オーストラリアの森林火災が酷すぎる。原因と日本からの支援策は
テレビではあまり取り上げられていないですが(それは冗談抜きでホンマにテレビクソだなと思いますがそれは置いておきます)、今、オーストラリアの森林火災がとてつもない被害となっています。
2019年末から起きた火災は未だに鎮火せず、今もまだ現地の消防士達が奮闘を続けている現状です。
まず、2019年末に起こった火災が、未だに鎮火していない、という事実が、今回の火災の甚大さを物語っているでしょう。
このような遠方の土地と、そして日本語というので分からない方の方が多いとわかっていますが、それでも、今回被害に遭われたその地域の方々に心よりお見舞い申し上げると同時に、一日も早い鎮火を、日本という遠い土地からにはなりますが心より願っております。
今回は、このオーストラリアの火災の被害と、なぜここまで拡大しているのか、そして日本からの支援などについてご紹介していければと思います。
今回の火災の被害状況について
まず、現時点で、今回の火災で焼けた森は500万ヘクタールにもなります。
これがどれ程の規模がわかりやすく説明すると、ディズニーランドの大きさが、51ヘクタールとされています。
つまり
ディズニーランドの約10万倍の大きさの森が燃えているのです。
これだけで、今回の火災被害の大きさがどれ程酷い状況か否が応でも理解できるはずでしょう。
さらに、被害は森林だけでなく、その土地に住む動物にも被害は及び、オーストラリアを代表する動物であるコアラは8000頭が亡くなり、他にも様々な野生動物が火災により生命を奪われ、生命を奪われる動物の数は4億8000万にも登るのではないかと言われています。
もちろん、その土地に住む人々にも被害は及び、建物は1500棟以上が焼失、23人が今回の火災で亡くなるなど、とにかくオーストラリアに甚大な被害をもたらしています。
今回の火災の原因
今回の火災がなぜ起きたのかというと、凄く簡単にまとめるとするならば、降水量が少なかった結果、干ばつが発生しました。
その結果、雨が降らず、水分がない土地は高い気温でただただ熱せられていった結果、地表はどんどん乾燥していき、その結果火災にまで繋がったのです。
また、今年というより、去年からになりますが、オーストラリアは去年から今年にかけて猛暑であり、12月17日のオーストラリアの全国気温の平均は何と40.9℃という、とてつもない暑さを記録しました。
さらに、この40.9℃という気温は、観測史上最高を記録しており、この猛暑と今回の干ばつが影響しあった結果、森林火災が起きてしまったのです。
また、ここまでになった背景に地球にどのような原因が起きていたのかを、イギリスのラジオ・テレビを一括運営する公共放送局である、英国放送協会・BBCのサイトに、BBCの気象予報士が今回の火災がなぜここまで深刻化したのかを説明している記事があったので、以下のリンクから飛んでいただければ、2分で今回の原因をしっかり・わかりやすく説明してくれているため、ぜひ見ていただければと思います。
日本からの支援方法
今回のオーストラリアの被害に対して、何か募金などをしたい!けどどこに送っていいのかわからないという方も多くいらっしゃるでしょうし、かつ見つけたはいいけどどうやってやればいいのか、また日本から送金することは出来るの?と不安になっている方もいらっしゃるかと思います。
色々調べてきた中で、オーストラリア在住のフォトトラベラーのYoriさんという方のブログに、オーストラリアの現状と、義援金を送る支援先と、そのやり方について詳しく明記しているため、支援をしたいと思っている方は以下のリンクから飛んでいただき、読んでいただければやり方がわかります。
いつも、最後に長くあとがきのように書いてしまうのですが、今回は、これだけ言って〆させていただきます。
どうか一日でも早く鎮火し、人々と動物が安心して暮らせる日が戻ってくる事を、心から願っています。
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