SUPER BEAVERとタワレコの共同イベントに出演する6バンドが熱い!だから全て紹介する!

去年の11月、僕はこのような記事を書きました。

 

SUPER BEAVERのBowlineのラインナップが類を見ないラインナップになっている

 

この記事は、SUPER BEAVERというロックバンドが、大手CDショップのタワーレコードが主催するライブイベント『Bowline』のキュレーター(このイベントにおいては主催という意味合いで使われている言葉)に選ばれた時に書いたものです。

 

SUPER BEAVERは今現在、ロック好きでその名を知らないものはいないというほど人気のバンドとなり、今年の夏フェスに最多出演したバンドでもあります。

 

そのSUPER BEAVERが去年タワーレコード(以下タワレコ)が企画するイベントのキュレーターとなり開催されたこのBowlineは、BRAHMANやNakamuraemi、eastern youthなどの人気バンドだけでなく、Azamiやbacho、spike shoes等のいわゆる夏フェスにはあまり出ず、普段はライブハウスでしかお目にかかれないバンドも沢山おり、この夏フェスに引っ張りだこで若者からも超人気なSUPER BEAVERがこんなメンツを!?ととても驚き、この当時このような記事を書きました。

 

そして今年、というか来年ですが、そのタワレコと再びタッグを組み、東京・Zepp Divercity Tokyo、名古屋DIAMOND HALL・大阪なんばHatchの東名阪でイベントを開催することが発表されました!

去年開催されたBowlineと同じテーマである

 

『現場至上主義』

 

を再び掲げ、更に今回はその現場至上主義をイベント名にもしています。

そのイベント名通り、今回出演するバンドもまた、フェスにも出演する人気バンドや、逆にフェスにはあまり出ないけれどライブハウスでずっと活躍しているバンドが見事に混ざり、SUPER BEAVERにしか出来ないラインナップとなっています。

 

そのため今回は、今回のイベントに出演する計6バンドを紹介していきます!!

SUPER BEAVER自主企画イベント『現場至上主義』出演バンド一覧

大阪・なんばHatch公演出演バンド

clammbon

それぞれがソロでも様々な分野で活躍し、日本のロックシーンのみならず、ポップシーンにおいても絶大な支持を誇るクラムボン。

その独特な浮遊感とテンポ感は聞いていてとても心地が良く、幅広い層から支持され、かつロックをあまり知らない人でも知っているバンドかと思います。

来年結成25周年を控える中、常に発表される楽曲はアップデートをしているのに、どこか懐かしさも感じられる。そして聞いていてとても心が躍る。
それが僕がクラムボンを聞いていて真っ先に感じることです。

そんなクラムボンのライブはとっても親しみやすさがあり、知らない人でも気が付いたらクラムボンのライブを楽しんでいる、のではなく一緒に作り上げている。

そんな不思議だけれど心地いい極上のライブは一度見たら病みつきになりますよ!

 


clammbon – Lush Life! [Official Video]

STANCE PUNKS

おそらく名前とビジュアルだけを見ると、なんだか怖い印象を持つ方もいらっしゃるかとは思います。

しかし、STANCE PUNKSというバンド名とは裏腹、いやむしろこれぞパンク、と言わんばかりの胸を打つ熱いメッセージの曲は、曲を知らずともモッシュピットで握り拳を挙げ共に歌いたくなる曲ばかりです。

 

STANCE PUNKSの熱さはSUPER BEAVERのファンの胸をも打つ熱さを持つ曲ばかりですし、まず一度曲を聴いていただければSUPER BEAVERがSTANCE PUNKSを呼んだかというのは、一目瞭然です。

知らなくても大人見を決め込まず、モッシュピットに突っ込むこと大推奨です。

 


STANCE PUNKS – stay young [Official Video]

東京・Zepp Divercity Tokyo公演出演バンド

The Birthday

元THEE MICHELLE GUN ELEPHANT・ROSSOという伝説のバンドでボーカルを務めていたチバユウスケさん率いるThe Birthday。

このブログでも何度も取り上げ、つい最近もライブレポートを上げているほど、僕も大好きなバンドの一つです。

その圧倒的カリスマ性と立ち姿は、これぞまさに日本のロックバンド!と言わんばかりの強烈な存在感を誇っています。

2011年から加入したフジイケンジさん以降はそれまで以上に破竹の勢いで名曲を量産しており、巨大フェスのメインステージから300人しか入らないようなライブハウスまで、年間のライブ本数は常に多いです。

あの4人の渋さと強烈なカッコよさ、そしてチバさんの強烈なしゃがれ声が響き渡るライブは、冗談抜きに体に電流が走りますよ!

 


The Birthday – OH BABY! [Official Video]

ATATA

今回の出演者発表の際、個人的に一番うぉぉ!?と驚いたのが、このバンド。

新代田発FEVER系6人組バンド、ATATA。

メンバーそれぞれかつて様々なバンドで活躍していましたが、現在はメンバー各々が職を持ち、週末にライブを行うというスタイルを取っています。

しかしその活動形式にメンバー全員が満足しており、逆にそれを逆手に取り常識では考えられない活動をし、2016年には全国無料ツアーを行うなど、今回出演しているバンドの中でもかなりトリッキーな活動をしています。

その唯一無二のサウンドは本当にジャンル分けが難しく、中でも僕はラップのようにも聞こえる不思議な歌詞がものすごくATATAの好きなところです。

SUPER BEAVERとも親交があるMOROHAも、今年のツアーをはじめ過去何度もATATAと共演しており、なぜこんな活動の仕方をしているバンドがMOROHAやSUPER BEAVERから呼ばれるのか。

それはぜひ、ライブハウスで確かめてください。

 


ATATA – Rise and Falling [Official Video]

名古屋・DIAMOND HALL公演出演バンド

LOSTAGE

日本のオルタナティブ・エモシーンでカルト的人気を誇る奈良のLOSTAGE。

普段フェスにはあまり出演しないバンドではありますが、フジロックやアラバキロックフェスなどはもちろん、あのASIAN KANG-FU GENERATION主催のNANO-MUGEN FESに出演するなど、音楽ファンだけでなく、同業者からも圧倒的な支持を受けているバンドです。

また、ボーカル/ベースの五味岳久さんは、レーベルであると同時に、自身が運営しているレコードショップ名でもあるTHROAT RECORDSを運営しており、自主レーベルだけでなく、レコードショップも運営しているバンドマンというのは日本ではとても稀な人物です。

そのため、音楽的アンテナがとても広い方であり、ある意味”現場”を最前線で見つめている人物でもあります。

レコードショップのオーナーがいるバンド、というと気になってきませんか?

そして、どんな音を鳴らすか。
想像してみるとワクワクしてきませんか?

そのワクワクはぜひ、会場で確かめてみてください。

 


LOSTAGE – 瞬きをする間に [Official Video]

Nothing’s Carved In Stone

ELLEGARDENの生方真一さん・ストレイテナーの日向秀和さん・FULLARMORの大喜多宗徳さん・ABSTARACT MASHの村松拓さんの4人からなる日本でも有数の技巧派バンドであるNothing’s Carved In Stone。

年々、テクニカルなサウンドに磨きがかかり、アルバムを出す度に常に進化、いや深化してくそのサウンドは豪胆さもありながら繊細でもあり、冗談抜きで日本でこんなテクニカルなのにダンサブル、そしてめちゃくちゃロックでもあるバンド、というのはこのバンド以外いないと思っています。

盛り上がれるサウンドもあれば、サウンドはエッジが効いているのになぜか横ノリで楽しめてしまうような曲もある等、多彩な変化球を投げるピッチャーのような変幻自在のアンサンブルと、結成10年を越えよりバンドとして成熟され、かつ最近、10枚目のニューアルバムである『By Your Side』も販売し、そのリリースツアー真っ只中という事もあり、まさに脂がのっているNothing’s Carved In Stoneのライブは、主催であるSUPER BEAVERを喰ってしまう程の勢いがありますよ!

 


Nothing’s Carved In Stone – Who Is [Official Video]

 

 

というわけで駆け足になりましたが、今回はこちらのイベントについて紹介させていただきました。

 

改めて思いますが、SUPER BEAVERは本当に自分たちのルーツを大切にしており、かつ好きなバンドを人気や流行りに囚われず呼ぶその姿は、やはり他のバンドと一線を画しているな、と本当に思います。

 

これは実話なので言いますが、4年ほど前に行われたスカルマニアというイベントにSUPER BEAVERが出ており、その時に僕は初めて見たのですが、1曲しかまともに知らなかったにも関わらず30分の持ち時間の中30分ずっと泣いていました。

まともに知らない、もっと言うと、曲を知っているバンドでも持ち時間の中ずっと泣くという経験は、このSUPER BEAVERのライブが最初で最後です。

そして帰ってすぐ、SUPER BEAVERのCDを求めすぐにTSUTAYAに向かったことを今でも覚えています。

 

そして今やフェスでもメインステージに上がり、このイベントの前には代々木第一体育館でライブを行うなど、SUPER BEAVERの良さというのを多くの人が知ったことでしょう。

そんなSUPER BEAVERが揃えるメンツなので、絶対に間違いはないですし、どのバンドも最高に素晴らしいバンドであると、一音楽ファンからしても思っていますし、ラインナップが完璧すぎて参りましたと頭を下げたくなりました。

 

 

そんなこのイベントの、チケットプレイガイド先行が昨日から始まっており、10月16日までとなっております。

一般販売前にチケットを入手出来るラストチャンスとなっているので、行きたい!と思っている方は忘れず申し込んでおきましょうね!

ちなみにこの前にもチケット先行がありましたが、SNSでは当たらなかったと言っている方もかなり多かったため、とてつもないチケット争奪戦となっているので、行きたい!と本気で思っている方が行けることを願っております。

 

 

 

僕もこのイベントに参加を決めており、楽しみなのはもちろんですが、その日出るお目当てのバンドだけではなく、その日初めて見たバンドが好きになってその後にそのバンドのワンマンライブに行く、という良い流れになればいいなと本気で願っています。

それでは!

音楽

Posted by naishybrid