自分が面接官の立場になって気づいた3つのポイント
私事になりますが、今年の頭から新しい会社に入社いたしました。
ただ、その会社自体まだ立ち上げたばかりということもあり、社員が社長しかいないという状況もあってか、元々その職で応募していないにもかかわらず、なぜか私が人事、つまる話採用も担当することになり、この1週間程度、面接官としてアルバイトで入社を希望される方々の面接官(面接者のメモ要因が主ですが)としてフル稼働していました。
元々自分自身、正直な話をすると、面接が得意な方ではないと思います。
ただ、そんな僕ですが、いつか採用の職に携わりたいという考えはずっと持っていました。
というのも、面接が苦手だからこそ、採用に携わり、僕の方から何かアドバイスが出来れば、自分と同じように苦手な方がいたら時間を割いてでもいいから、面接官の立場にいるからこそ見えるその方へのアドバイスを、いつの日かしてあげられれば。という思いがずっとあり、こんな自分のバカな事を自分で実現するためにも、採用の職にいつか携われればなぁ・・・と思っていたところに、こんな青天の霹靂が舞い込んできました。
ただ、いざそういう立場に立ってみると元々経験もないためとても難しいなと感じますし、また同時に、面接官の立場になったからこそ見えてくる気づきや人がこうしてると意外と相手にはあまりいい印象を与えないんだなという気づきにもなり、これは自分もいざもしまた転職をするとなった際に面接ではこうしなければならないんだなと、得ることがとても沢山ありました。
というわけで今回は、その面接官になって気づいた面接で気を付けなければならないポイントをいくつか紹介していきます。
面接は第一印象から決まる!って割とそうだ
面接は第一印象から決まる!
この言葉、就活をした人間なら一度は聞いたことある言葉でしょう。
こんなの嘘っぱちだろとずっと思っていたのですが、ただ、割とこれ当たってるなぁと採用する側になって感じたのです。
自分ではうるさいより丁寧にしていた方が思い静かに、丁寧に挨拶をする方、まぁまさにそれが自分だったのですが(笑)
その方が丁寧でいいかと思っていたのですが、意外と反対側の立場として見ると、あれ?この人少し不安なのかな?自信ないのかな?と思ってしまうんですよ。
もちろん緊張だったり、その人自身が丁寧な人であり、かつそこまで大声を出せないような方でしたらしょうがないのかもしれないのですが、ただやはり、面接では元気のある方の方が、こちらとしても印象がいいなと素直に思うのです。
その元気の良さというと抽象的ですが、具体的に言えばはきはき喋るということや、ユーモアがあるですとか、笑顔をよく見せる方。
つまる話、ポジティブそうな人の方が面接していても魅力的だなこの人。とついつい思ってしまうんですよ。
結局、ここが後に言いたいことにもつながるのですが、結局一緒に働いた時に楽しいか、というのも働いてもらう側からしても大事になってくるんですよ。
一緒に働いていて嫌な人をまずこちらとしても採用したくないですし、それなら経験なくても働いていて一緒に頑張れる・一緒にいると楽しい人のほうが取られるんだろうな、と感じたのです。
本当に、面接なんて100点満点取るゲームじゃないんだなぁと、そこに気づけたのは正直デカかったです。
むしろ、出オチではないですが、あぁこの人いいな、微妙だな、と判断するのって、割とすぐ自分の中で決まってしまうんだなぁと思ったのです。
また、今回実際に担当することにあたり、アルバイトの面接を担当していた先輩に採用担当を務めることになり相談をしたのですが、その際、第一印象と2〜3分話した印象で〇か✕か決めるといい。即採用かな!位の人じゃないと入れない方がいい、という旨のアドバイスをいただきました。
僕の場合はまさにその通りで、第一印象と話した印象でこの人どうかなぁとなった人がその後今回の選考を辞退したいという連絡もいただきました。
なので、本当に速攻じゃないですが、一瞬で勝負を決める!
ウルトラマンみたく3分で終わらせる!位の意気込みでいっても問題はないです。
なので、今就活している方は、少しここを意識してみるといいのかもしれません。
ただ、これはあくまで個人談なので、人によって尺度は様々なので、違う場合も大いにあり得ますので違ったとしてもそこはご容赦ください。
人間ピンからキリまでいる
自分自身、まだ少ししか面接をしていないですが、それでも明らかに濃い人物と言いますか・・・この人人間的に大丈夫なの?となる人物も中にはいました。
その方の個人情報になるのでもちろん深くは触れませんが・・・まぁその人はいわゆるコミュ障だったのです。
ただ、本当に、こちらが心配になるほどのヤバイ人でした・・・本当に、この人今後生きてかれんのかな?と不安になるレベルでしたよ。
よく、自分面接で上がる、うまくしゃべれないとかいう人(まぁ僕もそうなのですが)いるでしょうが、正直そんなのかわいいもんですよ。
むしろ、緊張しててもコミュニケーションがしっかりとれてるなら全然うまくしゃべらなくてもいいんですよ。
本物のコミュニケーション取れない方を見てしまったら、もう普通に会話できるだけで十分なんだな…と。
なので、自分はうまく面接できないという方でも、普通に喋れるだけで最低ライン以上のことが出来ていると自信を持ってくださいね。
社内で検討した結果→実際そこまでしてないぞ
社内で検討しましたところ、今回は貴殿の内容に添えない結果となりました。
この不採用の文面、面接をしたことがある方なら誰しも一度は経験したことがあるかと思います。
ただ、正直な話、小さい会社だとそんなにしっかり社内で検討をしているところというと少ないと、僕の経験談からして感じます。
今の会社、まぁ正確に言うと前働いていたところもそうだったのですが、面接であの人採用するかどうかとなった際、割と仕事をしながらちょっとみんなを集めて、さっき面接したあの人どうかなみたいな立ち話程度に話が始まり、そこで結果を決めるという事が昔も今もほとんどでした。
もちろん大きい会社だと全く違うでしょうし、小さい会社でもしっかり検討しているところもあるかと思いますが、ただこんな風に採用が決まっているのだというのもまたあるという事を理解していただければ幸いですし、受けた側もあぁダメだったと落ち込まず、どうせ立ち話程度で雇うかどうか決めたんだろ?しっかりやれやこのファ〇〇ンカンパニーめ!!鼻くそでも会社の壁につけてやる!
位の少し会社を見下している程度の気持ちでいる方がいいと思いますよ。
というわけで、ここまでが僕がこの短い間に面接官の立場になって感じたことです。
ここまで書いてきて偉そうなことを言ったかもしれませんが、正直入って2週間でまさかこんな事をやるなんて夢にも思っていませんでしたし、一か月前の自分に聞かせたとしても我ながらふざけたこと言ってんな?となること間違いなしです。
ただ、本当にこんな経験をさせていただくということは人生ではそうそうあることではないですし、面接官を一度もやることのない人だって多いはずです。
そんな中で自分が未経験ながらもこのような体験を出来たことは本当に貴重なことですし、これから先まだまだ色んなことがやれる、そして色んなことが待ってるのだと思います。
もしご縁があって読んでくださっているあなたと出会う事があれば、僕でよければ面接官をやった人間としてアドバイスを送れますから、連絡をお待ちしております。まぁこないだろうけどね
それでは。
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