VRとARの違い、ご存知ですか?
VR
もはや誰にとってもおなじみになった技術ですよね。
よくわからないけれど、名前だけは知っている。という方も多いのではないでしょうか?
また、それと同じく、ARという技術もまた、VRと同じように発展・普及し、生活にどんどん浸透してきたと思います。
ですが、そもそも、読んでいる皆さん、もとい今読んでくださっているあなたは、VRとARの違いについてご存知でしょうか?
え?同じようなもんでしょ?
と思っている方がいましたら、それは大間違いだとあらかじめ言っておきます。
確かに似ているように見えますが、その中身や性能は大きく違います。
なぜそんな事を言っているのかというと、実は僕、大学時代の研究室で行っていたことが、まさにこのARなんですよ!
そこでほぼ毎日ARに触れ、かつARとVRの違いについても徹底的に教え込まれたので、違いを説明しろと言われたら、ほぼほぼ出来てしまうんですよ。
というわけで今回は、このVRとARの違いについて、読んでくださっている皆さんにも分かりやすいように説明していきます!
VRとは?
VR(Virtual Reality・日本語訳『仮想現実』)とは
現実ではないバーチャルな世界を作り出し、人間の視覚や聴覚に働きかけ、あたかもそこにいるような体験を与えてくれる技術
のことを差します。
VRで代表的なものといえば、現実にあるものでしたらPlayStation VR。
小説や映画でしたら、ソードアート・オンライン、レディ・プレイヤー1がその最たる例となります。
どちらも、あるいはいずれかを知っている方ならば分かるかと思いますが、どちらも現実世界にはない、いわゆる非現実的な世界や時間・空間を提供してくれます。
これこそがVRの特徴となり、またここが、この後紹介するARとの大きな違いとなります。
ちなみにVR、Virtual Reality自体の開発は、今から56年前にはもうすでに始まっており、その技術が今になり、ようやく一般社会にも広く普及が始まっていきました。
ARとは?
一方、AR(Augmented Reality・日本語訳『拡張現実』)とは、
コンピューターを使い、現実の世界に働きかける・拡張させる技術
のことを差します。
ARの例として代表的なものとしては、ポケモンGOのARモードといえば分かる方も多いかと思います。
あれは、スマホを通して見ている現実の環境に、コンピューターを使いポケモンという非現実の存在を現実の世界にあたかもいるような体験をさせてくれますよね。
これが、まさにVRとARの決定的な違いなのです。
超大雑把に言うと
VRは、専用の機械を使い、100%バーチャルな世界を作り出す技術。
ARは、スマホ等を通して現実の世界にバーチャルな存在やモノを提供(拡張)する技術。
となるのです。
お分かりいただけたでしょうか?
VRとARの使われ方の違い
ここまで書いてきておいてARとVRの違いについて少しは理解していただけたかと思いますが、ここからは少しARとVRの使われ方の違いについても少し触れておきたいと思います。
VRは、先ほども言ったようにバーチャルな世界を提供する技術なので、ゲームはもちろん、映画やビデオ等、いわゆる『エンターテインメント』なものに使われることが多いです。
また、最近では医療分野においても、手術シミュレーションや注射の痛みを緩和するためなどにも使われています。
一方ARは、ゲームはもちろん、画面を開いた際、目的地までの道のりを線で表示し、感覚的に分かりやすく表示する機能。
商品をこの場所に配置したらどうなるか、というシミュレーション機能
画面をかざすと周辺の観光地やお店の情報を提示する機能。
そしてここがオタクにとって最も大事なことであり、一番重要な使われ方となります。
それは
スマホを通して、現実の世界に好きなアニメのキャラを表示させる!!
というのも、ARの使われ方の一つです。
もちろんこれ以外にもまだまだ使われている箇所は沢山ありますし、逆にまだ使われてないけど今後この分野にも使われてくるという事も大いにあり得るでしょう。
もちろんこんな事知らなくても生活は出来るのでしょうが、ただ、今後もどんどんVRとARは生活に入ってくると思います。
その時に、よく違いが分からない。というのではなく、少しだけ知識を持っておけば、ひょっとしたら何らかの役に立つかもしれませんよ。
それでは。
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