彩雲の発生する仕組み。発生しやすい天候やどんな雲に現れやすい?

2020年2月21日

先日、電車を待っている間、長野はまだ桜が咲いているので桜でも撮ろうかと思いホームに出てみると、桜以上に価値のあるものが見れました。

 

 

これ、何かご存知でしょうか?

これは

『彩雲』

と呼ばれるものです。

平成も終わりに近づいている中、こんなにきれいな彩雲を見たのは生まれて初めてでした。

ただ、この彩雲というのを初めて知った。という方も読んでいる方にはいらっしゃるかと思います。

というわけで今回は、この彩雲が何か、どうやったら見られるかというのについて紹介していきます。

また、ストレイテナーというバンドが、彩雲というタイトルの曲を発表しているので、こちらを聞きながら読んでいただければ尚のこといいかと思います。
(僕も昨日この彩雲を撮っている間ずっとこの曲を聞いていました。)

 

彩雲とは?

彩雲とは、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象のことを言います。

ただ、彩雲と調べていただければ分かることなのですが、基本的に虹色に光ることがほとんどです。

英語ではiridescent cloudsと呼び、彩雲以外にも 瑞雲(ずいうん)、慶雲(けいうん)、景雲(けいうん)、紫雲(しうん)などとも呼ばれます。

あくまで気象現象の一つですが、古来より日本では

 

「吉兆」

 

 

「縁起が良い」

 

ことの象徴と言われてきました。

確かに、こんな雲を見たら縁起がいいと自然と思えますし、今日一日なんかいいことありそう!と思えますよね。

 

また、スピリチュアルな意味としては

 

「天や宇宙から肯定されているという良い知らせ」

 

「神様から祝福を受けている」

 

「いつも応援しているよという天使からのメッセージ」

 

などの意味も込められているそうです。

彩雲が見られる条件とは?

このように虹色に見える雲ですので、なかなか条件が揃わないと見ることは難しいです。

この彩雲が見えやすい・発生しやすい雲の特徴(種類)はいくつかあります。

 

まず1つは『巻積雲(けんせきうん)』と呼ばれる雲です。

わかりやすく言うと、いわし雲です。

2つ目は『高積雲(こうせきうん)』

簡単に言うとひつじ雲です。

3つ目は、積雲。これは皆さんも馴染みがあるのではないでしょうか?

その積雲が風で千切れ、細くなった状態の時に見えることが多いそうです。

確かに、今回見れた彩雲はこれに当てはまるのでしょう。

 

また、気候的な条件として

晴れた日・湿度が高い日

が狙い目と言われています。

彩雲はは雲に含まれる水滴と日光によって起こる現象であります。

ご存知でしょうが、雲は水蒸気から出来ており、また虹は、光が大気中に浮遊する水滴の中を通過する際に屈折・反射することで様々な色が見られる現象です。

そのため、湿度が高い日には雲が多く出来るため、彩雲が見られる確率が高いとされています。

 

・・・ただ、そうは言いますが、中々晴れた日、かつ湿度が高いという気候条件もそうそう巡ってくるものではないでしょう。

だからこそ、彩雲はとても貴重ですし、見られたら超ラッキーなのは間違いないでしょう。

 

皆さんの生活でも、彩雲に巡り合えることを祈っております。
もし出会ったら、シャッターを切るのを忘れないでくださいね!

それでは!

 

 

2020年2月21日追記、まさかの事態が・・・

まさかのこの記事の続きが出来ました。

続きは以下のリンクからどうぞ。

 

彩雲じゃない…だと!?環水平アークについて紹介!

生活

Posted by naishybrid