地球防衛軍好きがEDF:IRをプレイした|【これは地球防衛軍の名を冠した新たなゲームだ!】

2019年5月1日

つい先日発売されたゲーム

 

『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN(略称EDF:IR)』

 

地球防衛軍シリーズでありながらも少し違う位置付けの本作は、前作の5のプレイ人口がその更に前の4よりも多くなり、あの地球防衛軍の新作!ということもあり方々から大きな期待を寄せられていました。

 

しかし販売から少し経った今現在でも、ゲームの仕様の面などから、SNS上では今作に対する賛否両論が巻き起こっています。(どちらかというと否の意見の方が多く見受けられるのですが)

その意見を鵜呑みにする方も多いとは思いますが、ただ、個人的に言わせていただければ、今作はかなり面白いと思います。

僕自身、地球防衛軍は4からプレイしている新参者ですので、自慢ではないですが5年ほど前からのEDF隊員です。

そんな僕が見た、今作の良さとここはちょっと改善してほしいなぁ…と思った点を紹介していきます!

EDF:IRの面白いと思った点

エナジージェムとお金を集めて武器を作ったり見た目を変更していく

まず、ここが本作の最大のキモとなる点ですが、本作はこれまでの地球防衛軍シリーズとは違い、ミッションをクリアして集めたお金と、巨大生物を倒すとドロップするエナジージェムというアイテムを消費して武器を作ったり、ヘルメットやエンブレム等の見た目を変更していくことが出来ます。

 

過去の地球防衛軍シリーズだと、基本的に新しい武器を手に入れる場合、ミッションをやっていく中で敵を倒すと時折落ちる『WEAPON』というアイテムをゲットしていくことで新しい武器が手に入っていきます。

そのため、新しい武器が手に入ることもあれば、ダブるということも大いにあります。

 

ですが今作ではそのシステムは排除され、先程述べたようなお金とエナジージェムを使って武器をどんどん開拓していきます。

このシステムはこれまでプレイしてきた方には少し慣れないところもあるかと思いますが、個人的にはこれは大いにありだと思いました。

 

先程巨大生物を倒すとエナジージェムを落とすと言いましたが、そのエナジージェムも巨大生物ごとに落とすジェムの色が異なり、その色のジェムが足りなければ欲しい武器を作れない。
そのためにまたステージに行って巨大生物と戦う・・・という流れに、僕はモンスターハンターの要素を大いに感じました。

欲しい武器がある!となった時にステージに行く。そこで腕前をどんどん上げていき、強い武器を手に入れて無双していく・・・という流れがこのゲームの醍醐味なのだと序盤ながら僕は感じました。

なので、ここでつまんないと言っている方は、なんとも早尚というか、さじを投げる、いやコントローラーを投げるのは早い!と言いたいです。

兵種と武器の選び方が自由自在!

これまでの地球防衛軍シリーズでは、兵種によって使える武器というのが決まっており、この兵種の時にはこの武器は使えないというのがあります。
さらに、兵種によってヒットポイントが異なるというのもまた、楽しさではあるのですがステージによってはそこが大きなネックとなることもあります。
(もちろんヒットポイントが少ない分攻撃力や機動力が良いというメリットもあるのですが)

 

しかし今作は、どの兵種でもヒットポイントが変わりません!
これはプレイしてきた人間からすると、なんとも嬉しい仕様変更です!

 

また、少し話は変わりますが、今回のEDF:IRではヒットポイントを上げるためにもお金を使います。

これまでのシリーズだとHPを上げる『ARMOR』というアイテムを1つ取れば1上がるというやり込み要素なのですが、これがまーーーーーーーーーー、めんどくさいのです。

それこそ、難易度がどんどん上がっていくにつれヒットポイントが必然的に必要になってくるのですが、単純に1000上げるだけでもかなり骨が折れますし、何十時間もかかる作業になってきます。

 

なので、こうしてお金を集めていけば簡単に、段階を踏んでヒットポイントを上げていくことが出来るようになるのは本当に楽ちんですし、あのわずらわしい作業がなくなる!というのは本当に嬉しい限りです。

さらに、ヒットポイントのレベルが上がっていくにつれ、必要なお金というのも少なくなっていきます。

少し分かりにくいかと思いますのでゲームの仕様通りに言うと、ヒットポイントのレベルが1の時に、5まで上げたい!という時に5万円ほどお金が必要だけれど、ここで4まで上げたとした場合、そこまで使った分は含まれず、レベル5から4の額を引いた分のお金で、レベル5に上げることが出来ますので、払い損というのが一切なくなります!

 

と、大分脱線してしまいましたが、ヒットポイントに関してはこのような大きな変更がありました。

そして話を戻しますが、今回は武器と兵種を自由に選べることが出来るため、この兵種だとこの武器が使えない!というのがなく、共通で使えるのでそれぞれの兵種に合うお気に入りの装備というのを見つける楽しみというのがあるので、十人十色の組み合わせで遊べますよ!

さらに兵種も、これまでのシリーズでおなじみの名前とは違い

・トルーパー
・ジェットリフター
・ヘビーストライカー
・プロールライダー

 

の4種類があります。

 

特に最後のプロールライダーは、これまでのどのシリーズとも違う兵種となっています。

というのも、このプロールライダーは、ある一定の条件を満たすと、なんと巨大生物を操れ、共に戦うことが出来ます!
これはこれまでのどのシリーズにもなかったことですし、巨大生物操れるの!?とそれだけで魅力的に思う方もいらっしゃるでしょう。

また、このプロールライダーの移動も通常歩行以外に、特殊なワイヤーを使って飛び回るその姿は、あの作品の立〇機動装置を思わせる動きとなっています!

自由に作れるキャラメイク!

いやこれ、最近のゲームをやられてる方からするとは?何当たり前のこと言ってんの?となるかもしれませんが、これまでの地球防衛軍にはキャラメイク機能が一切ありませんでした。

5になってから多少ありましたが、それでもアーマーの色を変えられる程度で、細かなキャラメイクまでは出来ませんでした。

 

しかし本作ではついにキャラメイク機能が追加!
そのため、自由自在にキャラを作れます!(まぁ地球防衛軍をプレイされたことがない方は何を当たり前の話をと思うかもしれませんが)

さらに、服の着せ替えも様々であり、男性にセーラー服や女性ものの水着を着せる。さらには、DLコンテンツでドリームクラブや夏色ハイスクール★青春白書(略)がプリントされたTシャツも着れる!?など、多種多様なネタキャラを作ることも出来るため、ネタキャラで遊びたい!というゲーマーの方や、そういうネタキャラのゲーム動画を挙げたい!という実況者にはうってつけですよ!
(見た人から気持ち悪い!と言われても私は一切責任を負いません。)

 

さらに、そのキャラの上から着せる装備というのも割と細かく設定でき、初期装備をうまく組み合わせれば、某宇宙戦争のあの白い兵士みたいなキャラも!?作れますよ!!

これまで以上の没入感のあるストーリー

今作では、これまでのシリーズではほぼなかった、たいていのキャラに皆名前が付いております。

これまでのシリーズだと、声優が付いているキャラは多々出てきて、インパクトはありましたがたいてい名前のないキャラばかりでした。

そのためか、どうにも愛着がわかないというか、あのキャラあのキャラ!となるけど、名前がないからかどこか話しててもふわっ・・・となってしまうことがありました。

ただ、今作は声優が付いているキャラほぼすべてに名前が付いており、かつキャラ毎のバックグラウンドがこれまでのどの作品よりもはっきりわかるようになっているため、プレイヤーの想像が広がり、よりストーリーにのめりこめる使用となっており、これだけ見ても今までとは違う、というのが見て取れるのではないでしょうか?

 

 

と、ここまでいい点を紹介していきましたが、次はここちょっとなぁ・・・というところと、ここを今後のアップデートで改善してほしいなぁ。という点を少し挙げていきます。

ここなんとかして!EDF:IR!

アイテムを使うと金が減る!戦車なども出せる数に限度がある!

やはり今作が賛否両論巻き起こしている一番の理由とも言えるのはここでしょう。

今作では、新規に登場するグレネードや蘇生アイテムなどをひっくるめたアイテムという項目と、従来のシリーズでもおなじみの戦車や戦闘機なども召喚することが出来ます。

が、このアイテムを使うと、最後にもらえる報酬の金額が減ってしまうのです。

これはアイテムだけでなく戦車などの車両系も当てはまるのですが、戦車などはアイテム以上の減額をされ、ステージによっては赤字で終わる、ということも大いにあり得ます。

 

さらにそれだけでなく、これまでのシリーズだと車両関連は貢献度、というのが溜まるといくらでも呼び出すことが出来ましたが、最大でも4回しか呼べないため、ここぞという時にしか呼べません。

この仕様に否定的な意見が多く見受けられるのもプレイしながら納得していますが、今作の主人公の所属しているEDFが資源などにも乏しいということを踏まえてこのような減額という仕様にしているのだと僕は考えていますが、それでもやはりこの減額というのは中々痛いです。

ただ、ステージが進むにつれ、貰える金額もどんどん増えていくため、序盤は我慢をして、少しステージが進んでから解禁していくのがいいと思いますよ!

色をもう少し細かく変えたい!

今回も、アーマーの色が変出来るのですが、決まったバリエーションの色しかなく、こういう色が欲しいんだけどなぁ・・・という痒い所に手が届かない、惜しい仕様になっています。

僕は主にヘビーストライカーを使っているのですが、その装備やダッシュの仕方がまるでガンダムヘビーアームズやスコープドッグを連想させるのです。

なので、可能であればもうちょっと緑を薄くしてスコープドッグみたいな色合いにしたいんだけどなぁ・・・となっても、中々そういう色がありません。

なので、ここは今後のアップデートで色を細やかに変えられる機能が追加されるのを願うばかりです。

 

 

というわけで、EDF:IRについて紹介していきました。

個人的に今作はネットで言われるほど悪くなく、本当に面白いと思います。

もちろん、やっていてここは否定的な意見になるよなぁ・・・というところはありますが、それでもそんなに文句を言うほどではなく、こういうゲーム背景だからこういう仕様なんだろうなぁと想像するとグッと没入感が上がりますし、逆に縛りプレイでどこまでやれるかという腕試しにもなります。

ぜひともSNSでの否定的な意見だけを鵜呑みにせず、少しでも興味がある方は一度プレイされてみることをおススメいたします。

それでは。

ゲーム

Posted by naishybrid