海外のミュージシャンよ。同じミュージシャンに自殺すんなって言ってくれ…

昨日の夜、衝撃のニュースが世界中を駆け巡りました。

世界的テクノ/エレクトロロック・バンド

『The Prodigy』

そのフロントマンであるKeith Flint(キース・フリント)が、亡くなったというニュースでした。

享年49歳。あまりにも早く、かつ突然にこの世とお別れをしてしまいました。

最初僕はこのニュースを聞いた時、何かの病気かと思いました。

がその後、The Prodigy公式がKeith Flintの死因を発表しました。

その死因は

”自殺”

でした。

この発表を見て、僕は瞬時に

「またなのかよ・・・」

と悔しくなりました。


 

音楽に詳しくない方だと知らない方も多いでしょうが、ここ数年、世界的な音楽家/アーティストが、次々と自ら命を絶つということが、本当に続いているのです。

2年前には、Soundgarden・AudioslaveのChris Cornell

世界的ロックバンドであり、日本でも人気が高くその年に日本での来日公演も決まっていたLINKIN PARKのボーカルChester Bennington

去年は、世界的音楽プロデューサーであり、DJでもあったアヴィーチー(Avicii)

 

そして昨日、The ProdigyのKeith Flintが、悪い意味でそこに名を連ねてしまいました。

 

何が原因かなんていうのは当然、ファンにはわからないでしょうし、家族や友人、そして何よりも、一緒にここまでやってきたメンバーもまた、わからないのでしょう。

精神的な余裕がなく、心がボロボロで限界になり、死に向かってしまったのか。
そんな事しか考えられないですし、それしか考えられない自分もまた、情けないです。

おそらくもっといろいろな事が、僕の頭何かでは想像すること、そんな発想すら浮かんでこない程の出来事があったのでしょう。

 

ですけど、それでもやはりファン。ひいては一人の音楽好きとして、自ら死を選ぶなんてしないでくれ。と言いたいのです。

あなた方の音楽で救われてきた人がいる。本当に辛い時にずっと聞いていた。

そういう方々のためにも死んじゃいけないんでしょうし、そんなファンの声が届かなかったのか、と悲しくなるんですよ。

 

そういう時にこそ、同業者であるミュージシャン仲間が、死ぬなって言えなかったのかと思うのです。

それこそ何ならもうある種御意見番のようになりつつあるノエル・ギャラガー兄貴とかがもう死ぬ奴なんかバカだF〇ckだとか言えば大体のこと解決すると思うんですが汗

とまぁ半分冗談・半分本気の内容は一度置いておいて

 

ただ、それでもやはり同じ辛さ・痛みを共有できるのは”同業者”だけだと思うのです。

それこそ、メンバーには話せない、言いにくいことがあったとしても、同じミュージシャン同士なら親身に相談に乗ってくれるはずだと思うのです。

かつてSUM41のボーカルデリックが死の淵にいて、再起するために多くのミュージシャンが手を貸したことがある前例同様に、同じミュージシャン同士が助けの手を差し伸べられなかったのだろうか。
それ以上に、同じメンバーが救えなかったのだろうか・・・と考えれば考えるほどに、複雑な気持ちになっていきます。

 

出来ればこんな流れが続かないでほしいですし、正直もうとっととこんな最悪なムーブメント終われ。とその点に関しては本気で願っていますし、おそらく音楽好き誰もが思っている事でしょう。

ただ、今は死んでいった死者の魂が地獄に落ちず、少しだけ、ゆっくり休めることを願っています。

あんまり言いたくないですが、この言葉を。

Rest In Peace.

安らかに眠ってください。

音楽

Posted by naishybrid