ウルトラセブン Xという隠れた名作について紹介【SSSS.GRIDMANを見た人こそ】

2020年12月17日

数日前になりますが、ようやく溜まっていたSSSS.GRIDMANを全て見終わりました。

内容はもちろん面白かったですが、最終回を見た際に思ったことはこれでした。

 

「これ、ウルトラセブンXだなぁ…」

 

と。

この意見、ウルトラシリーズのファンの方ならば、少し分かるところがあるかと思います。

 

というより、こう書いているということは・・・ネタバレは言いませんが、まぁ、そういう事なんですよ!

 

ちなみに僕自身、この作品ですが、割と好きな方なのですし、ウルトラマンシリーズの隠れた名作だと思っております。

 

というわけで今回は、このULTRASEVEN Xについて紹介していきます。

ULTRASEVEN Xとは?

ULTRASEVEN X(以下ウルトラセブンX)とは、2007年10月5日~12月21日まで、TBS系列で放送されていたウルトラマンシリーズです。

 

ウルトラマンシリーズではありますが、放送されていた時間帯は、TBSだと深夜の2時25分。
今でいうところの、TBSの深夜のアニメ枠に放送されていた作品です。

他の放送局でも、大体深夜に放送されていました。

 

そのため、作風自体も子供向けというよりも大人向けに作られており、ホラー・ミステリー、SF等の要素が1クール通して盛り込まれており、ウルトラマンシリーズというよりも、円谷プロが手がけていた怪奇大作戦の方が作風としては似ている気がします。

 

また、この作風が故に、ということもあり・・・ウルトラセブンXの活躍自体が少ないこともしばしばあり、登場したと思ったらあっという間に瞬殺という、某東映の特撮史上最強秒殺ロボを思わせるほどの強さ(出番の短さ)もまた、これまでにはない大きな特徴です。

そして、この作品が、TBS系列で放送された最後のウルトラマンとなりました。

ちなみに今現在、ウルトラマンシリーズは、テレビ東京系で放送されています。

ストーリー

深い水の中に漂う夢。その夢と共に男は目覚めるが、彼はそれまでのすべての記憶を失っていた。

すると、白いドレスの女が男の前に現れて赤い眼鏡を託し、腕時計型の機械のスイッチを入れる。「お願い。あなたにこの世界を救って欲しいの」と告げる彼女に促され、窓から飛び降りた男は腕時計の力で地上に降り立つ。その直後、2人の居た高層ビルは爆破される。

用意された車で自宅に戻った男は、自分の素性にまつわる一切の痕跡が消されていることを知る。戸惑いを隠せない男のもとに、腕時計型の機械から無機質な声が響く。「エージェント・ジン。新たなミッションだ」。それにより、男は「ジン」という語句が、自分の名前を意味することを知る。

状況が把握できないままクラブでエージェント・ケイと合流したジンは、自分たちがエイリアンを密かに抹殺する組織「DEUS」の一員であることを聞かされる。人間の女性に擬態したエイリアンを追ったジンは、彼らのアジトにたどり着く。そこに再び白いドレスの女が現れ、「戦いなさいジン。貴方はこの世界の救世主よ」と告げる。

やがてエイリアンの円盤は飛び立ち、ジンはそこから飛び降りて赤い眼鏡(ウルトラアイ)を手にする。それを装着したジンは、赤い巨人(ULTRASEVEN X)に変貌すると、エイリアンたちの放った巨大怪獣(ガルキメス)を倒し、彼らの円盤を破壊した。こうして、世界を守ると決意したジンの孤独な戦いが始まるが、その様子を何者かが監視していた。
(参照:Wikipedia-ULTRASEVEN Xより)

見どころ

アクションの良さ

本作では、当時ウルトラシリーズ初となるワイヤーアクションを本格的に取り入れており、それによりアクションがこれまでとは違うスタイリッシュなものとなっています。

 

また、ワイヤーアクションを抜きにしても、演じる俳優さんが行うアクションの凄さは目を引くものがあり、そのアクションの質はシリーズ一番だと思いますし、アクションで有名な特撮である牙狼シリーズのアクションにも引けを取らないほどだと感じています。

 

これは当時、製作発表の記者会見のネットニュースで書いてあったことですが、メインキャストの方々は、この撮影に臨む前、2か月半にもわたるアクションの特訓をしていたと記載がありました。

実際に本編を見ればわかりますが、めちゃくちゃアクションが凄いですが、逆に2ヶ月半でここまでやれる役者の方々の凄さに驚かされますよ!

深夜帯ならではの作風

先ほども触れましたが、このウルトラセブンXは深夜帯に放送されており、まさにその時間帯だからこそやれるホラー・ミステリーテイストな作風が売りとなっています。

 

しかしそれだけでなく、元になったウルトラセブンでも度々描かれた人間のあり方を問う話もあればファンタジー的な作風の話もあり、深夜帯の1クール作品でありながら、とてもバラエティに富んでいます。

 

特に6話は、これまでのシリーズを踏襲しつつ、かつ宇宙に思いを馳せるような内容となっており、全体的に見ると雰囲気が少し違う話ですが、個人的にとてもオススメなエピソードです。

徐々に明らかになる真実

今回、SSSS.GRIDMANを見た人にとタイトルを付けたので、ピンときた方なら分かるかと思うのですが・・・これはネタバレになるのでそこまで深くは言えませんが・・・まぁそういうことなんですよ(猛爆)

ただ、そこで謎になってくるのが

 


〇一体どうしてそうなったか?

〇なぜジンは記憶をなくしているのか?

〇白いドレスの女ことエレアは一体何者なのか?

〇そしてこのウルトラセブンXはどこから来たのか?

 

この辺りの謎もまた、話が進んでいくごとに明らかになっていきます。

主題歌は今も輝く伝説のあのバンド

このウルトラセブンX、主題歌は前にこのブログでも紹介したことがありますが、日本のラウドロックバンド、<Pay money To my Painの「Another day comes」が起用されています。

 

僕自身PTPはとても大好きなバンドですが、実はこの曲でPTPを知りました。

ただ、PTPが好きな方やこの曲を聞いたことがある方からすれば、こんなハードな曲子供には聞かせらんないでしょ・・・と思う方もいるかもしれませんが、決して黒歴史にしてはおらず、むしろ割とショーで使われています。

 

これは本当にそうなのですが、円谷プロが毎夏に開催している大型イベントウルトラマンフェスティバル。

その会場内で行われているライブステージ(ヒーローショーのこと)でも、セブンXが出た際のBGMで時折この曲が使用されたり、はたまたセブンXが出ていない時にも使われることがあり、どちらかというと円谷側がこの曲をじゃんじゃん使っています。

 

なので、円谷側はガンガン使っており、子供ながらに知っているという人もいるのではないかと思います。

配信について

現在、ウルトラセブンXのDVDは当時販売されたもの以降、DVD-BOXやBlu-ray等での再販が一切されておらず、新品未使用品となると2019年時点ではなかなか貴重になっています。

特に、プレミアムエディションとなったDVD第1巻には、ウルトラセブンXの1/1ウルトラアイが付いているということもあり、当時喉から手が出るほど欲しかったことを今でも覚えています。

でも別に変身アイテムとかDVDとかもいい、という方でしたら、TSUTAYAのレンタルや動画配信、他にもバンダイチャンネルやHuluといった動画配信サービスで見ることが出来ます。

1クールしかないためサッと見れるため非常にオススメですし、またウルトラシリーズとは思えないほど、ウルトラマンの出ない、いわゆるドラマパートの方が多いため、これまでのシリーズとは違うベクトルでの面白さがありますので、『ウルトラマン』という括りを頭から外して見ることをおすすめいたします!

また、アクション面だけ見ても十分に見応えがあるため、アクションが好き!という方でも十分満足していただけるのではないかと思います!

それでは!

特撮

Posted by naishybrid