2017年凄く良かった10曲を紹介!

2020年4月14日

もうすぐ年が明けますね。
この時期になると、色々な媒体、あるいは人(個人メディアとも言いますか)が今年良かったアルバムを紹介していくと思います。

僕も書こうと思ったのですが、妙に長くなっているので、アルバムより良かった曲を上げていこうと思い、今回今年リリースされて良かった曲を10曲紹介していきたいと思います!

TrySail『adrenaline!!!』

アニメ『エロマンガ先生』のエンディングにも起用された楽曲。これまでのTrySailにはあまりなかったスカのサウンドなのですが、どちらかというとKEMURIやHEY-SMITHのようなスカパンクに近いサウンドになっております。
そこにTrySailならではの明るさが交わり、TrySail流スカパンク!といった楽曲になっています。

あとPVの3人が可愛いすぎてヤバいから見て


(Sony Music Japan公式配信)

NAMBA69『Look Up In The Sky』

去年から新メンバーとして元ARTEMAのko-heyさんが加入し、4人として活動しはじめた最初の音源となったミニアルバム・HEROESのリード曲。
これまでのNAMBA69のパンクサウンドに、ラウドバンドのような速さと重さを加え、今のキッズが絶対上がるような曲になっている。
このアルバムのインタビューで、NAMBA69は自身で勝負の年と言っていたが、間違いなく勝利をもぎ取った1年だった気がします。
ですが、ミニアルバムとはいえこんな素晴らしいアルバムを産み出した今のNAMBA69は脂が一番乗っているので、当たり前っちゃ当たり前だった気もします。

(JMSTV1公式配信)

劇団ひととせ『あ・え・い・う・え・お・あお!!』

アニメ『ひなこノート』のオープニング。おそらく、2017年のアニソンで一番歌いにくい楽曲です。
はっきり言わせてもらいます。

いやなんでこれ話題にならんの???鈍感?

ディスってるわけではないとあらかじめ言っておきますが、ようこそジャパリパークへよりもこっちの方が2017年のアニソンとして紹介されてもおかしくないと思いますよ。
もう、1曲の中に入ってる情報量が多すぎる。
まずはとにかく聞いてみてください。初見の人はとにかく驚くと思います。

(KADOKAWAanime公式配信)

SHADOWS『Chain Reaction』

今年、キャリア初、もっと言うとFACTから行ってこなかったシングルを発売し、表題曲となったChain Reaction。
それまでも聞いていたのですが、この1曲はFACTで言うところのmiles awayやRiseのような、拡がっていくような印象を受ける1曲です。
ある意味、僕自身去年はどうしてもFACTを忘れられないところがあり、SHADOWSよりFACT聞く回数の方が多かったのですが、この曲の素晴らしさから、純粋にSHADOWSというバンドを応援してこうとなりました。

(JMSTV1・maximum10公式配信)

Survive Said The Prophet『When I』

今年知名度を大幅に上げた気がするサバプロ。この曲が最初に公開された時、最初サバプロこういう路線いっちゃったの?って思ったのですが、最後には良い、の一言しか出てきませんでした。
今回、英語の方が得意と言っていたボーカルYoshさんが、このアルバムのレコーディングの際に発音を直されたという旨をインタビューで語っておりました。とても悔しかったと語っておりましたが、結果として、元々歌が非常に上手かったのが英語の発音の良さが良くなったお陰か、更によくなり、一瞬洋楽?とも思えるような曲になり、日本はもとより、海外に向けた楽曲に仕上がっていると思います。
また、PV撮影のメイキングや、今年オープニングアクトとして出演したサマソニの映像を入れたPVも大変素晴らしです。

(Survive Said The Prophet・JMSTV1公式配信)

NOISEMAKER『SADVENTURES』

ここ最近のNOISEMAKERは、オルタナティブにかなり寄ったサウンドになってきましたが、この1曲はその集大成のような楽曲になったのではないでしょうか?
ラウドロック好きだけでなく、POPが好きな方々、特にK-POPが好きな方も受けるのではないでしょうか?
よく、ラウドロックはどれもこれも同じに聞こえるという意見がありますが、NOISEMAKER、そして上に上げたサバプロのように、最近はラウドロックとひと口に言っても音楽性がかなりバラバラになってきており、掘り下げていくととても深いジャンルになっている気がします。
また、最近ボーカルのAGさんが、アートの方でも力を入れており、いずれ個展とか開いてほしいなぁ、とひそかに思っております。

(JMSTV1公式配信)

餓鬼レンジャー『ONE feat. SUGAR SOUL & JESSE』

正直に話させていただくと、僕は餓鬼レンジャーの事全く知りませんでした。
この曲も、RIZE/The BONEZのJESSEさんがコラボしているからって事で何気なく聞いてみたんですが、ヒップホップって、こんな素晴らしいんかって思いましたよ。
餓鬼レンジャーのラップ、SUGAR SOULさんのサビ、JESSEさんの餓鬼レンジャーを後押しするラップ、すべてがぶつからずに自然に一つにまとまっている。本当に奇跡みたいな一曲です。
餓鬼レンジャーが好き・SUGAR SOULさんが好き・RIZE/The BONEZが好き。どれか一つでも当てはまったら必ず聞くべきです。

(餓鬼レンジャー公式配信)

BRAHMAN『今夜』

これまでのBRAHMANとは違い、いい意味でこれまでのBRAHMANを裏切る曲になっている気がします。
簡単に言うと、誰が歌ってもいい歌になる、と感じております。
基本、BRAHMANは焦燥感や切迫した思い、怒りなどが楽曲からも伝わってきて、いざカラオケなどで歌おうとしても、中々うまく歌えないような感じがしておりました。
ですが、曲から伝わってくる寄り添うような優しさは、これまでの楽曲よりもストン、と心に落ちてきて、誰が聞いても初見でいい曲だと言いたくなる曲だと思います。
それこそ、NHKのみんなのうたで使われても全然おかしくないと思っております。NHKさん検討して・・・

(NOFRAMESTV公式配信)

eastern youth『ソンゲントジユウ』

やられた。

久しぶりに曲を聞いて完全にやられたと言いたくなった。

最近はWANIMAやブルエンのような、がんばれというようなロックが多い中(決してディスってるわけではありませんよ)、やはりエモバンドの代名詞イースタンは違う。
PVも派手じゃない、華のあるかわいい人も出てこない、けれど曲の力が凄すぎる。
キレイに頑張るだけではない、ただ生きる。それだけで素晴らしいと賛辞してくれるような歌詞が素晴らしいです。そして、ボーカル吉野さんの歌い方が心にビシビシ刺さってきます。マイクに噛り付くように汗をかきながら歌うこの姿見て、グッと来ないわけがありません。
改めて日本語の良さをひしひしと感じる、本当にロックが好きな人こそ聞くべき一曲です。

(裸足の音楽社公式配信)

KICK THE CAN CREW『千%』

今年一番聞いた曲は?って聞かれたら、間違いなくこの曲です。
去年復活したKICK THE CAN CREW、ですがこの曲はキャリア史上ナンバー1の曲じゃないでしょうか?
今年、18年ぶりにアルバムをリリースしたハイスタもそうですが、シーンのレジェンドはやっぱりやべぇって思わせてくれます。
特に、ヒップホップ・ラップが再びメジャーになってきた現代で、過去のアーティストではなく、現在のアーティストでいる。そして、誰も追随できれないレベルの楽曲を産み出す。
なかなか簡単に出来ることではないですが、それを平然とやってのける。まさに歌詞にある通り、余裕で抜くアイデアが生まれてる、実行してる。それをカッコよくやっている。
懐メロではなく、現代のアーティストとしてもう一度てっぺんに立ってこの先もまた、カッコいい事をやり続けていくんだろうという未来に、今からワクワクしてます。
間違いなく、今年ナンバー1の曲です。


(Victor Entertainment公式配信)

 

 

いかがだったでしょうか?
聞いたことないけど、これを聞いて興味を持ったら、YouTubeで満足せず、ぜひCDやiTunes等で買ってみてください。
それではまた。

音楽

Posted by naishybrid