ライブの立ちリフト、マジでやめない?
先日、マキシマム ザ ホルモンのドラムと女声と姉のナヲさんが、自身のXでこんなことを発信していました。
18年ぶりの長崎スカジャンあざした🔥🔥🔥ホルモン真夏のフェス3連チャンも無事終了🫡セトリも【殺しの大三元】の後にぶっ生き返してみました🥹
流石に身体バッキバキの血液ガッタガタ(古いw)伝えたい事がたくさんあるのですが、おばちゃん話長いので😇画像にしてみました。お昼ご飯のお供にでもw pic.twitter.com/9atY1JtIyv— ナヲきち (@mth_nao) August 26, 2024
この掲載している長文の中で、個人的にナヲさんよくぞバンド側から言ってくれたということがありました。
それが、立ちリフト?なるものについてのことです。
おそらく、この記事を読んでいる方ならわかるかもしれませんが、それでも、というより、分からない人の方が多いためご説明させていただきます。
マキシマム ザ ホルモンをはじめとした、パンク・ラウド・ハードコアなど、いわゆる、ロックバンドの中でも特段うるさい音楽をやっているバンドのライブにおいて、モッシュ・ダイブというのが、頻繁に発生します。
モッシュというのは、人の押し合いぶつかり合い。わかりやすく例えるならば、おしくらまんじゅうです。
ダイブというのは、人の上を人が流れていく行為のことを指します。
(厳密に言えばクラウドサーフと言うのですが、昨今の一般名称としてこちらを使います。)
で、そのダイブ、という行為の一環なのか、はたまた前置きと捉えていいのかわからないのですが、【リフト】と呼ばれる行為があります。
このリフト、というのは、もうわかりやすく言うと、肩車です。
これがどういう時に起きるかと言うと、盛り上がる曲のサビ前やラストのサビ前などで、肩車をした状態の組とここでは言いましょうか。
その状態の組が数組、多い時は何十組と出ます。
で、サビが始まったタイミングで、上に担がれている人が、そのまま転がってダイブをしていく、というのがリフトの基本です。
無論、危ないと言われればそこまでですが、もうそれは自己判断・自己責任でありますので、ここではそこについてはとやかく言いません。
もっと言えば、自分はリフトにおいては、もう10年以上、下手したら20年以上前からずっとこの行為が起きているため、もう今更やめろ、という気も起きないため、これはあってもいい、という気持ちでいます。
(とはいえ、下で支えてくれる人のことを思わない自己中心的なのは論外だと思うんですけどね。)
で、ここからが、今回の記事の本題です。
2023年、コロナが五類に移行したことに伴い、ライブの遊び方というのが戻り、それまで規制ばかりだったものが全面解除され、規制されていたことで出来なかったモッシュやダイブなどの遊び方が戻ってきました。
その中で、どこからともなく出てきたもの。それが立ちリフト?なるものです。
立ちリフトとはなんぞや?と思う方もいると思うので更に説明をすると、先程説明したリフト。それが肩車、というのは説明した通りですが、立ちリフトとはそうではなく、人の上に立つのです。
これは、肩に乗って立っているのか、あるいはその人の手の平の上に乗って立っているのか、その姿を実際見たことはあるのですが、その後ろから見たことはないため、このようにぼんやりと書いています。
が、大事なことなのでもう一度言いますが、座るのではなく、立つのです。
・・・意味がわからない、と思うでしょうが、これが本当にこの遊び方が戻った1年半ほどで、本当に突然出てきました。
とはいえ、誰がきっかけ、ということや、どのライブがきっかけで出てきたのか、というのは全くもって不明です。
おそらく、これが始まった経緯なのですが、バンドのボーカルが時折、テンションが上がって、客席に突っ込み、支えられながら歌うということがあるのですが、それを見て俺も俺もと真似をしたのかもしれませんが、とはいえ結局のところ、何度も言うように、どこからともなく、生まれたのです。
そして、それをかっこいいと思った・・・どう言えばいいかわかりませんが、とはいえ、そのような輩はもうこう言いましょう。馬鹿と。馬鹿が次々真似し、今大真面目に、日本全国どこでもこれが起こっているのです。
先程のナヲさんの投稿は、長崎県で行われた【Sky Jamboree】というフェスに出演した後でこう発言しているので、首都圏以外でも起こっていることが、ここからも伝わり、日本全国で起こっているというのは、決して間違っていないでしょう。
これに対し、ナヲさんも言っていましたが、僕も一個人としての意見を言います。
やめろみっともない親が見たらどう思うよ?
きつい言い方ですが、大真面目に言いますが、この遊び方は冗談抜きの大真面目に、一分一秒でも早くなくなった方がいいと心の底から思っています。
そうして立つ人は自分が気持ちよくなれる、楽しいからいいかもしれませんが、下で支える人は、何十キロもある成人を肩で支えるなんて、大真面目に怪我をさせる可能性が高く、それで肩を壊すようなことになったら、冗談抜きで取り返しがつかないです。
かつ、そもそも土足、なのか靴を脱いでいるのか、或いは裸足、なのかはわかりませんが、土足でお前はよく人を踏めるな。何様だ?と心の底から思うわけで。
単純に、汚いというのが心の底からの意見であり、お前だっねそんなことされたら嫌でしょうが?というのは、当たり前ではないでしょうか?
加えて、これは僕がデブだからこそ言いたいのですが・・・そうしてやっている人は、漏れなく痩せ型体型です。
そういう方を見ると、大真面目に嫌味というか、痩せてる自慢か?デブに見せつけてんのか??と、イライラし、はっきり言いますが、痩せてるやつのイキリ感しか感じないのです。
そういった意味でも、ムカついているのです(笑)
ただ、(笑)とつけましたが、あくまでもこの文章内のクッションとして入れましたが、実際本当に、イラついているのは確かです。
よく、このようなライブの界隈では、ルールは壊すけどマナーやモラルだけは守れ、という言葉があります。
いやもうそれダイブもモッシュもマナーもモラルもなくない?と思われたらそれまでですが、ただ、そういった場や起こるライブでは皆がなんとなく、空気感でわかっており、これがあるから前は危ない・体力に自信ないから後ろで見てようなど、そのような空気感がわかっているからこそ、マナーやモラルと口酸っぱく言わずとも、どこでどうなるのか、というのが肌感でわかっているお客さんばかりなのです。
ただ、そんな中でもこの立ちダイブに関しては、マナーもモラルもあったもんじゃないというか、良く言えば一線を超えてる。悪く言えば、お前何考えてんの?と思ってしまうわけです。
ただ、ここで誤解してほしくないのは、ダイブやモッシュを否定しているわけではないです。
その2つの行為と関係ない部分で起きている、よくわからない変な楽しみ方に対し、やるやつ0にしようよ。この変な遊びやめようよとお伝えをしたいのです。
なので、改めて一個人としてのスタンスをお伝えすると、シンプルにかっこ悪い。しかないです。
そして、ナヲさんも言っていたように、目立ちたいなら、楽器を持ってステージまで上がってこいと伝えていますが、その通りであり、盛り上げたいなら手前がステージに上がれというのは本当にその通りであり、こちらはあくまでも観客であり、本当に盛り上げるのはステージに立っている側です。
ここだけは永遠に履き違えてはならないところです。
なので、今回どうしてもお伝えしたかったことは、本当に立ちダイブだけは一分一秒でもやるやつゼロにしよう。やっている側はもっと、人として考えなければならないことがある。というのをお伝えしたかったのです。
ライブに行くのが好きな人間として、冗談抜きで、この遊び方だけは、とっとと早く根絶されてくれと願っています。
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