人は発言するだけで誰かを不快にさせるけど、それでも発言を止めない方がいい

2018年11月30日

以前、ある方のリツイートでこんなツイートが流れてきました。

確かにそう思います。

僕自身、自分のことながら、このブログ、もっというと自分の発言は結構可燃性だと思っています。
可燃性というのは、ありがたい事にまだちゃんとした炎上が起きたことがないため、炎上とは言わずに可燃性・よく燃えるかもしれないものと自分では定義しています。

なので、なるべく僕自身人を傷付けたくはないですが、誰かを不快な気持ちにさせるかもしれないけど、どうしてもこれだけは言いたいなと思ったことは言うようにはしています。

が、ふとこの方のツイートを読んで考えたのです。

絶対に嫌われない発言をする人は、100%いないんじゃないか

と。

100人中100人に好かれる。そんな聖人君子はいない

今の時代、誰もが好きに発言出来るようになっています。

その発言からは文字ではありますが、その人がどういう人なのかがわかる、いわゆる人間性がよく出ると思います。

そんな人間性が出た発言は、その人の容姿・性別・年齢等が全くわからずとも、好きだという人もいれば嫌いだという人も出てくるはずです。
例え、誰かを傷付ける発言ではない、日常的な発言をしたとしても、ある人からすればそれだけでイラッとさせるんですよ。

読んでいるあなたは、いやいやそんな事ないよって思うかもしれませんが、そんな訳ないですよ。

あなたが見てるもの、なんでもいいでしょう。
全てにおいてなんらかの”嫌い”というのは絶対に出てくるはずなんですよ。

例えば、いわゆるリア充のような方のつぶやきなんかを見ているだけで、イライラする人も多いのではないでしょうか?
その逆で、ネガティブな事ばかりを発言する人にもイライラしてくる人も多いのではないでしょうか?

そういうものです。

また、喋り方ではなく考え方にイラつくや、ミーハーに対するオタクのイライラ等もそれに当てはまってくるでしょう。
それもまた、同じような事だと思います。

こうして少し挙げるだけでも、わかるわかると言いたくなる人は多いのではないでしょうか。

これがいわゆる、傷つけてないけど傷つけていることなんですよ。

なので、僕がこうしてブログを書いている、あるいはつぶやくだけで不快に感じる人がいるのは当たり前なんだすよ。

だからって発言するのを止めないでほしい

だらっと書いてきましたが、だからと言ってそれにビクついて発言しないのも僕はちょっと違うよと思います。

僕が見たいのは2つあって、一つはマニアックな内容のことです。

誰も彼も、絶対に一つは熱く喋れる何かがあると思うんですよ。
そんな、アマチュアマニアとでも呼ぶべき方の発言を見たいんですよ。
本物のライターではないけれど、そういうマニアの語る熱量は半端じゃないんですよ。

そんな方のつぶやきやブログ等を僕は見たいですし、そういう方がきっかけで見始めた作品も、僕の経験では多いです。
なので、短くても長くてもいいので、熱量のある人の言葉が見たいと僕は思うのです。

そういう熱量を持った人に近しい熱を持った人が集まり、それがやがて一つの集団になっていくのです。
昔も今も、そういう発言をした人がいるからこそ、オフ会という文化はずーっと続いていて、オタクが集まるという事もまたずっと続いていると思うのです。

なので、これ好きなんだけど周りに好きな人がいないっていう方こそ、どんどんインターネットで発言していった方がいいと僕は思うのです。
嫌われたとしても、直接あなたに言ってくる人間なんて1年に1度あるかないかですよ。
というかそんなのが来たらなんかへんなのきたー!!と喜ぶくらいのポジティブさでいいと思います。

もう一つ、僕が見たいのは、心の奥底のドロっとした感情です。

分かりやすく言えば、マイナス的なことです。

僕、あまりいい事ばかり呟く人、もっと言うとポジティブな事しか発言しない人って、好きじゃないんですよ。
それよりかは、ポジティブ3:ネガティブ7位の発言をする人の方が好きなんですよ。

その人のドロっとした、ネガティブな事や心の奥底で抱え込んでいるもやもやを見るのが好きなんですよ。

これは決して、他人の不幸は蜜の味ではなく、あぁこの人は自分から見て凄く華やかだと思うのに、心の奥ではこんな事考えているのかという、一種の人間臭さを感じるから好きなんですよ。

先ほどの項目のタイトルにもある、聖人君子なんてまずいないと思うんです。

ちゃんとしているように見える。けど内面ではとてもプラスとは言えないマイナスの事ばかり考えている。
で、たまにそれがSNS等で出てくる。

そういう人の方が、僕は人間らしいと思え、ネットの世界とはいえその人のことが好きになるんです。

なので、時々でもいいので僕はその人のドロっとした内面が見たいと思うのです。
それこそ、一番その人が出る瞬間だと感じているからです。

おわりに

ここまで長く書いてきましたが、結局何が言いたいかというと

「発言すれば誰かからは嫌われる。でも発言していけ」

っていうことです。

好きを発信していけば、そのアンテナに惹かれて同じ好きな人がやってきます。
また、自分がアンテナを張ることによって、自分が他のどこかに導かれることがあります。

そうすることで、共有できる仲間が出来、それによって人生が少し楽しくなります。

ただ、発言し続けていると、誰かからは絶対に嫌われます。
ですが、そういう人は自分から勝手に離れていきますから、そんなに気にしなくてもよいです。

もし、誰かから攻撃されたとしても

©大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

「あ、ごめん。ヘルシェイク矢野のこと考えてた」

っていう風にスルーしていけばいいと思いますw

そうやってどんどん発言していって、あなたの人生が少しでも豊かになる事を祈っております。

それではまた。

生活

Posted by naishybrid