聞き上手になる方法を2つ紹介!【会話が苦手な人でもなれる】
聞き上手、というのは誰しも憧れがあるかと思います。
話し上手は、話せば常に爆笑を誘う等、目に見える形で反応が出るため、おそらく自分自身でも認識できるかと思います。
が、聞き上手というのは自分自身では認識することが出来ず、他者の評価によって決まるのがほとんどなはずです。
例えるならば、話し上手はピッチャーで、聞き上手はキャッチャーのような存在とも言えます。
(正直、私聞き上手なんだよねー!なんて自分から言っちゃう人なんて、胡散臭いですよね(猛爆))
ただ、話し上手はその人のセンスや喋り方の間などがあるため、今からなるには相当の努力が必要と言えますが、聞き上手は喋りが苦手な人でも、コツを掴めばなるにはそんなに大変ではないと、僕は感じております。
というわけで今回は、難しいテクニックがいらず、聞き上手になる方法を紹介します!
そもそも、聞き上手ってどういう人のこと?
聞き上手になるためのテクニックをお話する前に、まず、聞き上手、というのはどのような人のことを指すのでしょうか?
一概に色々な意見あるかと思いますが、僕が考えた持論であり、同時に結論として
聞き上手=引き出し上手
だと思っているのです。
なぜ聞き上手は引き出し上手なのかというと、まず、聞き上手。という方がいる場面を想像してみてください。
シーンはどうであれ、必ずそこには最低でも2人はおり、かつ、些細な事から真剣な事まで、色々話している場面を想像されるかと思います。
ただ、そんな場面で、相手が喋っている中でうんうんや、ふーんなど、相槌を打つでしょうが、もしそれだけを行っているのならば、その人は聞き上手とは到底言えず、逆に相手からしてみたら、この人は自分に対して興味を持ってないと思われても仕方ないです。
では、あの人は聞き上手だと、他の人が判断をする材料に何がなっているかと言えば
・この人と話していると話がメチャクチャ盛り上がる
・自分がこんなこと話す予定ではなかった話までしてしまったけど、凄くいい時間を過ごした
など、話してみたことによって、自身にとってプラスになった体験や経験をした。その経験をしたからこそ、あの人は聞き上手だと、周りに話し、結果聞き上手という認識が独り歩きでどんどん育っていくのだと思うのです。
それだけでなく、相手の言葉を引き出しつつ、カウンターのように次々フックとなる質問や意見をこちらも言うことにより、会話をより一層盛り上がらせるように自然としているのです。
だからこそ、聞き上手とは、引き出し上手だと僕は考えたのです。
そんな聞き上手という名の、引き出し上手になるための方法を次からご紹介していきます。
ただ、昨今の状況下、まだまだ飲みどころか、外食すら行くのを躊躇してしまうため、一般的に言われている聞き上手になるためのテクニックを試すことや実践することは、難しい状況となっています。
そんな中でも、誰でもが出来る聞き上手になるための方法を2つご紹介いたします。
聞き上手になるための方法2つ
ラジオを聴く
聞き上手になるためには、行動をすることはもちろんですが、ただ、いわゆる目を見て話すことや相手の言葉に頷くなどの行動をいざ実践しようとしても難しく、また、それを実践するにしても、何よりも見本となる人物が周りにいなければ、こうなろう!という目安がなく向かっていくのは難しいでしょう。
だからこそ、それを実践している方を見るのが、聞き上手になる何よりも一番の近道だと僕は感じたのです。
そして、その聞き上手の動作を一番実践し、それでいて誰もが聞き上手だと感じられ、かつ、とてもわかりやすい目標となる存在が、『ラジオのパーソナリティ』だと感じたのです。
なぜラジオが良いのかというと、ラジオのパーソナリティというのは、自分が喋るだけでなく、リスナーから寄せられたメールを真摯に読み、それにリアクションをします。
他にも、宣伝の人が来たときには、その作品がどういったものなのかというのを相手に引き出すための質問を投げかけ、相手の思っていることを的確に引き出しつつ、話を広げていく。そしてそれを聞くリスナーも聞きごたえがあって満足する・・・というのは、まさに聞き上手であり、引き出し上手と言えるでしょう。
加えて、ラジオというのは、リスナーからすれば、顔が見えず、音声のみのメディアです。
もちろんラジオの向こう側にはその人の姿や顔がありますが、表情が見えない中で話を広げる。というのは、実際に面と向かって喋ろうとした時に、表情というのが無意識のうちに目に入り、どうしても気になってしまうものです。
しかし、ラジオというリスナーは相手の顔が見えないけれど話を広げ、盛り上げるパーソナリティー言葉選びや話題の振り方などは、喋らなくとも引き出し方を覚えられるため、耳で覚えられる教科書のようだと個人的には言えます。
なので、ラジオを聴くというのは、聞き上手になるための最も手軽で、一人で実践できる聞き上手になる方法なのです。
ただ、ラジオを聴くにあたって、一点注意があるとすれば、聞き上手を目指すのであれば、先ほどご紹介した、メインパーソナリティーの方がいて、宣伝するためのゲストが来て、その作品や人となりなどについて掘り下げるようなラジオの方が、どのような質問をして、相手を引き出しつつ、話を広げるのかが明確に表れている為、そのようなラジオを重点的に聞くことをおススメいたします。
そのようなラジオの個人的なおススメとしては、文化放送 超!A&G+というインターネットラジオ局で、毎週火曜深夜2時30分(リピート放送翌日の午後14時30分)から放送している『伊福部崇のラジオのラジオ』というラジオは、ラジオの構成作家である伊福部崇さんがパーソナリティーを務めており、様々なゲストを迎えトークをしていくのですが、ラジオの構成作家だからこそ端的に、それでいて的確に相手の事を引き出す質問を次々と繰り出ししており、30分とは思えない程に濃密なラジオとなっているため、聞き上手になりたい方は一度聞くことをおススメいたします。
自分からは質問を主にしていく!
先ほど紹介した項目と少し付随することとなりますが、ラジオを聴く習慣をつけると、だんだん聞いているラジオにおいて、この人がどのような喋り方をし、どのように盛り上げているのかが見えてきます。
そして、少しずつですが、質問の仕方も、ラジオを聴く前と後では、大きく変わってきます。
むしろ、自分が話すよりも、自分が質問をし、それで相手から話が引き出される方が、面白いと感じるようになってくるのです。
しかし、質問だけで本当に面白いの?と思うかもしれません。
ただ、そうして相手の事を引き出し、聞けると思わなかった話に進んでいくのは意外と面白く、逆に予想外の話から意外な方向に盛り上がっていくこともあり、これが意外と不思議と癖になる面白さなのです。
まるでさも、自分がラジオのパーソナリティーになったかのような感覚を覚えます。
例を出せば、サッカーの試合でパスを出し、フォワードにゴールを決めてもらう立場になるのですが、それこそパスを出す側だからこそ、相手にあの手この手で質問というパスをすることで、相手に話の主導権を握らせつつも、適度にこちらでも話の舵取りを取ることが出来るのです。
なので、質問をとにかくこちらがする。ということだけにでも意識を向け続けましょう!
それこそ、話を切り出すための最近何かあった?からでもいいですし、話している中で出たワードに対しさっきのってあれどういうこと?という質問であれば、そこまで難しくなく、誰でも簡単に出来る質問の仕方だと思います。
それを意識しながら話すことで、自然と会話が途切れることなく、それでいて、相手に自分に対して興味を持っている。という印象も持たれるため、聞き上手になるのであれば、質問をすることや、質問の仕方にも気をつかっていきましょう!
まとめ
というわけで今回は、聞き上手になるための方法を2つ紹介してきました。
聞き上手、というと、このワードだけを見ると難しそうだと思われる方もいるかと思いますが、ここまで読んできていただければ、聞き上手の中身についても少しは理解することが出来たかと思います。
そして、ここまで書いてきて、ん?と疑問に思った方もいるかもしれません。
相手の話を引き出しつつ、会話を盛り上げ、相手にいい印象を持ってもらえ、お互い楽しくその場を終えられ、また会いたいと思ってもらえる。
これって、言ってしまえば、コミュニケーションが上手な人と言えるのではないでしょうか?
コミュ障コミュ障・・・と、昨今よくこの言葉を聞き、また、口に出している方も多くいます。
(もちろん自ら言っている方は半分ジョークで言っている方もいらっしゃるかと思います。後、僕個人の体験として、本物のコミュニケーション障害というか、コミュニケーションが出来ない人間に出会ったことがあるのですが、冗談抜きで手の施しようがないレベルでヤバかったですので、自ら言っている方々はまだ全然出来る!と言わせていただきます。)
ならば、そんなコミュ障と呼ばれる方々は、しゃべりをいかに上手くやっていこうかということよりも、質問の仕方に磨きをかけることに重視すれば、それだけで自然と相手や周りからの評価を得られ、かつ、自身にも段々と自身が持てるようになっていけますので、ぜひとも聞き上手になりたい方は、質問の仕方をする力に磨きをかけ、引き出し上手を目指しましょう!
それでは!
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