定番ブランドVANSのスニーカーの基本種類について紹介!

2020年12月12日

二つ前の記事で、AIR JAM×VANSのコラボスニーカーについての記事を上げました。
(本当は連続して書きたかったのですが、前回の記事はどーしてもFACTのファンとして言っておきたかったのです)

おかげさまで、こちらの商品を購入することが出来、そのオールドスクールのレビューをした記事も書かせていただきましたので、よろしければ読んでいただけますと幸いです。

AIR JAM 2018×VANS コラボOLD SKOOLレビュー!

このように、VANSのことについて書き、かくいう僕自身VANSはかなり好きなスニーカーブランドです。

 

ただ、せっかくならば、VANSのスニーカーの良さについて紹介をし、一人でも多くVANSのファンになってほしい!とも思っているのです。

そのため今回は、そのVANSの定番スニーカーについて紹介をしていきます!!

VANSについて

VANSのスニーカーを紹介する前に、まずはVANSの歴史について軽く紹介をさせていただきたいと思います。

スニーカーの種類を早く教えろとは思うかと思いますが、せっかくならこのブランドの歴史について知っていれば、話のタネになるネタが1つ増えますよ!

 

VANSは、1966年に『ポール・ヴァン・ドレン』という方が、兄弟であるジェームズ・ヴァン・ドレンとGordon C.Leeの3人で『The Van Doren Rubber Company』という店舗を立ち上げました。

これが、VANSの始まりとなります。

ちなみに、1966年創業ということなので、日本で言えば、ウルトラマンが始まったのがこの年なので、その歴史の長さをイメージしやすいかと思います。(´・ω`・)エッ?俺だけ?

 

ブランド名のVANSの由来は、ヴァンの仲間たち、という由来から来ています。

 

その後、1970年代前半にVANSのスニーカーの構造がスケーターの間で流行をし、スケボーとVANS、という今でもずっとセットで紹介されるイメージというのは、この頃から生まれたのです。

それから数年後の1976年に、VANSというロゴの下に、『OFF THE WALL(日本語訳をすると一風変わったという意味)』というキャッチフレーズが付けられるようになり、その後後述するOLD SKOOLやSK8-HIなどの定番商品が次々発売され、来年で誕生から55年を迎える世界中で愛されるスニーカーとなっています。

 

ここまで、VANSの歴史について簡単にはなりますが紹介をさせていただきました。

次からは、ようやくになりますが、VANSの定番であり、ブランドを代表するスニーカーを5足紹介させていただきます!!

VANSの代表的なスニーカーについて紹介!

Authentic

先ほど紹介した、The Van Doren Rubber CompanyというVANSの最初のお店で作成・販売を行っていたスニーカー。

それがAuthentic(オーセンティック)です。

 

余計な装飾を一切施さず、シンプルイズベストと言わんばかりの、シンプルで飽きのこないデザインは、ストリート・カジュアル問わずどんなファッションにも合います。

僕自身1足、グレーのAuthenticを持っていますが、本当にどんなスタイルにも合わせやすく、履くのをついためらってしまう程にお気に入りです。

 

このスニーカーが生まれなければ、今のVANSはなかったと言いきれるほど、VANSというブランドを語るうえで欠かせない一足です。


ERA

そのAuthentic誕生から10年後に誕生したのが、この『ERAシリーズ』です。

 

このERA、一見すると、先ほど紹介したAuthenticとほぼ見分けがつかないと言っていいほど、デザインがほぼ似通っており、知らない方からすれば両方同じスニーカーで何が違うの?と思うかもしれません。

ですが、この2つには決定的な違いがあり、箱を見なくてもここを見ればわかるというポイントがあります。

 

それは、”履き口”です。

 

履き口の部分にパッドがなく、生地そのものが一枚でつま先から履き口にまで使われているものが、Authenticとなります。

一方、メーカー問わず多くのスニーカーにも使われている、履き口にパッドがあるものが、ERAとなります。

そこがこの2つの見分け方です。

 

なので、どっちを選んでいいかわからない、という方は、その履き口にパッドのあるかないかという、好みの部分で選べばよいと、一ファンとしては思っております。

 

デザインはもちろんのこと、パッド独特の、クッション性のある履き心地はやみつきになります。


OLD SKOOL

今現在、VANSで最も履かれているスニーカー、いやもっと言えば、世界で一番履かれているスニーカーではないか。と個人的に思うのですが、それほどまでに圧倒的な認知度と影響力のあるものがこのOLD SKOOLです。

 

最大の特徴である、サイドに入った白いサイドストライプと呼ばれるレザー生地。

これはもはや、OLD SKOOLというスニーカーの特徴を通り越し、今やVANSのエンブレムの一つにもなっています。

 

日常使いはもちろん、スケーターやロックバンドの方でも愛用している方は多く、それに憧れてOLD SKOOLを履くストリートファッション好きも多いのではないかと思っております。

 

特に、Hi-STANDARD・Ken Yokoyama・BBQ CHICKENSの横山健さんは、種類は違いますが、ライブで必ずOLD SKOOLを履いてステージに臨んでおります。

また、今はあまり履いておりませんが、ONE OK ROCKのボーカルであるTakaさんも、一時期このOLD SKOOLをほぼ毎回のごとく履いてライブを行っていたため、ONE OK ROCKが好きな方も是非一足お手元に置いてみてはいかがでしょうか?


SK8-Hi

VANSの有名モデルの中で、唯一ハイカット(足首まで生地があるスニーカーのことをハイカットスニーカーと呼びます)モデルなのが、このSK8-Hi(スケートハイ)です。

 

その呼び名の通り、スケーターのために作られたと言えるようなもので、スケーターのパフォーマンス向上と足首を守ることを目的として作られました。

また、OLD SKOOLにも使われているサイドストライプも搭載されているので、技術の粋が集まった1足と言っても過言ではないでしょう。

 

過去にはこのSK8-Hiをベースとし、多くのロックバンドとのコラボモデルも作られています。

日本ではハードコアパンクバンド『BRAHMAN』がこのSK8-Hiをベースとしたコラボスニーカーを販売しました。(ちなみに僕も持ってます(ドヤァ)

その中でも、2018年に発売された世界的メタルバンド『METALLICA』とのコラボスニーカーは、このSK8-Hiと靴紐のないSLIP-ONの2種類で販売されたのですが、あっという間に完売、すぐさまプレミアとなり、今年発売にも関わらずネットでも高値でしか出回らない超希少品となりました。

 

他にも、特撮作品『仮面ライダーエグゼイド』の主人公である『宝生永夢』の履いていた靴が、まさにこのスケートハイになります!

そのため、エグゼイドが好きな方からしても持っておきたい一足となります!

ちなみに、エグゼイドで実際に履いていたスケートハイは、チェッカー柄(市松模様)であり、かつ赤と青が混ざったチェッカー柄となるため、もし同じものがほしい!となっても、正直自分で作らなければ無理!なため、その点に関してはご注意くださいね(汗)

 


SLIP-ON

最後に紹介するのが、このSLIP-ON(スリッポン)です。

 

最大の特徴が、紐がついておらず、またシュータン(スニーカーのひもの下のペラペラしている部分の事)もありません。

そのため、革靴やスリッパのように履けるため、他とは一線を画すスニーカーとなっています。

 

また、つま先~足の甲までの部分が無地の生地であるため、この部分にプロの絵師の方に絵を描いてもらい、世界に一足だけのオリジナルスリッポンを作っている方も多数おられます!

 

ただ、このスリッポンの注意点として、構造上かなりジャストフィットするスニーカーとなるため、人によってはいつものサイズだとキツイ。あるい歩いていて痛みを感じてしまうということが多いにあります。

そのため、スリッポンを購入する際には、普段履いているものより0.5cm~1cmサイズを大きいものを購入することをおススメします!


まとめ

というわけで今回は、VANSの定番スニーカーについて紹介をさせていただきました。

 

一言でVANS。とくくれないほどのVANSのスニーカー。

その良さが少しでも理解していただけたのならば、一VANSファンとして嬉しい限りです。

 

未だに世界中で人気であり、また様々なブランドやアーティスト、果てはゲームまで、今も様々コラボをし続けているスニーカーブランドとなります。

 

ぜひ皆さんも、VANSのスニーカーを一足手に取ってみてはいかがでしょうか!

世界が変わる、と一ファンとして声を大に言わせていただきます!!

それでは!