【再始動】アニソンユニットmarbleを紹介!
2021年も早半月が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
相変わらずライブやフェスが行われないため、テレビ以外で今一体誰が流行っている音楽なのかというのは、テレビをあまり見ないと分からなくなってきます。
そのため、自分自身でディグるということを相変わらずしなければならないのですが、そんな中で、ココ最近ずーーっと聞いているアーティストがいます。
それが今回紹介をさせていただくオーガニックポップユニット『marble』です。
というわけで今回は、このmarbleを紹介させていただきます。
marbleとは?
marbleとは、自分たちでオーガニックポップユニットと名乗っている、2人組のアーティストです。
メンバーは
・miccoさん(ボーカル)
・菊池 達也さん(ギター・ベース)
この2人で構成されております。
オーガニックポップユニットでありつつ、様々なアニソンも担当されております。
特に、まんがタイムきららを代表する作品であり、あの蒼樹うめ先生を世に一躍知らしめることとなった作品『ひだまりスケッチ』のアニメの楽曲の全て、と言っていいほど数多くの楽曲を担当されており、その印象が強い方も多いのではないでしょうか?
なので、実はとても歴史のあるユニットなのです。
ただ、2015年に一度無期限活動休止を宣言したのですが、タイトルにもある通り、去年5年振りの活動再開を発表しました!
そのため、現在動いているのは実はとても奇跡なのです!
ただ、現在ライブが見れる状況ではありませんが、それでも生配信など様々な形でお2人の奏でる音は聞けるため、そちらで見ましょう!
ちなみに、活動再開に合わせ、これまで発表してきた作品は現在、SpotifyやApple Music等の各種音楽配信サブスクリプションサービスにありますので、気になったらいつでも聞くことが出来ますよ!
marbleをオススメするポイント
歴に裏打ちされた完成されたサウンド
やはり、活動歴が10年以上ということもあり、そのサウンドは完成されており、一つのアーティストとしてもめちゃくちゃ素晴らしいアーティストです。
先ほど紹介した芽生えドライブも、10年以上前のアニソン、と仮にこの曲を知らないで聞いた後にそう言われても、全然そうは思えないほど、エバーグリーンなサウンドとmiccoさんのポップな歌声が合わさり、本人たちも言っているオーガニックポップユニットだと感じられるほど、暖かみのあるサウンドとなっています。
ただ、ポップユニットというと、人によっては少し軽く見てしまう方もいるかもしれませんが、実はよくよく聞いてみると、marbleは中々にとんでもないことをやっており、これは音楽好きでも唸るポイントだと感じております。
そのポイントを、次に紹介させていただきます。
とにかく緻密に作られたポストロック!
実は、僕がmarbleを知るキッカケとなったのは、『学園祭学園プレゼンツ 喋れ!学園祭』というラジオでした。
このラジオで、去年の夏に、活動再開という事を記念して芽生えドライブがかかっており、それについてメンバー(正確にはサポートになりますが)の小松さんという方がこの曲を解説していたのですが、そこでこの曲はめちゃくちゃポストロックだと熱く語っていたのです。
僕自身、toeやenvyなど、様々なポストロックが好きなのですが、確かにポストロック好きがおぉっ!と思わず唸り、アンテナが反応するポイントの数々があったのです。
ラジオでも語っていたのですが、特に間奏がまさにポストロックであり、そこを気にして曲を聞いていくと、本当に不思議であり、Organic、という単語の日本語訳の一つにある、化学肥料を用いないで育てた・・・いやいや嘘つけ!!と思わず否定したくなるほど、足し算と引き算がされまくっているサウンドなのです。
ギターの菊池さんのサウンドは時に曲を引っ張る役割を放ちつつも、場合によっては聞こえるか聞こえないかという音量でありながらも、絶妙なほど緻密なバランスの心地よさがあるのです。
さらに、イヤホンやヘッドホンで聞いていただければわかりますが、右と左で違うギターが弾かれており、言われないと気付かないとほど、違和感なく耳にスッと入ってきます。
そこにごく少量。それも、少ない音階の打ち込みがポツポツと入り、ポストロックをあえて見せないポップな味付けに曲を変化させており、これはもう、アーティストとして凄すぎる。と思わず言葉を失ってしまいます。
2020年の活動再開に合わせて発表された作品『旋律の行方、空の彼方』では、バンドサウンドではなく、miccoさんのボーカルと菊池さんのギターに鉄琴のサウンドがところどころに入るため、ある意味ではとてもシンプルであり、いじってない生音のようなライブ音源のようになっています。
ただ、その復帰作からも、ポストロック要素を大いに感じる。いや逆により洗練されたように感じるのです。
菊池さんの奏でるアコースティックギターからは、まるでアメリカのポストロックバンドである『American Football』のような印象を僕は受け、一本のギターだけしか鳴っていないはずなのに、異常なほどに深みを感じるのです。
そこにmiccoさんのボーカルが合わさり、2人だけとは思えないほどのクオリティのある作品となっております。
正直、オーガニックポップユニットと謳っていますが、もうおたくらオーガニックポップユニットの看板外せ!(笑)といい意味で言いたくなってしまう程、一アーティストとして抜群のクオリティを誇っており、もし仮に今後バンドサウンドで新しい作品をレコーディングするとなったら、一体どんな曲が生まれるんだろう・・・とワクワクしてしまいます!
まとめ
というわけで今回は、オーガニックポップユニットmarbleについて紹介させていただきました。
2020年、本当にいいことがなかった年ですが、その中でもいいこと10個選べと言われれば、その内の一つにmarbleの活動再開を自分は選びます。
去年からも聞いていたのですが、今年年が明けて特に聞いており、現時点で今一番聞いているアーティストを上げるならば、間違いなくmarbleと言えます。
そうやって聞いていると思うことなのですが、現時点ではまだ開催が難しいですが、全国どこでも、都市部だろうが山間部だろうがフェス等が当たり前に行われるようになりました。
フェスが普通に出来るようになった時にあぁフェスで見たい。特に野外フェスで見たい!と強く思ったのです。
あくまで例えばですが、キャンプ系の森や山で行われるフェスに、クラムボン・OAU・SPECIAL OTHERS・marble・bird・七尾旅人 etc・・・みたいなラインナップのフェスがあったとしても、その場に全然違和感なく入るでしょうし、逆に活動再開したからにはどんどんそっちにも行ってもらいたいなぁ、と一音楽好きとしては期待せざるを得ないのです!
そんな明るい未来を想いつつも、当然お二方にはこれからもマイペースに活動していっていただけばと思っておりますし、これからまた長く続いていってほしいことを願うばかりです!
音楽好きの皆様も、この機会にぜひ、marbleを聞いてみていただければと思います!
それでは!
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