、一番最初に誰もが見て感じた初期衝動、なんだこのフェス!?といった驚きを再びもたらしてくれる気をひしひしと感じています。

なので、この場ではっきり言いますが、今年もフェスは数多くあれど、SATANIC CARNIVALは特に注目すべきフェスだと断言します!

加えて、1日だけなので、中々2日だと行きにくい・1日だけしか行けなかった、という人でも、1dayだけなら行けるという方も多いはずでしょう!

 

と、まだまだ言い足りないことはありますが、それは全てが出揃った後で、ということもありますが、何よりも、百聞は一見にしかず。後は全て、現地で見て、どうだったかを判断したいと思っております。

それではまた、地獄でお会いしましょう!