来日記念!オールスターが集結した奇跡のバンド『PROPHETS OF RAGE』について

2020年4月14日

こんにちは!!!!!!!!!!!!

と、いきなり赤文字でかつ大きな文字で挨拶してすみません。
私は今、とてもとても、テンションが上がっております。
なぜかというと・・・

これですよこれ!!!

PROPHETS OF RAGE待望の初来日公演が決定したんです!!!

これは、とんでもない事件なのです!

どれだけヤバイかという事も伝えたいのですが、そもそも今現在この記事を読んでいるあなたが、洋楽に詳しくない、ましてや、音楽に詳しくないという事だって大いにあります。
むしろ、そちらの方が多いと予想しております。

そこで今回は、皆さんにこのバンドがどれだけ凄いかを紹介していきたいと思います!

Prophets of Rage『Hail to the Chief (Music Video)』より画像引用
© PROPHETS OF RAGE 2017


奇跡のバンド『PROPHETS OF RAGE』について

Biography

PROPHETS OF RAGE(読み:プロフェッツオブレイジ)は、2016年に結成されたバンドです。

え?去年に結成されたばかりなの?と思われる方が多いと思いますが、メンバーがとにかくすごいのです。

メンバーは

トム・モレロ(Guitar)

ティム・コマーフォード(Bass)

ブラッド・ウィルク(Drums)

DJロード(Vocal/DJ)

チャックD(Vocal)

B-リアル(Vocal)

というメンバー構成になっております。

このメンバー、上3人は90年代、当時のアメリカの政治に対する強烈なメッセージとアティチュードで人気を博した伝説のバンド

『Rage Against The Machine』

のメンバーです。

このRage Against The Machineは今なお世界的にフォロワーが多く、あのマキシマムザホルモンのボーカルであるマキシマムザ亮君も、一番好きなバンドはレイジ(Rage Against The Machineの略称)だと公言するほど、多くのバンドマンからも支持され、同時に活動スタンスにも大きな影響を与えています。

また、DJロード、チャックDの2人は政治・社会問題をヒップホップというステージから訴え続けたアメリカのユニット

Public Enemy

のメンバー

B-リアルは同じくアメリカのヒップホップグループ、Cypress Hillのメンバーです。

このバンドのことを知らなくても、音楽が好きな方で、かつ洋楽に少し詳しい方ならば、このメンバーが集まっていることがどれだけヤバイ事なのかと瞬時にわかると思います。

音楽性・歌詞の内容について

彼らの音楽は、一言で言うとRage Against The Machine(以下レイジ)の音楽を受け継いだ音楽となっております。

まぁ、レイジのメンバー3人がいるので、そうなるのはある種必然的な事なのですが、それでもメインボーカルであるチャックDとB-リアル、そしてDJロードのDJが入ってくることにより、今現在に再びレイジのサウンドを響かせる、また過去に聞いていた人を再び振り返らせるような音楽になっていると感じました。

歌詞の内容もレイジや、Public Enemyが訴え続けていた、社会問題や政治について訴える歌詞がほとんどです。

こちらの記事の中で、ギターのトム・モレロはこのバンドの抱負についてこう語っております。

「プロフェッツ・オブ・レイジはレイジ、パブリック・エネミー、サイプレス・ヒルの聴覚的なパワーを合体させたユニットなんだ。もう歴史の舞台袖に引っ込んでいることはできないというのがぼくのいいたいことなんだ。危うい時代には危うい楽曲が必要とされるんだよ。ドナルド・トランプやバーニー・サンダースはふたりとも、メディアで体制というマシーンへの怒りを表明している人間として取り沙汰されてるよね。ぼくたちが今回一線に戻ってくるのは、体制への怒り(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)とは本当はどういうものだったのか、それをみんなに思い出してもらうためなんだよ。それはアメリカや世界のさまざまな議論の中でもずっと見失われてきた意見で、それが今回戻ってくるんだ。それにふさわしい場所が今のアメリカ以外にはないだろう? それにふさわしいタイミングも今のアメリカ以外にはないだろう?」

(引用:プロフェッツ・オブ・レイジによってにわかに浮上したザック・デ・ラ・ロッチャの新作の行方とはより)

まさに今現在、アメリカはトランプ政権になり、様々な問題が噴出しており、その状況に多くの著名人等が政治について呟くなど、まさに混乱の渦中にあります。

そんな今だからこそレイジを復活させる意味があり、それをまたメンバーも感じていたからこそ、このようなバンドを作ったのだと思います。
(まぁ、日本も同様な状況にあると僕は思っていますが・・・)

ミュージックビデオ

説明をしてきましたが、やはりまずは百聞は一見に如かず。ということでぜひ下記の動画を見てください。

音もかなりヘビーですが、あえてあまり深くは言いませんが、PVの映像もおそらく衝撃を受けると思います。



Prophets Of Rage公式配信


Prophets Of Rage公式配信

そして、ついに待望の初来日!

そして最初の話に戻るのですが、そんなPROPHETS OF RAGEがついに!

待望の!

初来日公演が決定しました!

日程は

3月30日 大阪 なんばHatch
4月3日  名古屋 Zepp Nagoya

となっております。

ここで、日程におや?と疑問を持たれた方がいるかもしれません。

そう、日本で来日公演を行うならば、絶対に定番である東京での公演がないのです。

ここで、僕が考えていることなのですが、大阪と名古屋公演の間に、数日スケジュールが空いていますよね。
その間に、東京公演があるのではないかと。

で、ここでの公演の形なのですが、毎年3月末に千葉県の幕張メッセ(関西では神戸ワールド記念ホール)で、PUNKSPRINGという日本・海外のパンクバンドが一同に集まるフェスがあるのですが、今年それがファイナルを迎えました。

その終了後のアナウンスとして、SEE YOU NEXT SPRING!というメッセージと、Warped Tourという毎年約2か月に渡ってアメリカ全土を横断するサーキットフェスのロゴ画像がスクリーンに写されていたのです!

ちなみに、Warped Tourには過去、ONE OK ROCK、Crossfaith、coldrain等の日本のラウドシーンの第一線で活躍するバンドが参加しております。

なので、おそらく、Warped Tourの日本版として、そしてPUNKSPRINGの後枠になるであろうイベントの、ヘッドライナー的な位置づけとして関東で公演を行うのではないかと考えております!

もしそうだとしたら、来年頭からとんでもないイベントが日本で開催される事になるでしょう・・・

でも見たいけど遠いしお金ないしな~なんて思っている音楽好きの方がいるならば、私は絶対に参加をおススメします!

おそらく、この機会を逃せば次に見れる機会はおそらく、かなり先になると思います!

現に、海外の超有名バンドが、来日公演をした後の次の来日公演が4年後~といった具合になることも、頻繁にあります。
おそらくProphets Of Rageもそうなることは間違いないです!
(この記事をリライトしている2019年現在、実際これ以降来日公演は今現在実現していません。やっぱりな♂)

なので皆さん、この機会にぜひとも遊びに行って現在進行形のスーパーバンドを生で体感してみてください!!
それではまた!

音楽

Posted by naishybrid