二郎系を作ってみてわかった2つのポイントと3つの反省点
先日になりますが、僕は自分で
二郎系まぜそば
を作ってみました。
ラーメン二郎というのは良くも悪くも皆さんご存知でしょうが、二郎系まぜそばというのは聞いた事がない方も多いかと思います。
説明するのも野暮かとは思いますが、その名の通りラーメン二郎、もしくはラーメン二郎の味を模したお店(そういったお店のことを二郎インスパイア系と言います)が提供しているまぜそば(油そば)のことであり、タレと麺を絡ませ、その上にもやしとキャベツ(二郎で言うところのヤサイ)をどっさり乗せ、チャーシューやニンニク、そして卵(卵黄)を落としたまぜそばとなります。
お店によっては、ここにベビースターや粉チーズをトッピングするお店もあります。
まるでもんじゃ焼きのようだと思うかもしれませんが、食べると二郎系ならではの独特の味わいがやみつきとなり、ラーメンもいいけどまぜそばも捨て難い・・・と気付くとはいつの間にか中毒になっていること間違いなしです!
そんな二郎系まぜそばを、先日、家で作ってみました。
それが、こちらです。
・・・改めて思いますが、見た目のビジュアルの破壊力がすごい!(クセがすごい!のイントネーションで)
ニンニクの量がどえらい事になっていますが、家の冷蔵庫にあったニンニクがちょっと悪くなってきており、処分がてら全てをみじん切りにしたらこんなどえらい量になってしまいました(汗)
また、ニンニクの後ろにある茶色い物体は、二郎系ならではのカエシ(ラーメンのタレのこと)を作る際に出たカエシ漬けニンニクとなります。
そのため、ニンニクの量で言えばマシマシどころのレベルではないです(笑)
肝心の味は・・・という所について触れていきたいのですが、それは本文で解説させていただきます。
ここからが今回の本題となります。
今回、二郎系まぜそばを作ってみて、これから作ろうとしている方にお伝えしていきたい2つのポイントと、3つの反省すべきポイントが見えたのです。
今回は、おうちにいる事が多く、二郎系を自分で作ってみたい!と思っている方に、作ってみたからこそ言えるアドバイスをお伝えしていきます。
二郎系まぜそばを作るにあたって
参考にした動画
僕が今回の二郎系を作るにあたって、ラーメンろたすさんという、静岡にあるラーメン屋さんの作ってみた動画を参考にさせていただきました。
ちなみになのですが、僕は色々ラーメンを作る系動画を見てきたつもりなのですが、このラーメンろたすさんがアップされている動画のレシピが、ご家庭で最も作りやすいレシピだと思っております。
ラーメンのレシピというと、スープを取るためにやれ豚骨がどうだ鶏ガラがどうだ、何時間煮るだなど、食材を揃えられたとしても、スープからそんなに労力をかけたくない!ガス代いくらかかんだよ!だったら作らんわ!という方の方が多いでしょう。
このろたすさんの動画にも、豚骨を使うレシピが無いわけではないですが、それでも全体的に見ると鶏ガラや豚骨といった難しい食材を使うものは多くなく、かつ1時間で出来るスープレシピが数多くありますので、とにかく家庭で真似しやすいなぁと感じたのです。
しかも、ラーメン屋さんがあげているレシピとなれば、より信ぴょう性が高く、ラーメン屋さんがあげているレシピなら間違いない!となりますよね。
なので、おうちで本格的なラーメンを作りたい場合、まずこのラーメンろたすさんの動画を見てみることを、一料理好き・一ラーメン好きとして超プッシュいたします。
次からは、食べた後の失敗ではなく、作る際に個人的におススメしたいことを2つ紹介していきます。
食べるにあたっての個人的2つのアドバイス
極太麺のススメ
二郎系ならではの特徴として、極太の麺があげられます。
今回僕はたまたまスーパーで安く購入できた、東洋水産(マルちゃん)から販売されている「山岸一雄」監修 つけ麺専用中華麺 4玉入で作成しましたが、麺は少し細くなりますが、正直これでもかなり美味しく出来ます!
が!それでもやはり太い麺がいいんだ!という方がいらっしゃいましたら、スーパーなどに売られている
パスタのフェットチーネやリングイネを使う事をおススメいたします!
スーパーで買える極太麺で、二郎系にかなり近い太さを持つ麺は、この2つになります!
実際、参考にさせていただいたラーメンろたすさんも、今回の二郎系を作るにあたり、生パスタのリングイネを麺として使っています!
また、人によってもっと太いほうが良い場合はフェットチーネでも良いため、この2つを麺として使っておけば間違いないでしょう!
ただ、ただ!それでも二郎の麺がいいんだ!という方がいらっしゃいましたら、以下のリンクに、実際の二郎系の麺にも使われている、オーションという強力粉を使った麺が販売されておりますので、本当にホンモノを求めている方は、一度以下のリンクから覗いてみてください。
(お店が近くにない方はしょうがないですが、ぶっちゃけ、ここまでやるならもう店行って食べた方がいいのでは・・・?)
背脂の購入方法
今回の食材を集める中で最も大変だったことは、二郎系ならではの
アブラ(豚の背脂)の調達です。
背脂というと、スーパーでもなかなか背脂のみを販売しているというのは見たことがない方が多いでしょう。
実際、スーパーで背脂を販売・取り扱っている店舗を何件か探してみましたが、ほぼなかったです。
また、肉屋でもこの背脂を店頭で販売しているところは多くなく、電話で問い合わせてみましたが、なんとか譲っていただけないでしょうか?と相談してみましたが中々販売してくれるところは少なかったです。(ちくしょう素っ気ない対応しやがって)
結果として、家の近くの肉屋さんで100gだけ購入することが出来ましたし、かつサービス品ということで代金もいらないと言われ、タダで購入することが出来ました!
ただ、買えた際はうれしかったのですが、100gの背脂の調達になんでこんなに苦労しなければならないんだ・・・ともなりました。
そのため、労力などをすべて踏まえて、考えに考えた結果、背脂に関しては・・・
ネットで買った方が楽!!!
と声を大にして言わせていただきます!!
少しお値段はするかと思いますが、それでも全然お手軽に買えますし、肉屋やスーパーに頼んでもないと言われた、もしくは聞くのが怖いという方など色々事情があるかと思いますが、作ってみたからこそ言えることとすれば、背脂の調達に関しては通販の方を絶対に、絶対におススメさせていただきます!
というわけで、ここまでが二郎系を自作する際に僕が感じた2つの重要なポイントとなります。
そして次からが、今回のブログで一番伝えたいことです。
今回こうして二郎系のラーメンを初めて作ってみて、チャーシューも美味しく作れ、背脂も炊いて、見た目はほぼそれっぽく出来ました。
食べてみると、あの二郎ならではのワシワシ食べる感じもあり、自分でここまで作れるとは!と感動し、ここまで作った苦労も相まってとても美味しかったです。
ただ、3つの反省点が食べながら思い浮かび、次に作る際にここは気を付けようとなったポイントがありました。
作ってみて感じた3つの反省点
容器はなるべく大きなものを!
これはまぜそばでもラーメンでもどちらを作ったとしても言えることですが、なるべくラーメンどんぶりは大きいものを用意した方が良いです。
二郎といえば、その量であり、小でも基本、普通のラーメン屋の大盛りレベルの量があります。
また、今回の僕のように二郎系を家で作るような方は、まず二郎が好きだ!という方がほとんどでしょう(笑)
そのような方々は、おそらくヤサイも結構大量に盛りたい方も多いはずです。
そうなると、普通のラーメンどんぶりだとキャパシティーオーバーになること待ったなしです。
なので、なるたけ深めのどんぶりを用意した方がオススメです。
特に今回のようなまぜそばの場合、混ぜるという作業をするため、尚更深いどんぶりを使う事をオススメいたします。
背脂だけを茹でるならスープを作ればよかった!
これは本当にやって後悔したことなのですが・・・レシピ通りに背脂を1時間茹でたのですが、ふと冷静になり考えてみると
背脂だけを1時間茹でるなんて超もったいねぇ!!
とハッとさせられたのです。
当たり前の話ですが、1時間茹でるだけでガス代(IHの場合は電気代)が当然かかります。
そうして背脂を1時間茹でて、、食材は茹でた背脂だけしか使わず、茹でた汁も他の料理に使わない。と考えるととてつもなくもったいことをしてるなと思い、半ばガス代の無駄と言ってもおかしくはないことをしてしまった・・・と開始数分で凄く後悔してしまったのです。
今思えば、なんで作る前にここに気付けなかったのか・・・と自分の馬鹿さ加減に半ば呆れております。
そのため、背脂だけを茹でるなら、少し具材を増やし、スープを作った方がラーメンもまぜそばもつけ麺も作れるため、絶対にこちらの方をオススメいたします!
そのスープの作り方なのですが、ラーメンろたすさんの動画に、1時間で作れる二郎系のレシピも載っており、そこにスープの作り方もあるため、こちらを参考に背脂を作るついでにスープも作ってみてください。
カエシが少し甘かった
カエシなのですが、今回チャーシューを作る際に出来たタレが大量にあったため、それを使ってカエシを作成いたしました。
ここに砂糖と味の素(30g程度)を入れたのですが・・・ちょっと僕の口からすると、甘い味付けになってしまったんですよね。
チャーシューのタレ自体はとてもしょっぱいのですが、砂糖や味の素の甘さが前面に出てしまい、結果として甘いなぁ・・・と感じてしまったのです。
ただ、味の素などのうま味調味料がなければ、二郎独特のあの味わいは生まれてこないのです。
そのため、チャーシューのタレを使ってカエシを作る場合は、砂糖をなくす・醤油を足す・どんぶりに塩などを足しておく等して、しょっぱさをプラスする工夫をしてみてください。
ちなみに、ミュージカルテニスの王子様の跡部景吾役、仮面ライダーカブトの仮面ライダードレイク・風間大介役、B-projectの愛染健十役など、俳優としても声優として活躍されている加藤和樹さんも大の二郎好きであり、先日自身のYouTubeチャンネルに自分の二郎の作り方の動画をアップしておりました。
その際、古来味といううま味調味料を紹介しており、こんなうま味調味料があるのかと驚きました!
もし簡単に手に入る方は、各うま味調味料と比較してみて、どのうま味調味料がいいか食べ比べをしても面白いかもしれませんね!
おわりに
というわけで、今回は自分で作った二郎系まぜそばの感想と、これから二郎系を自分で作ろう!としている方に向けて記事を書かせていただきました。
今回、豚骨などを煮たというわけでもなく、チャーシューも基本鍋に調味料を入れたら放置、背脂も茹でて基本放置、ニンニクのみじん切りはぶんぶんチョッパーであっという間、切ったものはチャーシューとキャベツのみと、そこまで労力をかけずに作ることが出来ました。
色々あちゃーとなってしまうポイントは多々ありましたが、それでも作り終わった後、こうし振り返るととても楽しく、いつかまたやりたいなと素直に思っています。
このブログを読んでくださっているかはわかりませんが、今回レシピを紹介してくださったラーメンろたすさんには感謝しかありません。
この場でお礼を言わせていただきます。
次はラーメンの方を作らせていただきます!
ただ、自分で作るのももちろんですが、早く普通に、なんの気兼ねなしで二郎を外に食べに行ける日を願うばかりですが、逆にこういう機会でもなければ作らなかったのだと思います。
もし、自分と同じように、二郎系を家で作ろうしている方にこの記事が少しでも参考になれば幸いですし、これを読んでくださった方が、お家でおいしい二郎系を作れることを願っています!
それでは!
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