【プラモデル初心者が伝える】プラモデルを始める上で買うべきアイテムを3つ紹介!
この記事は、あらかじめお伝えすると、2本で1つの記事になるようなものですので、次回更新時の記事も、プラモデル関連になる、ということをあらかじめお伝えしておきます。
で、早速本編に入っていきますが、実は個人的に約2年前、とあるプラモデルを購入したことがきっかけで、プラモデルの沼にどっぷりと・・・というほどではないですが、それでも、プラモデルって面白い!となるくらい、プラモデル製作にハマりました。
なので、そのハマった理由や、プラモデル、というものを作ることのメリット等は次回更新予定の記事で書く予定です。
ただ、だからといって、毎月何個もプラモデルを作っているかというと、決してそうではなく、数ヶ月に一度程度なのですが、それでも、プラモデルって素直に面白いし、今こそこういった遊びが必要なんだろうなと、心の底から思っています。
ですが、何度も言うように、毎月何個も何個も作っているわけではなく、かつ、正直にお伝えしますが、そもそもこの数年前に買ったプラモデルが、人生初のプラモデルでした。
つまり、本来であれば、子供のころに始めるのがプラモデルを始めるうえでのよくあるルートなのかもしれませんが、僕は大人になってからプラモデルに触れました。
なので、実際に作った個数で言えば、両の手の指で数えられる程度しか作っていないので、あえて胸を張って言いますが、僕は初心者です。
だからこそ、そんな初心者だからこそ、これが欲しかったというか、最初に始めるならこれだけ揃えとけ!という教科書的な、指針になるような物を教えてくれるサイトが欲しかったと、今になって思うものがいくつもありました。
なので今回は、自分の経験談を踏まえ、初心者だからこそ、これから始める方に向けて、これだけは最低限用意してほしい!と声を大にして言いたいアイテムを3つご紹介させていただきます!
これからプラモデルを始める上で用意すべきアイテム3つ
細刃ニッパー
まず、これだけは必ず用意してほしいのが、ニッパーです。
もちろん、プラモデル用のニッパーであればそれで構わないのですが、ただ、初心者用のニッパーも買ったうえで、比較してどちらをおすすめするかと言われれば、細刃ニッパーの方を僕はオススメします。
細刃ニッパーとは何ぞや?と思われる方も多いと思いますが、文字通りなのですが、カットする刃の部分が、従来のものに比べて細い(薄い)ニッパーのことを指します。
この細刃ニッパーの何が良いかというと、プラモデルのランナー(パーツが付いているプラスチックの板・シートのこと)からパーツを切り離す際、ニッパーを使用するのですが、その際、これはプラスチックという材質の性質上如何せんしがたいのですが、力を入れると、その箇所が白くなってしまうという仕様があります。
そのうえで、ランナーからパーツを切り離す際にニッパーを使用する際、一般的なプラモデルのニッパーと細刃ニッパーの両方を使ったうえで言いますが、細刃ニッパーの方が、一般的なプラモデルのニッパーよりも、細刃ニッパーの方が、ランナーから切り離した際にパーツに付着しているランナーの残り箇所とも言える白い切り跡が、やや小さく収まった印象を受けました。
無論、これはあくまでも肌感的なところになることや、そもそもの自分の腕が下手くそ、ということなど、一概にそうとは言えない理由は多々ありますが、それでも、買っておけば間違いはなく、かつ、あって困るようなものでも決してないです。
加えて、細刃だからといって、扱いが難しいということも全くなく、一般的なニッパーと同様に使用することが出来ますので、とりあえずこっちを買ってみて、もっと専門的なものをとなったら、買い足せばいいので、とりあえずの第一歩として、この細刃ニッパーを買うことをおすすめいたします!
800・1200のヤスリ
続いて用意してほしいものが、ヤスリです。
先程少し触れましたが、ランナーから切り離した際にパーツに付着しているランナーの残り箇所とも言える白い切り跡を消す際に、ヤスリが必要となります。
一部では、爪で擦れば消えるという意見もありますが、ただ、爪といっても千差万別ですし、ネイルをしている人や爪を常に短くしている人からすれば、それは使えない手段なので、一旦そこは置いておきます。
その際に、ヤスリが必要となりますが、人によって色々なヤスリを使っていることだとは思いますが、僕は色々調べに調べ、行き着いたのが、目の粗さが800という細目、と呼ばれる粗さのものと、1200という極細目、と呼ばれる粗さの2種類の紙ヤスリを用意し、必要に応じて一部分だけ切って使っています。
この800・1200のヤスリは、実際に手に取ってもらえればわかると思いますが、一般的に想像する紙ヤスリとはかなり違う触り心地をしています。
とはいえ、無論これで擦れば、しっかり削れます。
この位の細かい目のヤスリの方が、初心者にとっても扱いやすく、特に初心者だからこそ、該当部分は慎重に削ろうとするものだと思いますので、目の粗いものよりも、目の細かいものの方が、削りやすく、かつ、紙ヤスリなので、大きさもハサミで切れば自由自在に使いたい時に使いたい分の大きさで切れますので、大きくても小さくても使えるなど、メリットが多くあります。
加えて、ホームセンターに行けば、1枚単位で売られており、かつ、非常に安価で手に入りますので、1枚買っておけば、長く使えるなど、非常にエコなので、ヤスリに悩んだら、この2つを買うことをオススメします!
ちなみに僕は普段の白い跡を削る際は800を使用し、慎重に削りたいものがある際は、1200を使うようにしています。
無論、ここは個々人のお好みで、好きなようにお使いください。
ヤスリスティック フィニッシュ
そしてもう1つ、これはヤスリとセットで使うアイテムなのですが、同時に、プラモデルを扱う上で最も大切ではないかと個人的に思ったアイテムが、このヤスリスティック フィニッシュです。
正直に言いますが、ニッパーもヤスリも、色々なもので代用出来ると言えば出来ますが、これに関しては、大真面目に、他で代用が出来ない、唯一無二のアイテムです。
このヤスリスティック フィニッシュとは一体どういうものかというと、ヤスリがけした後の表面を整え、かつ、ツヤを生み出してくれるアイテムです。
その例をわかりやすく、画像で見せます。
こちらは、ちょうど今作っているプラモデルの中で、ランナーに付いてはいるけれど、実際の製作時には使わないパーツがありましたので、これで見せたいと思います。
ただ、中には、えっ?そんなのあるの?と思う方もいるかもしれませんが、これはあくまでその界隈での話になるかもしれませんので、その界隈のプラモデル特有の話として捉えていただければと思いますが、僕はウルトラマンや仮面ライダーといった、特撮ヒーローのプラモデルを作ることがほとんどです。
その際、そのヒーローの違うフォームのプラモデルが出るということがあるのですが、例えば、手や肩のパーツが同じだから、前に使ったランナーをそっくりそのままパッケージとして同梱し、一部分だけ使用して後は使わない、ということが、ものによってあるのです。
なので、このように、入っているけれど、不要。悪い言い方をすると、ごみになるパーツも、ものによっては結構あるのです。
ただ、何度も言うように、あくまでこれはこの界隈でのあるある話、と捉えていただければと思います。
と、話が逸れましたが、まず、この出っ張っているランナーの残りかす、のような部分をニッパーを使って切り落とします。
このように、切り落としはしましたが、画像を見てわかるように、白い跡が残ってしまいました。
この部分を、ヤスリを使って削っていきます。
大雑把ですが、ヤスリで削ると、当然ながらこのようになり、表面が荒れ、組んだ時にも、見栄えはよくならないでしょう。
(ボロボロなのを味とする組み立てならばいいのかもしれませんが)
しかし、ここでヤスリスティック フィニッシュの登場です。
これで、表面を磨いていきます。
緑色の部分で表面を磨いていますが、その後に、裏面である白い面も使って磨くと、より良くなりますので、使用する際は、緑色→白色、の順番で磨いていくようにしましょう。
今回はあくまで一例として見せているため、細かくきっちりとやったわけではありませんが、それでも見てわかるように、先程とは違い、表面もキレイになり、ツヤも出たのが一目でわかるのではないでしょうか?
とはいえ、メッキでコーティングがされているパーツだと、やり過ぎるとその部分まで剥がれてしまうのですが、それでもこのようなベースとなる色だけのパーツであれば、色も落ちず、表面だけがキレイに磨かれます。
なので、このヤスリスティック フィニッシュも、ヤスリとセットで購入するようにしましょう!
おわりに・塗装の必要はあるのかどうか
と、ここまで、プラモデル初心者の自分だからこそ、これだけは始めるにあたって手元に置いておいてほしいアイテムを3つご紹介させていただきました。
ただ、ここまで書いてきて、いわゆるプラモデルならば、それこそ組み立てと同様に思いつく、塗装をする必要はないのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。
これはあくまで、初心者だからこその意見として聞いていただければと思いますが、結論、無理に塗装をする必要はないです。
そもそも今現在、多くのプラモデルが、ランナーからパーツを切り、パズルのように組んでいくだけで出来上がるものが多く、かつ、ほとんどの製品が色分けが既に済んでおり、必要な部分だけはシールを貼る必要がありますが、それだけでも、立派なプラモデルが出来上がる仕様になっています。
なので、まず最初は、パチ組みと呼ばれる、ランナーから切り出してパチパチと組んでいくところから始めていくのが良いのではないかと思います。
勿論、最初から塗装を始めてみてもいいですが、筆塗りは、慣れるまでに多少時間がかかりますが、人によってはこの部分だけこの色にしたい!というこだわりがある場合には、スプレー塗料も販売されておりますので、そこから始めてみてもいいですよ!
実際、僕は一番最初に手に取ったプラモデルが、ウルトラマンのプラモデルであったため、ウルトラマンの体色として特徴的な、銀色の部分が既成のランナーだとなんか違う、となり、銀色のスプレー塗料で塗っていましたので、そこは何を作るかによって違うというのはわかっていますが、それでも塗るだけで、ぐぐっと引き締まるプラモデルも多くありますよ!
この記事が、プラモデルを今から始める人の参考になれば幸いです。
そして、これも最後にお伝えしますが、プラモデルは何歳から始めても問題ないですし、逆にデジタルの遊びが多い今だからこそ、アナログの遊び方を極めてみるのはいかがでしょうか!
それでは!
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