被害から数日、地元とテレビの変化
台風19号の被害から早くも1週間が経とうとしています。
僕の地域も全容といいますか、だいぶ被害状況が見えてきました。
先日、仕事を早めに切り上げ、地元周辺を回ってみました。
その時の様子はTwitterにあげましたので、以下のリンクからご覧になれますのでよければ見ていただけますと幸いです。
この近隣の被害があった土地を回ってみた。場所は中込駅のある野沢。
写真に撮ってない(停める場所がなかった)地域も回ったけど、むしろ山間部の方が被害が酷かった。
3枚目の橋は土曜日には水量が危険水域まで達した結果だというのは簡単に見て取れた。
本当にどえらい事になっちまった。。。 pic.twitter.com/TdzVFGIdxp— ハヰブリッドナ椅子 (@hybridnais) October 15, 2019
この写真に映っている川が、今回長野市で決壊し、大きな災害につながった千曲川(信濃川)になります。
この辺りの地域も自分にはとても馴染みがあり、近くのラーメン屋さんによく行くなどしていたため、もうこの辺りの地域も自分にとっては勝手知った土地でもあります。
その辺りでまさかこんな災害が起こるなんて本当に思いもよりませんでしたし、見慣れている場所に流木や鉄橋の一部のようなものが川の真ん中に転がっていたり、地面がえぐられ一部が崩落したこの惨状は、本当に絶句でした。
また、これは言うべきか悩んだのですが、少し調べると出てくるのでここで言います。
2枚目に映っている家が崩れ落ちた後の画像。
ここが、度々テレビのニュースでも取り上げられていた、あの住宅が崩落した場所です
その辺りの住宅地は、場所という意味では度々目にはしていましたが、その辺りに行くことはほぼありませんでしたし、正直これまで気にも留めたことがありませんでした。
しかし色々情報を見ていく・調べていく中で、あのニュースで見ていた、あの事が起こった場所はこの辺りなのだという事に行きつき、さすがにその場所は立ち入り禁止となっていましたが、その対岸からは様子を見ることができました。
本当に、周りの家々は台風が来る前までのように当たり前にあるのに、そこだけがぽっかりと被災地の姿をしており、現実感が湧かないといいますか、目の前で起きたことなのに浮世離れした風景があまりにも衝撃的であり、考えがうまくまとまりませんでした。
この写真以外にも、車を停める場所がなかったので写真を撮れなかったのですが、いくつかの地域を見て回ってみました。
少し挙げると、佐久で一番大きい郵便局である佐久郵便局に登るための坂では、川が氾濫した影響により田んぼにはかなりの数の流木や石、そして坂の歩道部分にもかなりの数の流木が散乱・あるいは溜まっており今回の被害がどれほどのものか一目でよくわかりました。
また、山間部の方、それこそ川からかなり離れた地域でも被害が多くあり、平日でしたが家屋の泥やゴミを掻き出す作業をしている方々もかなり多く見受けられました。
テレビも今現在、地上波では日本テレビ系列のテレビ信州では、番組が流れている画面枠には、ずっと被害状況や避難所や給水情報・公共入浴施設や充電施設など、様々な情報が朝昼晩問わずひっきりなしに流れております。
また、長野県のローカル局で流れるニュースも、朝から晩まで台風19号に関する情報が流れており、冗談抜きでこの長野県が”被災地”になっているということを改めて認識させられました。
度々言われておりますし、他の被災地域でも言われている事ですが、今回の災害は本当に皆様の協力が必要だと感じています。
募金やふるさと納税、その地域の食材を買うことや、その地へ直接赴きボランティア活動をするなど、支援の方法は様々あります。
もちろん余裕がある方でいいですが、もし余裕のある方は支援をお願いしたいですし、無理なら全然かまわないと本気で思っています。
が、これだけはお願いしたいことなのですが、支援などしなくてもいいですが、どうか今回のことを忘れず、多くの地域で様々な被害があった、ということだけは心に留めていただきたいと本気で思っています。
もちろん楽しく過ごすのは大事ですが、ほんの一瞬でもいいので、今回被害を受けた地域に、少しでも心を寄せる時間を持っていただければこれほどありがたいことはないと思っています。
それでは。
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