HEY-SMITH×The BONEZ×SHADOWSの東京初のフルキャパライブが開催!想いを語る!

先日になりますが、大阪のスカパンクバンド『HEY-SMITH』のボーカルである猪狩秀平さんのYouTubeチャンネルと、ライブイベント『REDLINE』の企画や、日本のインディーズレーベルやディストリビューションを手掛ける『JMS』のYouTubeチャンネルの双方がコラボ動画を上げた中で、ある発表がサプライズ的にされました。

それは、ライブハウス『新宿ACB HALL』にて、HEY-SMITH×The BONEZ×SHADOWSのスリーマンライブの開催ということです。

 

それぞれ3バンド共に人気のあるバンドですし、おそらくではなく絶対と言い切りますが、どのバンドが新宿ACB HALL(以下ACBと呼称)でワンマンをしたところで、おそらく秒でチケットはソールドアウトします。

これは、コロナ前でも現在でも間違いなくそうなる、と言いきれます。

 

じゃあ一体、なんでブログにするほどの価値がこのライブにあるのか?というと、このライブはただのスリーマンライブじゃありません。

それは

 

コロナ禍になってから、東京のライブハウスでは初の、フルキャパシティ、ライブハウスの入れる人数の100%まで観客を入れてのライブだからです。

 

この3マンというだけで、ぶっちゃけACBのキャパシティMAXである300人の10倍以上のキャパシティの会場でも、コロナ禍である昨今でもソールドアウトすると考えてます。

 

ただ、今回のYouTubeの撮影に使われていた場所がACBだったということですぐに話がつきやすかったということや、JMSというこれまでREDLINEを何度も企画してきたという実績のあるプロモーターが共同で開催を決意してくれたこと。

そして何よりも、いつになったらライブハウスはフルで人数を入れていいの?あの人がパンパンでぎっちぎちのライブはいつになったら日本でもやれるの?と、誰しも疑問に思いつつ、しかしそれを口にしたところでいや今はまだ・・・となっていたこの2年の暗澹たる気持ちに、一石投じるかのようなこのイベントは、まさに今後のライブハウスシーンを左右すると言っても過言ではないどころか、間違いなくコロナ禍のこれからのライブハウスシーン、ひいてはロックバンドのライブ、というものの形を決める一夜になると言い切れるでしょう。

 

説明をすると、海外のライブハウスやフェスではすでにフルキャパシティどころか、マスクもなく、コロナ前の当たり前のライブがどこもかしこも行われており、未だにこんな制限をガッチガチに決めてライブをしているのは、正直日本くらいと言えます。

 

一ライブ好きからしても、ついにここまで戻ってきたか、という気持ちもあれば、果たしてやれるのかという不安もあります。

不安と期待は確かにありますが、しかし、どちらかと言えば、期待、の方が比率としては高いのが、今の僕の心境です。

 

まず、フルキャパシティでライブをやろう!とバンド側と主催であるプロモーター側が言ったところで、いやそれはちょっと・・・と、ライブハウス側がNOを出したら、その時点で話は終わりなわけです。

この話を聞いて、よしやろう!それも最短でやろう!とバンドとプロモーター側が盛り上がり、そしてそれをOKしてくれたACB側に、今回は大拍手を送りたいです。

 

また、東京の都庁所在地である新宿にあるライブハウスが、こういったことを企画・発信してくれるのは個人的には大いに意味があると思っています。

特にACBは、パンク・ハードコア等のバンドにとって、そのジャンルにいるバンドであれば、ホームグラウンドと呼べるライブハウスの1つです。

 

そんなライブハウスで、パンクバンドが主催をし、パンクバンドのアティテュードがわかる箱がフルキャパシティでの開催をOKし、パンクバンドを世に発信し続け、時には自分たちでライブも企画し、そこから出したバンドと共にライブ・ロックシーンを作り上げてきたプロモーターががっちりスクラムを組み、今後のライブの未来のための1夜を生み出すというのは、開催される前から絶対いいライブになる、と胸を張って言えるでしょう。

 

ただ、当然中には、これを快く思っていない方も中にはいらっしゃることでしょう。
今じゃねぇだろ。日本での感染者数見てフルキャパでやんじゃねぇよ?と思っている方も今では多いでしょう。

 

もちろん誰しもコロナを蔓延させてやる!という想いの方なんて、ぶっちゃけ誰1人もいないはずですし、未だに医療従事者の方には感謝しかありません。

それを踏まえた上で、この2年のライブの頑張りや、この1年で変わってきたライブの状況を見極めた上で、このフルキャパライブをやろう!と決めたわけです。

 

今回のこの動画でも、このライブに対する意気込みや想い、フルキャパライブに対する想いや今後のライブについて触れています。

なので、このライブに参加するのであれば、約30分ありますが、この2本の動画を見てから参加するのをオススメというか、必ず見てからチケットに申し込んでください。


HEY-SMITH・猪狩秀平さん公式YouTube


JMS公式YouTube・公式配信

 

もう何度も言っていますが、改めて、都内のライブハウスで、フルキャパでやるのは初めてです。

というより、都内というか、日本全国でもおそらく初めての試みでしょう。

 

ただ、実は知らない方も多いかと思いますが、クラブでは割と規制どころか、すでに割と元の形を取り戻しているところも多いです。

そんな中で未だにライブハウスやフェスは規制を続けており、今回、その均衡がついに破られるかどうか、ある意味この1夜にかかっていると言えます。

 

動画でも語られているように、感情の高まりや爆発で声が出てしまったら、それはもうしょうがないです。

分かりやすく例を出せば、くしゃみを止めるのは難しいですよね?
感情の高まりもそれと同じで、もう出てしまったらそれはもう仕方ないことですし、マスクもしているので、大目に見る精神も必要だと思います。

 

マスクをせず喋ることが感染リスクを上げることであり、マスクをすることでその感染リスクが下がるというのは、すでに周知の事実だと思います。

なので、これまでしてきた当たり前を行っていれば、感染リスクは下げられと思います。

もちろん、入場時に検温は絶対行われ、かつ、フルキャパということなので、より一層の感染対策が取られることかと思います。

加えて、参加される方も今や当たり前ですが、ライブ終了後手洗いうがいなど、当たり前のことはするべきです。

 

それら全てを踏まえて、未来に繋げるための一夜を作り上げるため、参加してみてはいかがでしょうか?

もちろん、この3バンドですので、ただ3バンドどれかのファン・あるいは全部好きならそれで行っても全然いいと思います。
そもそも、ライブなんて使命感で行くようなものなんて、そんな多くないはずです。

ただ、行くのであれば、最大限楽しんで、コロナにならない。そしてフルキャパですので、怪我させない・しない、喧嘩にならないをモットーに、ライブを楽しんでほしいと思います。
ただ、お盆ど真ん中は正直地方民としてはきついとしか言えないです

 

チケットは現在、24日まで抽選が行われていますので、詳細は下記公式URLからご確認ください。

未来に繋がるこのライブが、大成功に終わることを願っています。

それでは。

音楽

Posted by naishybrid